シモダテツヤのIT四コマふんわり劇場

第126回ビルゲイツの新商品

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僕の「むっちゃ寝たい」というリーマン時代の反動からうちの会社は始業時間が11時と少し遅く設定されているのですが、ついに先日のミーティングで社員全員に囲まれて「遅すぎるから10時に変更してくれ」と詰められました。

下克上、ついにきた。

僕は11時に設定しているにも関わらず、平気で2時間くらい遅刻するので、もし10時出勤に変更されたら3時間遅刻する人になってしまって後ろめたい状況に追いやられてしまうため必死で11時出勤の素晴らしさを唱えたのですが、僕以外の社員全員が「10時を望む!」と力強くアピールしてくるので数でボロ負けしてついに10時出勤を受け入れてしまいました。

それ以来、僕はいつも以上に後ろめたい気持ちで毎日出勤しているのです。

「10時に来ればいいじゃないか」というあたりまえすぎるツッコミもいくつかいただいたのですが、そういう問題じゃないんです。無理なもんは無理。美学に反するんです。美しくない。10時ぴったりに来るなんて美しくない。11時に設定してて13時くらいに来るのが美しい。調子のってるときなんて15時に出社して社員から白い目で見られるけどそれこそがレオナルド・ダ・ヴィンチが求めた「美しさ」なのではないでしょうか?違いますか。でしょうね。

編集部注:
たぶんダ・ヴィンチは求めてないよ……。

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