デベロッパー必見!WordPress開発 A to Z

第4回 WordPress用開発環境を整える(その4)

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Ubuntuの環境を整える

開発環境にUbuntuを採用したのは,パッケージ管理システムによりソースコードのコンパイルなど煩雑な作業の必要なくサーバソフトウェアを導入できるのが主な理由です。ApacheもPHP4もMySQLもUbuntuの強力なパッケージ管理システムにより,コマンド1つでインストールから設定まで行えるようになっています。

パッケージ管理システムの参照先を変更する

インストール直後は,パッケージ管理システムのデータ取得先がCD/DVD-ROMドライブになっていますので,まずはその参照先をインターネットに変更します。

以下のコマンドを入力し,参照先リストのファイルを開きます。

sudo vim /etc/apt/sources.list

先のコマンドでもパスワードの入力が求められますが,インストール時に設定したパスワードを入力してください。パスワードを入力すると参照先リストが開きます。

参照先リストが開きましたら,⁠i⁠を入力してから以下の行の先頭に⁠#⁠を入力してコメントアウトします。

deb cdrom:[Ubuntu-Server 6.06.2 _Dapper Drake_ - Release i386 (20080110.1)]/ dapper main restricted

以下の2行の先頭にある⁠#⁠を削除してアンコメントします。

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# deb http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ dapper universe
# deb-src http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu/ dapper universe

次にESCを押してから⁠:wq⁠と入力しエンターキーを押します。参照先リストが閉じてプロンプトに戻れば変更作業は完了です。

ゲストOSのアップデート

このままではパッケージ管理システムの情報が古いため正しくインストールする事ができません。以下のコマンドを入力しエンターキーを押すと,パッケージ管理システムの情報を更新します。

sudo aptitude update

プロンプトが表示されれば更新は完了です。

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次に以下のコマンドを入力してパッケージ管理システムの情報に準じてUbuntuにインストールされているソフトウェアを更新します。

sudo aptitude upgrade

パスワードを入力するとインストールを開始します。Ubuntuのパッケージ管理システムは前述の通り強力なものですので,インストールするソフトウェアが依存するソフトウェアがあった場合,それらを自動的に検出し同時にインストールします。

そのため当初の予測よりも消費するハードディスクが多くなるなどの問題がありますが,自動的に検出した後にハードディスクの消費量を集計し,インストールを続行するか確認するプロンプトが表示されます。

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画像では46.7MBを取得し,934kBを消費すると表示されていますが,これはすでにダウンロードしたデータや圧縮される事による差ですので気にする必要はありません。更新を続行するために y もしくはエンターキーを押します。

プロンプトに[Y/n/?]などと表示された際に有効なキーは,y,n,?のいずれかです。もしくはエンターキーを押すことで大文字表記されているアルファベットを選択します。

初めての更新で大幅にデータが変更されましたので,一旦ゲストOSを再起動します。以下のコマンドを入力してエンターキーを押してください。

sudo reboot

次のようなダイアログが表示されますが,ゲストOSの再起動が始まり,PuTTYjpの接続が切れたために表示されるダイアログです。OKを押してください。

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ウィンドウタイトルに注目してください。今までとは違い末尾に⁠(inactive)⁠と表示されています。これは「SSH 接続が切れた」ということを指しますので,一旦PuTTYjpを閉じて再度起動しなおしてください。

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著者プロフィール

林亮(はやし りょう)

株式会社SPaiS代表取締役。

URLhttp://twitter.com/spais

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