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2017年1月第3週Android Wear 2.0がまもなく登場か

Android Wear 2.0がまもなく登場か?

昨年の12月13日の話ですが、Android Wear 2.0 Developer Preview 4が公開されました。

Android Wear 2.0の特徴を以下にピックアップしておきます。

  • 単独でのネットアクセスが可能に
  • スタンドアローンアプリのサポート
  • 有料アプリに加えて、アプリ内課金をサポート
  • 新しい通知レイアウトとインラインアクションのサポート
  • 文字入力アプリのフレームワークをサポート
  • 文字盤に追加できるウィジェットコンプリケーションをサポート
  • 円形ディスプレイに対応したレイアウトが選択可能になった

Android Wear 2.0の新機能を総括すると、腕時計単体で動作する範囲が広がって、単独での通信や単独アプリがサポートされます。また、通知がより確認しやすくなり、これの返答方法も音声入力や絵文字、定型文、文字入力から選べます。

その文字入力は、フレームワークがサポートされたので、サードベンダが文字入力アプリを開発できます。スマホで使っている入力アプリがAndroid Wearにも登場するのか、フリック入力が発明されたように、腕時計ならではの新たな入力方法が登場するのかが気になるところです。

Android Wear 2.0を搭載したスマートウォッチは、生活するうえで必要な情報をこれだけで受け取れるようになり、必要があれば対応も行えるようになったという印象です。Google Assistantが使える話しも出ているので、複雑なタスクも腕時計だけで処理できる可能性があります。

広範囲に新機能が搭載されていますが、こうした視点で見れば筋の通ったアップデートです。

スマートウォッチは、日々の生活に大きな変化をもたらすワケではありませんでした。これは、多くの人達がここ数年スマートウォッチを使って気付いたことです。しかし、使い始めれば便利なもので、気づきであったりキッカケを多く与えてくれて、生活をより豊かにしてくれます。

ただし、これも回数が多くなると邪魔になります。我々は、いままで自ら主張する機器を身に着けたことがないので、気づきやキッカケのタイミングと回数は、今後、時間をかけて学習していき適切な頃合いを見出すことになるはずです。人は、身に着けるものに対しては保守的なので、時間と段階を経ていく必要がありそうです。

来月にはAndroid Wear 2.0が登場する

そのAndroid Wear 2.0ですが、2月には登場するとされています。Google I/O 2015で発表されたので長らく待たされました。

リリースは、2017年の前半と言われていたので、もう少し先になるかと考えていましたが、MWC 2017に合わせての登場なのかもしれません。これを待たずに、CES 2017では、カシオがAndroid Wear 2.0を搭載した「WSD-F20」発表しています。日本でも4月21日に発売します。

今回は「PRO TREK」シリーズとしてリリースされるので、前作よりもより過酷な状況で使われることを想定しているので、前作を経てカシオ側も手応えを得ているのかもしれません。

カシオ以外にもLGがLG Watch Urbane 3rd Editionを計画しているとウワサされており、MWC 2017でいくつかのスマートウォッチがお披露目される可能性があります。

2016年は、Motorolaが新しいmoto360をリリースする予定がないというニュースが出たり、PebbleがFitbitに買収されたことで実質的には消滅することになったりと、スマートフォン関連の暗いニュースが多くありました。2017年は、浮ついたような盛り上がりを見せることはないはずですが、1つのジャンルとして定着するか勝負の年になりそうです。

今週は、このあたりで、また来週。

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