初めまして。chocoです。本連載では,
なでしこの概要
なでしこは,
日本語って考えると,
なでしこの特徴は以下の通りです。
- ソースが日本語なので,
メンテナンスが非常に容易である (仕様書がなくても, ぱっと見て何かがわかってしまいます)。 - 実行ファイル作成時に,
GUIを利用するしないを選択できるため, バッチプログラム等を作成する時は実行ファイルサイズがとても少なくできます。 - 他プログラムとの連動命令が豊富なので,
バッチプログラムのように自分自身でなく, 他のプログラムを制御する場合に便利です。 - 開発環境は,
最新のバージョンでさえ10MB前後なのでネットブックでも快適に動作します。 - Windows APIにも対応しますので,
やろうと思えばかなり高度な事もできてしまいます。 - 日本語なので,
他の言語で挫折した人でも何とかなってしまうケースが多いです。 - 実行時に中間コードを生成する為,
インタプリタなのに実行速度が早いです。 - 毎月バージョンアップで常に最新の動向を反映させています
(最新のバージョンではLuaにも対応してます)。
なでしこのインストール
さて,
なでしこのホームページの一番左上に
ダウンロード画面に移りますので,
EXE版を選択した場合には,
インストールが成功すれば,
最初のプログラム
コピーと移動
初めて,
なでしこの命令は,
- ファイルコピー命令:
-
AからBへファイルコピー
- ファイル移動命令:
-
AからBへファイル移動
バッチの作成と保存
では,
ファイルのコピーを行うバッチを作成してみましょう。 例えば,
「c:\windows\tmp」 に 「aa. csv」 というファイルがあるとします。それをネットワーク上のファイルサーバーへコピーしてみます。ファイルサーバー名称は 「FILESV」 とします。 たった一行ほどの簡単なプログラムです
(リスト1)。なでしこエディタの1行目に記述します。 リスト1 記述例
「c:\windows\tmp\aa.csv」から「\\FILESV\aa.csv」へファイルコピー
せっかく作成したプログラムなので消えないように保存しておきましょう。保存ファイル名は任意で構いませんが,
今回は 「test. nako」 にします。 メニューから,
[ファイル] - [名前をつけて保存] を選択して, 「test」 で保存してください (図2)。拡張子は, 自動的に 「nako」 がつきます。 バックナンバー
なでしこを使って,日本語でバッチを書こう!
- 第5回 なでしこでバッチ「変数の定義」
- 第4回 なでしこでバッチ「繰り返し編」
- 第3回 なでしこでバッチ「条件分岐編」
- 第2回 文字列を操作してバッチを作ろう!
- 第1回 なでしこのインストールとバッチの作り方
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