モヤモヤ議論にグラフィックファシリテーション!

第6回 効果はいかほど? クライアント座談会

この記事を読むのに必要な時間:およそ 2 分

こんにちは。グラフィックファシリテーターの,やまざきゆにこです。 前回の予告どおり,今回は「クライアント座談会」をお届けします。

これまでいろいろとグラフィックファシリテーションについて書いてきましたが,見たことのない方にとって「実際のところどうなの?」と感じていらっしゃる方は多いと思います。その疑問に答えるには,やはり,私のグラフィックファシリテーションを活用してくださっている企業の担当者の方々に正直なところを語っていただくのが一番なのでは?と思い,企画したのが今回の「クライアント座談会」です。

お集まり頂いたのは,日本ではまだ前例のないこのようなグラフィックファシリテーションを,先陣切って活用してくださっている担当者の方々。みなさんは初対面同士で,グラフィックファシリテーションの活用方法もそれぞれ違うのですが,予想以上の盛り上がりを見せた意見交換。組織でのコミュニケーションのあり方や新しいものを生み出す場のあり方など,(あくまでもグラフィックファシリテーションは触媒として)本当に貴重な意見の数々を頂戴しました。

さて,その座談会の様子ですが,当初はよくある議事録形式(文字いっぱい!)でお伝えするつもりでしたが…,

それこそ「私のグラフィックの記録(グラフィックレコード)だ・け・で,座談会の様子をまずは体感 していただくのが本筋!」と思い,今回はグラフィックと簡単な説明だけを掲載することにしました。

座談会ではどんな意見交換が繰り広げられたのか? その場にいなかった皆さんには,どこまで感じ取って いただけるでしょうか。解説はなるべく最小限におさえてみましたので,まずはグラフィックを眺めてみてください。

① クライアント座談会

全部で7枚のグラフィックがあります。はじめに,下の絵は,私がいつも描く表紙のような一枚です(画像をクリックすると拡大して見られます)。

画像

メインコメンテーター
池内哲之さん
(日本電信電話株式会社 研究企画部門 コミュニティ推進担当 主幹研究員)
兼清俊光さん
(株式会社ヒューマンバリュー 取締役主幹研究員)
木村秀之さん
(株式会社リクルート 人事部 ゼネラルマネジャー)
中竹竜二さん
(早稲田大学 ラグビー蹴球部 監督)
有志
川口大輔さん
(株式会社ヒューマンバリュー 研究員)
大島利充さん
(NTTネットワークサービスシステム研究所)

(ご参加いただいた皆様にはこの場を借りて改めて,御礼申し上げます。お忙しい中,貴重なお時間・ご意見をいただきまして本当にありがとうございました!)

② 盛り上がらない会議…。「グラフィックでどうにかならない?」

こちらは毎回定例で参加しているワークショップ。議論によりますが, 2時間でたいてい6~10枚描いています。「議論そのもの(会議の雰囲気まで)が絵になるとは思ってもなかった効果」とのこと。泣いたり笑ったりしている喜怒哀楽のあるグラフィックたちを描いてみました。

こちらは毎回定例で参加しているワークショップ。議論によりますが, 2時間でたいてい6~10枚描いています。「議論そのもの(会議の雰囲気まで)が絵になるとは思ってもなかった効果」とのこと。泣いたり笑ったりしている喜怒哀楽のあるグラフィックたちを描いてみました。

著者プロフィール

やまざきゆにこ

様々な議論の現場で,グラフィックファシリテーション(=グラフィックレコード+グラフィックフィードバック+グラフィックダイアログ)を実施する。300人超のシンポジウムから,企業も国籍も違う参加者の集まる研究会,組織を横断したプロジェクト,経営者・リーダークラスのビジョン研修,組織研修,顧客との協働プロジェクトなど多岐に渡る。企業・組織の事業判断・意思決定,プロジェクトや個人の意識・行動変革の一助になればと"絵筆を持って"活動中。

グラフィックファシリテーター(graphicfacilitator)は,やまざきゆにこの商標登録です。

グラフィックファシリテーション.jp:http://www.graphic-facilitation.jp/

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コメント

  • 前よりもずっとイメージわきやすくなりましたね

    ゆにさんのグラフィックファシリテーションを他に紹介しようとすると結局、本人に会ってもらって、実演してもらうしかありませんでしたが、この連載のおかげでずいぶんと紹介しやすくなりました

    それぞれの人がもっている潜在的な意識が引き出されて出現する様子がよくわかります

    Commented : #3  鈴木利和 (2007/12/10, 15:01)

  • Re:

    ううむ。

    グラフィック・ファシリテーションがどういうものであるかを伝えるのは難しいですね。

    はじめて見る人には、これらの絵から読み取れる情報は少ない。これらの絵からどんな議論が行われたのかを想像するのは難しいのかな。話しの流れは感じられるけれども。

    最後の絵のモーツァルトとバイエルって???

    議論に参加した当事者と第三者では受け取るものがまったく違うのでしょう。

    グラフィックとして記録するということは、情報の抽象度が高いのでしょうね。キーワードやキーコンセプトを拾って視覚化するんですね。

    ただ、言葉でやりとりされる議論を絵にすることで聴覚が視覚に置き換えられる時に、抽象的な概念ではもたない。概念の具体化、イメージ化が必要なのでしょう。

    抽象的な言葉をイメージに変換する部分では具体化がなされ、結果として残る”絵”は、その議論の中での象徴的なキー概念の記録として残る。という感じでしょうか。

    Commented : #2  くろめがね (2007/11/11, 12:38)

  • 相変わらず

    素敵な流れのグラフィックファシリテーション(GF)!!
    この感覚は、ゆにの絵を間近にするともっと納得できます。
    それでもWEBに上げてくれて感謝!
    久々に(1年ぶりくらいか?)、ゆにのGFを思い出しました。

    そもそもゆにの絵は、
    俺の頭を整理してくれたり、会議の流れを作ってくれたり、
    自分では覚えていないくらい些細な発言を視覚化・象徴化してくれたり、
    理屈を感覚に置き換えてくれたり・・・。

    まさに今日の記事どおりだね。

    これからも頑張ってくださいな!

    Commented : #1  くにゃる☆ (2007/11/09, 23:46)

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