着物でおでかけ春夏秋冬

第10回 二月のお出かけ「控えめに春を意識して 梅見へ行こう」

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梅園のすがすがしさは格別です。あの寒気のなか,健気に咲く梅花の可憐さには目を見張ります。

梅見のよさはもうひとつ,香り。ほんのりと,あるかなしかの香りがフッとよぎってまたどこかへ消えます。その繰り返しで消えては漂う梅の香りは,梅園のなかをそぞろ歩くこちらの気持ちを揺らし続けるのでした。

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そのかすかな香りをききもらさないためにも,今日は香りのものは控えましょう。着物についたお香の香りもなるべく早めに出して飛ばしておいて。香水などもつけずに出かけます。

著者プロフィール

平野恵理子(ひらのえりこ)

1961年静岡県生まれ。イラストレーター、エッセイスト。暮らしや着物,旅や山歩きについてのイラストとエッセイの作品が多数。新刊『ハピネス気分で山歩き』(山と渓谷社)『おいしいおみやげずかん』(KKベストセラーズ)『わたしの和道具帳』(清流出版),近刊に『いとしい和の暮らし―手作りで楽しむ日本の毎日』(ソニーマガジンズ社)など。

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