悪魔の習慣
「生まれつき絵を描くのが苦手なんだ。文字だけで十分だよ。」
よほどの文才でない限り文字だけで伝えたいことを表現するのは難しいでしょう。

「文章には行間があります。」
よく行間を読み取れと言われますが,人によって受け取り方が違います。
口頭で補足説明できるのであれば,文章だけでも十分な時がありますが,仕事で使う文章はよく一人歩きすることがあります。ちょっとした文章表現の間違いが誤解を生む可能性もあります。
第三者が受け取った時に,書いた人の意図を理解してもらうためには,イラストや写真,図などを加えておく方が効果的です。
どうしても文章ばかりの資料だと読む気がそそられないこともあるでしょう。イラストを1つ入れておくだけで,アイスブレーキング(※1)のように読み手の警戒心を和らげる効果があります。
- ※1
- 「アイスブレーキング」とは,不特定の人々が集まる場所で,警戒している心を楽しく開いていくために行なわれるゲームや自己紹介のことです。
天使の習慣
「頭の中で思っているイメージを描く」
私たちは考えている時に,頭の中で文章が飛び交っているわけではありません。
頭の中では,過去の経験や知識が基準になってイメージを想像しているはずなのです。例えば,旅行の企画をする場合に,場所や集合時間,持ち物などを考えて案内文を作ると思います。
その時に,集合場所にバスが止まっていて,そこに順番に人が集まってきて,たぶんあの人が最初にくるんじゃないかなどをイメージしています。
どちらかというと,文章よりもこのイメージが先に頭の中にあって,それを文章にまとめているはずです。
「頭の中にあるイメージがすごく重要です。」
読み手に伝えやすくするために,最初に思い描いたイメージを描くようにしましょう。文章は,後からいくらでも加えていけばいいのです。
しかし,絵を描くのが苦手な人もいます。どちらかというと苦手と思っている人が多いのですが,そんな時は,写真を使う方法もあります。最近では,インターネットで検索すると,いろいろな写真を見つけることができます。
例えば,「旅行 バス 乗車」というキーワードでGoogleイメージ検索をしてみてください。先程の例のようなイメージを見つけることができます(※2)。

このように写真やイラストを文章の中に加えるだけで読み手に,自分と同じイメージを持ってもらえます。
「共感できる資料」
を作るように心がけましょう。
- ※2
- インターネット上の写真を使う場合は,ライセンス(著作権)や肖像権に気をつけましょう。
