悪魔の習慣
人気者はつらいよ。手帳には,いつも予定がびっしり埋まっているからね。」
忙しくなると,ついつい分刻みでスケジュールを入れてしまいます。
仕事が予定通り順調に進んでいれば問題ありませんが,1つでも仕事が長引くと後の予定全てに影響がでてしまい,大変なことになります。
予定を詰め込みすぎると,余裕が無いため身動きがとれなくなり,精神的にも追い込まれるので悪循環です。
これは,車間距離を空けずに車を運転しているのと同じことです。

仕事と仕事の間にも時間の距離を空けておかなければ,追突事故が発生してしまいます。
1つの追突事故が他の事故への引き金になってしまい,次から次へと仕事が空回りしてしまうのです。
最近では,グループウェアを導入し,個人の予定を共有できるようにしている会社も多いでしょう。このお陰で,会議の予定などを開催者が一気に登録できるので調整も楽になりました。
しかし,勝手に予定がどんどん入れられてしまう事もあります。息継ぎもできないぐらい予定が埋まってしまうとスケジュールを見るのもウンザリしてしまいます。
予定と予定の間に車間距離をとって,自分のリズムで仕事ができるようにしなければいけません。
天使の習慣
「遅れた時に備えて仕事の車間距離をとっておきましょう」
予定を詰め込みすぎず,予定と予定の間に予め車間距離(バッファの時間)をとっておきましょう。そうすることで,多少の遅れをバッファの時間で吸収できます。
バッファの時間があることで,気持ちにも「ゆとり」ができます。
「ちょっとでも遅れたらどうしよう?」
と焦ってばかりいると仕事が思うように進みません。
車間距離という備えがあれば,多少の仕事の遅れが発生しても慌てずに対処できるのです。
車の運転では速度によって車間距離を変えます。早く走っている時ほど,多くの車間距離を空けなければいけません。
仕事の場合でも,ボリュームの大きな仕事にとりかかっている時ほど,バッファ時間を多くとっておく必要があります。

例えば,1時間の仕事の場合はバッファ時間として10分とっておき,5時間かかりそうな仕事では1時間ぐらいバッファ時間をとっておくようにします。
人によってバッファ時間をどの程度とるかは違いますが,筆者の経験上,仕事量(作業時間)の20%ぐらいをバッファ時間にしておけば安全です。
バッファ時間がまったく無いのはよくありませんが,とりすぎると時間が余りすぎりので注意しましょう。
自分なりの最適な車間距離(バッファ時間)を見つけてください。
