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2013年12月第4週Xperia Z1 fが発売開始

Xperia Z1 f登場

NTTドコモがソニーモバイルコミュニケーション製のスマートフォン「Xperia Z1 f」を12月19日に発売しました。

黄色い端末が特徴的なXperia Z1 f
黄色い端末が特徴的なXperia Z1 f
docomo Xperia(TM⁠⁠ Z1 f SO-02F | 製品 | NTTドコモ

最近のスマホは、5インチディスプレイを搭載するのが主流で、大型化する流れになっています。今回発売された、Xperia Z1 fは、4.3インチのディスプレイを搭載した小ぶりのモデルです。

これで、6.4インチディスプレイを搭載するXperia Z Ultraから、5インチディスプレイのXperia Z1、4.3インチディスプレイのXperia Z1 fと、大型から小型までのラインアップが構築されました。それぞれ、画面の大きさに比例して小さく、軽くなっていますが、小さくなるほど厚みが増しています。同時に薄くなっていけば、言う事なしなんですが。

Xperia Z1 fのデザインは、Xperia Z1と同じオムニバスデザインが採用されています。アルマイト加工されたメタルフレームに、二枚のガラスをはめ込んだようなデザインは、Xperia Zから始まったものです。他の端末でよく見られるAppleコンプレックスを感じさせることもなく、使い込むほど愛着が湧く愛でるデザインと言えます。

ドコモオンラインショップでの販売価格は、機種変更、新規契約、MNPともに買い取りは79,800円となっています。二年間使うと実質負担額は、機種変更が39,480円、新規契約が19,320円、MNPが0円となっています。カラーバリエーションは、Lime、Pink、White、Blackの四種類です。最近の端末には珍しく黄色が用意されています。

Nexus 7(2013)用の純正周辺機器がようやく登場

ASUS Japanは、Nexus 7(2013)用のアクセサリ、ワイヤレス充電スタンドとMiracastドングルを12月25日に発売すると発表しました。価格は、ワイヤレス充電スタンドが5,480円、Miracastドングルが8,980円となっています。Nexus 7(2013)対応のアクセサリは、種類が少ないので、ユーザーにとっては朗報です。

ワイヤレス充電スタンドは、Qi準拠しており、Nexus 7をスタンドに立てかければ充電できます。スタンドには角度が付いており、これにNexus 7を置いた状態でhuluなどが楽しめる作りです。

まだ、発売されていないので確認できませんが、Nexus 7には、充電中にスクリーンセーバーを動作する機能があるので、これが連動して動作するのか気になります。もうひとつ、パッド式の充電機は、充電コイルの位置が合わず、適切な場所に置かないと充電されないことがあるようです。この充電スタンドでも、同じようなことが起こると考えられるので、うまく充電できる工夫がされているのか確認してみたいです。

Qi準拠のワイヤレス充電スタンド
Qi準拠のワイヤレス充電スタンド
«Nexus7(2013) accessory» PW100 ワイヤレス充電スタンド - ASUS Shop

もうひとつは、Miracastに対応したスティック型のアダプタです。

Miracastは、ワイヤレスディスプレイのことで、無線LANを使って、Androidの画面をMiracastレシーバーに対して伝送する技術です。このドングルを購入して、テレビのHDMI入力端子に差し込むとテレビにNexsu 7の画面を映し出せます。

対応機種は、Nexus 7(2013⁠⁠、MeMO Pad HD7、MeMO Pad 8、ASUS Pad TF701T、Fonepad 7、Fonepad Note 6となっています。Miracastは、規格が定められていますが、現在は、少なからず相性のような物が存在しているので、対応機種以外でこれが使えるかは不明です。

これに似た物に、Chromecastがあります。これは、対応アプリがあれば画面の一部をテレビに映し出せます。Miracastは、アプリの対応は必要ありませんが、画面すべてをテレビに映し出すので、使い勝手が異なります。

Miracastドングル
Miracastドングル
«Nexus7(2013) accessory» ミラーキャスト ドングル - ASUS Shop

Chromecast、販売国拡大へ

Chromecastが出たので、これの話題で締め括ります。

現在、Chromecastの正規販売は、アメリカとイギリスでしか行われていませんが、2014年から販売国を拡大する計画があると、Googleの担当副社長を務めるMario Queiroz氏が、Webサイト「GIGAOM」のインタービューで明らかにしました。

このインタビューでは、Googleが家電メーカーと提携して、パートナーが自社の製品にChromecastの機能を実装できるような取り組みも進めているようです。ドングルなしでChromecastが使えるならば、いまよりもスマートです。また、テレビだけではなく、レコーダーにChromecastが付いて、Androidの画面を録画できるようになれば、用途が広がるのはずです。

さて、本年はこれが最後になりました。皆様、良いお年をお迎えください。また、来年もよろしくお願いします。

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