Mastodonを楽しく歩こう

第4回 アプリでマストドン生活を快適に!

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インスタンス切り替えを比較

現時点では,どれも似たようなところがあるマストドン・アプリですが,複数のインスタンスを渡り歩いて楽しむ人にとって気になるのはインスタンス切り替えの手軽さです。

図10 Pawooでのインスタンス切り替え

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比較してみると,Pawooは左上のメニューアイコンからインスタンスの一覧が引き出されます。

図11 friends.nicoでのインスタンス切り替え

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friends.nicoはプロフィールから,右上のアイコンをタップするとインスタンス一覧が表示されるという順序ですが,プロフィールアイコンを長押しすることでも一覧を表示できます。2ステップになるため,すこし煩雑です。

図12 Mustorでのインスタンス切り替え

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Mustorは画面上部に切り替えのためのUIが存在しますが,上部のボタンをタップすると下からメニューが表示されるため,ちょっとちぐはぐな印象を受けます。

図13 Amaroqでのインスタンス切り替え

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Amaroqは,friends.nicoと同じように,メニューからインスタンス一覧を探しにいく必要があります。

このうち本稿執筆時点において,画面上でいま表示しているインスタンスがわかるのはPawooとMustorのみで,他のアプリには今後改善してほしい点となっています。

今後,左右フリックでインスタンスを切り替えることができるような,異なるインターフェースのアプリも登場するのを待ちたいところです。

ブラウザでも大丈夫

複数のインスタンスを渡り歩いている人は,アプリよりもスマートフォンのブラウザのタブを利用する手もあります。

SafariやChromeのようなブラウザアプリは,パソコンとブックマークを共有できます。そこで,インスタンスの一覧をパソコン上で管理し,それをスマートフォンに同期させて利用するわけです。

流速が速いインスタンスでは次第に重くなる可能性もありますが,小規模のインスタンスを閲覧するにはタブブラウザでも十分なのです。

今後つぎつぎと登場するマストドン・アプリ

現時点で代表的な4つのマストドン・アプリを紹介しましたが,いまのところPawooを除いてiOSでの開発が多いのが現状です。

Androidでは他のアプリ,たとえばTuskyといった選択肢もあります。しかし,Pawooの完成度は高く,更新スピードも速いため,AndriodではまずはPawooを使うのがよい選択となりそうです。

iOSユーザーは,好み次第でPawooと,欧米のアプリを使い分けるといったことができます。私はふだん欧米圏のインスタンスはAmaroqで閲覧し,日本のインスタンスはすべてPawooにいれて巡回するという使い方にしています。

とはいえ,まだまだマストドンアプリの選択肢はそれほど多くなく,インターフェースもツイッターの文化を色濃く反映しているものとなっています。複数インスタンスや,リモートフォローといったマストドンならではの思考をどのようにアプリに反映していくか,今後の課題といえるかもしれません。

著者プロフィール

堀正岳(ほりまさたけ)

「人生を変える小さな習慣」をテーマとしたブログ,Lifehacking.jp管理人として仕事術,ライフハック,テクノロジー,文具,ソーシャルメディアなどについて執筆中。2011年アルファブロガー・アワード受賞。気候学者。理学博士。