決済会議

第17回Visaデビットカードって

こんにちは、スマレジの山本です。なんとか消費税増税を乗り越えました。

さて、ふだんあまりテレビを見ないんですが、偶然「Visaデビット」のCMを見まして。

それについて調べてみましたので今回はそんな感じです。

visa-news.jpのサイトにもランディングページがありました。

さて、どんなものなのか、ジャパンネット銀行の小谷さんにお話を伺ってみました。

以下、QA形式でお届けします。

Q:Visaデビットってなんですか?

Visaクレジットカードと同じで、コンビニやスーパー、ネットショップなど3,600万のVisa加盟店(Visaマークがあるお店)でのショッピングにご利用いただけるサービスです。

Q:ふつうのクレジットカードとなにがちがうの?

クレジットカードと異なる点は、

  • 預金残高の範囲内のみでのご利用(限度額=自分の銀行預金残高)
  • ご利用代金が原則即時にお客さまの口座から引き落としされる

という点です。

口座から即時に引き落とされるため、現金感覚でご利用いただけます。

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Q:他社のVisaデビットとなにがちがうの?

ジャパンネット銀行では2種類のVisaデビットを年会費無料、入会審査無しで発行しています。

「JNB カードレスVisaデビット」

カードを発行しない、ネットショップ専用タイプ。WEB上でカード番号の停止・変更が自由にできるため、固定式のカード番号に比べ、セキュリティが高く、ネットショッピングに最適です。2014年3月末時点、自由にカード番号が変更できるカードレスVisaデビットを発行しているのは日本では当社だけです。

②「JNB Visaデビットカード」

店頭・ネットショップの両方で利用できるVisaデビットカード。当社のキャッシュカードとVisaデビットがセットになったカードです。少額からご利用いただけるため、ATMで現金を引き出す手間が省けます。

Q:どうやったら使えるようになるの?(申し込み)

ジャパンネット銀行のホームページからお申し込みができます。新規で口座開設をされると全員にJNB Visaデビットカード(Visaデビット付のキャッシュカード)を発行しています。

Q:どこで使えるの?

当社(ジャパンネット銀行)のVisaデビットはVisaクレジットカードと同じで、コンビニやスーパー、ガソリンスタンド、月額利用料金、ネットショップなど3,600万のVisa加盟店(Visaマークがあるお店)でご利用いただけます。

Q:(店舗オーナーが)自分のお店で利用可能にするには?

Visaのクレジットカードが使えるお店なら、ご利用いただける環境にあります。

磁気テープをスキャンする方法と、IC(PINパッド入力)タイプの両方が存在いたします。決済の手順はクレジットカードとまったく同じです。

ただ、お店の人は注意点が1つあります。⁠Jデビット」「Visaデビット」は異なるサービスのため、お客さまがカード支払い時に「デビットで」と言った際は、⁠Jデビット」「Visaデビット」かをお客さまに確認する必要があります。

Q:クレジットカード会社からお店への入金時には、Visaデビットであることが判別できますか?

加盟店を管理するクレジットカード会社(アクワイアラ)ごとに対応が異なりますので何とも言えません。ただ、大抵はクレジットカードとデビットカードの合算で1回で入金されるため入金明細からは判別できないことが多いと思われます。


なるほど。じぶんの銀行口座にある預金額が限度額になるっていうことで、カードを切るとほぼ即時に預金残高が減る感じ。

これはキャッシュカードを持ち歩くより便利ですね。というか、キャッシュカードにこのVisaデビット機能がついている場合が多いのかもしれません。

日本で法人向けVisaデビットを発行しているのはジャパンネット銀行だけだそうです。法人向けVisaデビットの特徴は、カード入会に審査が無いため決算書の提出が不要だということ。つまり、全企業が経費清算用などにVisa決済を導入できます。

便利そうなので、ぼくはさっそくキャッシュカードをVisaデビットに変えました。皆さまいかがでしょうか。

取材協力

ジャパンネット銀行 小谷 卓さん

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