悪魔の習慣
「この先どうなるのかなんて気にするな。
臨機応変って言うだろ,風が吹くまま,気の向くまま仕事すればいいんだよ。」
たまには寅さんのように,あてのない旅に出てみるのはいいかもしれません。ぶらっと一人旅に出ると,新しい発見があったり,ゆっくりと時間の流れを感じることができるので心が安らぐでしょう。

しかし,仕事までもがあてのない旅になってはいけません。
「行き当たりばったりの仕事は誰も喜びません!」
行き当たりばったりは,プロ意識が欠けている証拠です。
仕事に慣れてくると,ついつい準備に手を抜いてやっつけ仕事になってしまう時があります。やっつけ仕事には,必ずといっていいほどプラスの結果につながりません。
寿司職人の世界では
「仕込みができなければ職人とはいえない」
と言われています。
寿司屋の仕事の出来は,仕込みの良し悪しで決まってしまいます。魚の買い付けや下ごしらえ,店の掃除,道具の手入れまでの仕込みをどれだけ念入りにやっているかで寿司屋の味が決まっているといっても過言ではありません。
寿司ネタがよければいいというわけではありません。
おいしい寿司をお客さんに食べてもらうには,いかに仕込みをきっちりとできているかで変わってきます。
このようにプロであり続けるには,仕込みという見えない努力が欠かせないのです。
天使の習慣
「ゴールをイメージしながら念入りに仕込みましょう」
仕事がスタートする前にきっちりと仕込みをすれば,後の仕事がスムーズに流れるようになります。
プロだからこそ仕込みを行いましょう。

仕込みのやり方は,人によって異なります。いつも仕事が速いなという人の仕込みを盗んで自分なりの仕込みを確立しましょう。
- 机を掃除して不要な資料を捨てておく。
- 席の配置を考えてコミュニケーションをとりやすくしておく。
- インクの出ないホワイトボードマーカーを捨てて新しいものを用意しておく。
こういった細かい身の周りの整理も仕込みの1つです。