Android Weekly Topics

2016年10月第1週 BlackBerry,自社開発のハードウェアを終了/Huaweiの次期スマートウォッチはTizen OSを搭載?ほか

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BlackBerry,自社開発のハードウェアを終了

9月28日,BlackBerryがハードウェアの自社開発を終了して,ソフトウェアに注力する新戦略を発表しました。

近年は,独自開発のBlackBerry OSではなく,Androidを搭載した端末「Priv」「DTEK50」をリリースしていました。端末事業で利益が出なければ撤退するとCEOのJohn Chen氏が公言していたので,いよいよその時が来たのと,Androidへのスイッチも功を奏しなかったことが判明しました。注力するとしたソフトウェア事業は,2016年第二四半期で前年比で2倍以上の利益と好調な状況での発表となりました。

端末販売から撤退するワケではなく,ハードウェア開発は外部企業に委託することが明らかになっています。DTEK50は,Alcatel Idol 4がベースと言われているので,この動きはすでに始まっていると見ることもできます。また,BlackBerryの特徴でもあるQWERTYキーボード搭載の端末は,継続を検討するとしています。

このように,BlackBerryブランドの端末は継続されます。BlackBerryは,端末を売りっぱなしにせずに,セキュリティアップデートもまめに行っているので,購入後もきっちり面倒を見てくれるメーカーの端末が欲しい方には,今後もよい選択です。

Android Wear 2.0のDeveloper Preview 3を公開,リリースは来年前半に延期

9月29日,GoogleはAndroid Wear 2.0のDeveloper Preview 3をリリースしました。また,Android Wear 2.0のリリーススケジュールを今秋から2017年の早い時期に変更しました。

Developer Preview 3が動作する端末は,LG Watch Urbane 2nd EditionとHuawei Watchで追加された端末はありません。年内には,Developer Preview 4がリリースするとされており,開発が予定通りに進めばCES 2017では多くの端末が見られるはずです。

Android Wear 2.0は,スタンダードアローンアプリ,単独での通信,UIの見直し,文字入力機能の搭載など,従来のAndroid Wearから大きく進化しています。これらを活かすアプリも必要なので,リリース延期はポジティブに捉えるべきかもしれません。また,いち早くリリースしたとしても,Android Wearを取り巻く状況に大きな変化をもたらすとは考えづらいので,完成度を上げたうえで状況が整ってからリリースするのは悪くない選択肢です。

Huaweiの次期スマートウォッチはTizen OSを搭載?

9月28日,『The Korea Herald』がHuaweiの次期スマートウォッチにTizen OSが搭載されるのではないかと伝えています。

Korea HeraldがSamsungの広報担当者に問い合わせたところ「Huaweiから打診を受けていない」と回答しており事実はわかりません。

商用端末で,Tizen OSを使っているのは,Samsung GearシリーズのスマートウォッチとZシリーズのスマートフォンのみです。Samsung Gearシリーズの最新端末である「Gear S3」は,単独でのLTE通信やGPS機能を持ち,1回の充電で最大3~4日使えるなど,Android Wearよりも優れる点をいくつか持っています。しかし,Gear SシリーズがAndroid Wearより高評価を得ているワケでもないので,Huaweiが採用する動機にはなりません。こうした話が出てくるのもAndroid Wear 2.0のリリースが遅れたためかもしれません。

今週は,このあたりで,また来週。

著者プロフィール

傍島康雄(そばじまやすお)

5月30日生まれ。

モバイルデバイスが大好物。それで動くアプリの開発に喜びを感じている。スマートフォン前夜のWindows Mobile,PalmOSのアプリに情熱を傾けていたが,最近は停滞気味でコードを書くよりも文章を書く機会が多くなっており,文章を書くのも,プログラミングと同じくらい奥深い作業だと感じている。

ブログ:http://yasuos.com/blog/

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