デベロッパー必見!WordPress開発 A to Z

第1回 WordPress用開発環境を整える(その1)

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仮想化技術を利用した開発環境

WordPressに限らず,Webの制作現場において開発環境は重要な要素の1つです。Linuxのレンタルサーバで運用するのにWindowsマシンにXAMPPをインストールしてWebサイトを制作していませんか?

「開発環境では問題がなかったのに本番環境に移すとエラーになる」というような場合に,原因の切り分けにOSを含めてしまうときりがありません。開発環境と本番環境はできるだけ近くすることがデプロイをスムーズなものにします。

またそれだけではなく,Web制作の現場では各ブラウザをバージョンごとにチェックするなどの工程も必要とされており,ブラウザによっては別バージョンの混在が難しいケースもあります。このような場合にもバージョンごとの環境を仮想化ソフトウェアで用意しておく事で,よりきめ細やかなテスト環境を整えられます。

今回から数回に渡り,仮想化ソフトウェアVirtualBoxを使ってWordPress用開発環境を整える方法をお伝えします。

Windowsの上でUbuntu 6.06をゲストOSとしてインストールし,Ubuntuのパッケージ管理システムを通して簡単にPHP 4.4を導入します。最後まで読めばPHP4とPHP5両対応のプラグインを開発する環境を整えられますので,少し長いですが最後までお付き合いください。

仮想化ソフトウェアとは

仮想化ソフトウェアとは,ベースとなるホストOSの上で別のOSを仮想的に動作させるソフトウェアを指します。VirtualBoxはオラクルが提供する仮想化ソフトウェアで,個人あるいは教育,評価目的の場合には無償で利用することができます。

VirtualBoxでは,仕事で使うイコール商用として捉えていないため,ビジネスの現場でVirtualBoxを利用して開発環境を整えても無償で利用できるようになっています。

VirtualBoxのインストール

VirtualBoxをダウンロードしてインストールを行います。ネットワークの一時的な切断を伴いますので,起動しているアプリケーションなどを終了してから始めてください。

VirtualBoxのページにアクセスし,最新バージョンのダウンロードからVirtualBoxをダウンロードしてください。

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SunVirtualBox- サン・マイクロシステムズ
http://jp.sun.com/products/software/virtualbox/

“ダウンロードをクリックすると,各OS向けバイナリのダウンロードページに移動します。今回はWindowsにインストールしますので,Windows platformを選択してください。

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ダウンロードの際に入力フォームがポップアップしますが,技術ドキュメントが必要かどうかをたずねているだけですので,必要ない場合はContinue to Downloadをクリックしてダウンロードを続行してください。

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ダウンロードが完了したら,ダウンロードした実行ファイルを起動してインストールを開始します。

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ライセンスの内容を確認し,同意できるならばAcceptを選択してNextで次のステップに進みます。今回はVirtualBoxを再配布するような用途ではないため,ただの個人目的としてPUEライセンスのVirtualBoxを利用します。

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ここで言う個人目的が抽象的な表現ですので,具体的な適用の幅をお知りになられたい場合はVirtualBoxのライセンスに関するFAQをご確認ください。

Licensing_FAQ -VirtualBox
http://www.virtualbox.org/wiki/Licensing_FAQ

著者プロフィール

林亮(はやし りょう)

株式会社SPaiS代表取締役。

URLhttp://twitter.com/spais

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