gihyo.jp×Mashup Award 5プレゼンツ MA5 コンテスト開催中!受賞の極意

第4回 自分がわくわくできる作品を!株式会社サイバーエージェント浦野大輔氏に訊く

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「自分がわくわくできるか」が大切

Q:作品を作る際のこだわりや大切にされている点を教えてください。

一番,考えるところは「自分がわくわくできるか」ということです。自分が触れて楽しめるかがとても重要です。また,個人として制作するときは自分の得意分野があり,なるべく人がやっていないようなことや飛び道具的なギミックなどインパクトを与えることを意識して制作しています。

また,元々ゲーム好きでプレイヤーとして楽しんでいたのですが,WiiとニンテンドーDS,iPhoneの登場には影響を受けました。これらはすべてインターネットにつながるもので,インターネットにつながるということは今の自分の仕事に関わってくるので先行して勉強している感じです。今後,タッチスクリーンで操作するものや,また,PCや携帯電話,ネット家電も含め,どのデバイスでも動くものも作っていくことになると思うので新しいインターフェースについてはとくに意識しています。

MA4への応募に関しては「応募するからには結果を出したい」という気持ちがあって。デバイス賞を見つけたときは,ここを獲りに行こうと決めました。⁠AIR SANPO」自体は,ストリートビューをバランスボードで歩くという点が一番,大切なところだったので,あとの機能はマッシュアップアワード用に付け足しました。歩数をあえて「chumby」で出すという突っ込みどころも入れられたと思います(笑)

Q:注目している新技術,APIなどはありますか?また,今後,取り組んでいきたいことは何ですか?

iPhoneを初めとする,マルチタッチのスクリーンがどこまで一般化するかに興味があります。iPhoneは基本1人で操作するものなのですが,マルチタッチのディスプレイが普及していくと,みんなで操作するような大きいディスプレイも現れてくると思います。今は,そういうディスプレイがあっても研究やメディアアート的なものでしかないので,それらが今後家電などに普及してきたときに色々面白いものが作れるのではないかと思っています。

また,現在担当しているサービス アメーバピグを盛り上げたいと思っています。2月にサービスがリリースされてから会員数が130万人を超えていて今後もさらに拡大していきたいと考えています。

Q:今年のMA5へはご応募されますか?

アイデアはいくつかあるので飛び石連休を使って考えます。

サイバーエージェントさんのAPI「プーペガール」⁠AmebaVision」⁠アメばた会議」の3つがご提供されています。

自分のものづくりのために,コンテストをうまく利用する

Q:最後にアドバイス,メッセージをお願いします。

自分のものづくりのために,こういうコンテストをうまく利用してみてください。個人で制作していると「締切」がないために自分に厳しくないとなかなか完成させられないので,作品を作り上げるためのきっかけとしてコンテストを使うのがいいのではないでしょうか。

また,応募するからにはやはり結果が欲しい。そこで,どの賞を獲りに行くかという点を意識することが大切だと思います。おそらくグランプリを獲るような作品はグランプリとしての風格が求められると思うのですが,自分の場合は時間の制約も考え特別賞狙いで行くと決めてインパクトを出す方向にしました。そういった戦略的なことも考えていくと面白くなると思います。

ストリートビューやバランスWiiボード,iPhoneなど多様なデバイスを駆使し,現実とバーチャルの融合に取り組んだ『AIR SANPO』⁠このようなMR(mixed reality=複合現実感)の技術は最近ますます注目を集めており,今年のMA5でも力作が期待できそうです。

浦野さんは,時間の制約がある中で「自分の作品」を完成させるきっかけとしてMAを利用されました。今年のMA5の締切も,11月の飛び石連休明けで,まだまだチャンスはありますので,この機会に制作途中の作品や眠っていたアイデアを呼び起こしてみてはいかがでしょうか?まずはお気軽にMA5参加登録からエントリーをお願いします。

「大切なことは,自分がわくわくできるかどうか。自分自身がが触れて楽しめるかがとても重要です。」

「大切なことは,自分がわくわくできるかどうか。自分自身がが触れて楽しめるかがとても重要です。」

コンテスト開催概要

名称Mashup Awards 5 (MA5)
主催Mashup Awards 実行委員会
作品応募期間2009年9月25日(金)~11月4日(水)
授賞式2009年11月29日(日)⁠ ⁠最終選考会と同日開催)
最優秀賞・賞金100万円 ⁠そのほか計約50賞)
公式ウェブサイト http://mashupaward.jp/ ⁠参加登録無料)
公式ハッシュタグ#MA5
コンテスト応募方法

参加協力企業・団体が提供するAPI・リソースのうち,少なくとも1つを利用した作品を制作してご応募ください。応募時点でのインターネット公開済・未公開は,問いません。

著者プロフィール

佐藤有美(さとうゆみ)

Kurukuru Stone 有限責任事業組合所属。Webコミュニケーションプロデューサー。

所属:Kurukuru Stone 有限責任事業組合

著書:Web担当者を育てるコミュニケーション力』技術評論社(共著)

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