MongoDBでゆるふわDB体験

第14回 日本のMongoDBコミュニティ

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はじめに

MongoDBの機能や運用について紹介してきたこの連載も今回で最後となりました。連載の最終回として,MongoDBの日本のコミュニティであるMongoDB JPの活動内容について紹介し,最後にMongoDB JPへの参加方法を紹介します。

MongoDB JPについて

MongoDB JPは,オープンソースとして開発されているMongoDBの日本のコミュニティです。井上敬浩氏(@doryokujin)が中心となって2010年12月に立ち上がりました。現在は後述する「納涼もんご祭り」の開催に向けて,活発な活動が行われています。

MongoDB JP公式サイト
URL:http://www.mongodb.jp

MongoDB JPの活動内容

MongoDB JPは以下の活動を行っています。

  • MongoDBを普及するためのイベント
  • MongoDBに関する技術情報の日本語化作業
  • MongoDB技術者間の交流の促進,勉強会の開催
  • 開発元である10gen,Inc.との連携

それぞれの活動について,この後に紹介していきます。

MongoDBを普及するためのイベント

納涼もんご祭り

「納涼もんご祭り」は,MongoDB JP主催による一般参加指向の大型企画です。これまで開催してきたエンジニア向けの勉強会とは違い,日本人になじみの深い「夏祭り」をフィーチャーした気軽に立ち寄れるようなイベントです。MongoDBの開発元である10gen, Inc.にもスポンサーになってもらい,夏のMongoDB目玉イベントとして開催します。

より詳細な情報は以下の公式サイトをご覧ください。

納涼もんご祭り

MongoDBに関する技術情報の日本語化作業

ドキュメントの翻訳

Githubを使い,MongoDBの公式ドキュメントの翻訳を行っています。MongoDBの公式ドキュメントは充実していてページ数が多いですが,ひとつひとつ翻訳を進めています。翻訳完了後は公式な日本語ドキュメントとしてMongoDB公式サイトに掲載されるように10gen,Inc.と調整を行っています。

ドキュメント翻訳のGithubリポジトリ
MongoDB-JP / docs

Webinarの翻訳

Webinarとは,Web上で公開されているセミナーです。10gen,Inc.が作成したWebinarコンテンツを,許可をもらったうえで日本語吹き替え版を作成して公開しています。現時点では2つの動画が公開されています。

書籍の翻訳/執筆

MongoDB技術書の翻訳に加え,日本語版オリジナルのTipsと事例を加えた書籍の執筆をコミュニティのメンバーで計画しています。

MongoDB技術者間の交流の促進,勉強会の開催

丸の内MongoDB勉強会

2012年7月から毎月1回,丸の内でハンズオン形式の勉強会を行っています。MongoDBをインストールしたノートPCでの参加を推奨しており,実際に手を動かすことを大切にしています。 勉強会後の懇親会では,エンジニアならではの濃い会話で盛り上がっています。

過去の資料は全てGithubで公開されており,第1回からハンズオンを実施することも可能です。

勉強会の様子

勉強会の様子

勉強会のテーマは,MongoDBの基本機能から運用/監視方法まで幅広く取り上げられてきました。また,新バージョンのMongoDBがリリースされると,新機能についてハンズオンを行ってます。過去に取り上げられたテーマを一部紹介します。

  • レプリケーション,シャーディング,GridFSなど基本機能
  • Zabbix,MMSによる監視
  • Vagrantによる検証環境の構築
  • ソースコードリーディング
  • MongoDBを使っているシステムの事例紹介

また,最近では勉強会の前半に入門者向けハンズオンを行っており,MongoDBへの第一歩として参加できる勉強会を目指しています。

公式サイト
丸の内MongoDB勉強会

開発元である10gen,Inc.との連携

MongoDB JPはMongoDBの開発元である10gen,Inc.との連携の窓口としても機能しています。MongoDBコンテンツの日本語化作業の許可,MongoDBロゴの使用許諾やイベント開催時の連携などを実施しています。また,10gen, Inc.の日本での公式イベントである,MongoDB Tokyoの開催のサポートを行っています。

コミュニティへ参加するためには?

MongoDB JPは他の多くのオープンソースコミュニティと同様に,主にメーリングリストを使ってコミュニケーションをとっています。まずは,MongoDB JPのメーリングリストに参加してみてください。勉強会の開催情報などはメーリングリストに流れます。

また翻訳作業などを手伝えるのであれば,メーリングリストにその旨を送信して,MongoDB JPのGithubにアカウントを追加してもらいましょう。

オープンソースコミュニティ活動,MongoDB JPではじめてみませんか?

MongDB JPメーリングリスト
MongoDB JP | Google Groups

最後に

今回はMongoDBの日本コミュニティ,MongoDB JPの活動について紹介しました。MongoDB JPは,これからの日本のNoSQLコミュニティを牽引するような,精力的な活動を続けているグループです。MongoDBを広く日本で知ってもらうために今後も継続した活動を行っていきます。この記事を読んでMongoDBやオープンソースコミュニティに興味を持った方,私たちといっしょに活動しませんか?参加お待ちしております。

本記事で「MongoDBでゆるふわDB体験」は連載終了いたします。お読みいただきありがとうございました。執筆者一同より心から感謝いたします。

著者プロフィール

藤崎祥見(ふじさきしょうけん)

野村総合研究所 OpenStandia所属。オープンソースのR&Dとセミナー講師を担当。

Debian,Ubuntu,Liferayのコミュニティで活動した後,MongoDBの翻訳に関わり,丸の内MongoDB勉強会を始める。

実家がお寺で,住職の資格を所持する坊主系エンジニア。

Twitter:@syokenz


渡部徹太郎(わたなべてつたろう)

野村総合研究所 OpenStandia所属。オープンソースを使ったSIやサポートの業務に従事。

藤崎と共同で丸の内MongoDB勉強会を始める。

趣味は自宅サーバ。好きなものはLinuxとRuby。

Twitter:@fetarodc


林田敦(はやしだあつし)

野村総合研究所 OpenStandia所属。オープンソースを使ったSIや製品開発業務に従事。

丸の内MongoDB勉強会では広報兼雑用係を務める。

趣味はレザークラフト,ダイビング,スキー,キャンプ,ジェットスキー,カメラ等々。作って滑って撮って潜れるエンジニア。

Facebook:Atsushi Hayashida

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