Googleケータイ、世に現る

第27回Xperiaは、スターとなるか?

NTTドコモからXperia発売決定

筆者が最も期待しているAndroid端末、Xperia X10がNTTドコモより発表されました。端末の型番は、SO-01Bとなりますが、FOMAのように型番では呼ばす、Xperia(エクスペリア)と呼びます。今まで、端末を思い入れのできない型番で呼んでいたことを思えば、大きな前進でNTTドコモの中でも、少し変化があったのかもしれません。

図1 ソニー・エリクソンのXperiaのサイト。情報が充実しているので、気になる方はアクセスして下さい。
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Xperiaの発売は、NTTドコモの春端末の展開に合わせたのか、少し先の4月となっています。アップルばりに、発表直後に発売!なんてサプライズを期待したのですが、直販ストアを持たないNTTドコモには難しい話のようです。物欲熱が一番熱いのは、製品が発表された直後なので、4月発売ならば、もう少し先の発表でも良かったように思います。

発表会と同じ日に、ブロガー向けのタッチ&トライイベントが行われてようで、参加者のブログには、その感想が書かれています。また、ソニー・エリクソンのサイトは、かなり充実しており、同社の力の入れようが伺えます。

少し辛抱したほうが良さそうです

そのXperiaですが、NTTドコモ版とソニー・エリクソン版では、スペックが若干異なるようです。

4月の発売を知って、筆者はソニー・エリクソン版の購入を検討したのですが、RAM容量(NTTドコモ版:384MB、 ソニー・エリクソン版:256MB)と3Gモデムのスペック(NTTドコモ版はHSDPA/HSUPA対応)が、異なり、NTTドコモ版のほうが強化されています。⁠小さなところでは、付属するmicroSDの容量もNTTドコモ版:16GB、ソニー・エリクソン版:8GBと異なります⁠⁠。

 Sony Ericsson Xperia X10docomo Xperia X10 (SO-01B)
OSAndroid 1.6
CPUQualcomm QSD8250 1GHz Snapdragon
ROMROM: 1GB
RAMRAM: 256MBRAM: 384MB
サイズ119 x 63 x 13 mm119 x 63 x 13.1 mm
重量135g139g
画面4インチ
854×480(FWVGA)
65536カラー TFT
GPS対応(aGPS対応)
デジタルコンパス対応
Bluetooh2.0
Wi-Fi.11b/g
カメラ8.1M
オートフォーカス
フラッシュ
顔認識
バッテリ容量1500mAh不明
SDスロットmicroSD スロット
8GB microSD付属
microSD スロット
16GB microSD付属
オーディオジャック3.5mm
USB端子microUSB

以前、この連載で書きましたが、鈴鹿で開催されたF1日本グランプリを観戦に行った際に、iPhoneは、使い物にならなかったが、HT-03Aは、もたつきながらも使える状態でした。この件以降、NTTドコモの回線品質には、絶大なる信頼をおいています。その回線をHSDPA/HSUPAで使えるならば、見逃す手はありません。なにせ、高速な通信速度は、スマートフォンにとって、協力な武器になりますから。

筆者と同様に、辛抱できずに、ソニー・エリクソン版の購入を検討している読者もいるかもしれませんが、楽しみに待つことにしませんか。

外内のデザインバランスは抜群

随分昔、ソニーのエンジニアから「デバイスのデザインとソフトのユーザインターフェース・デザインは、デザインテーマに従って統一されている必要がある。操作音であっても、そのテーマを崩すものであってはならず、拘りを持って開発している」と言った話を聞いたことがあります。

筆者は、ソフトウェアエンジニアで、ソフトウェアのユーザインターフェースデザインに対して、自身の考えや、思うところがあり、拘りを持って開発していますが、動作するプラットホームも含めて、考える機会は少なく、何となくは理解していても、言葉として、メッセージのように伝えられたことが無かったので、衝撃を覚えた記憶があります。

Xperiaの開発に、筆者が出会ったエンジニアが関わっているかわかりませんが、デバイスのデザインとソフトのユーザインターフェース・デザインに落差が無く、統一感があり洗練された印象を受けます。バタ臭い印象を受けるNexus Oneとは雲泥の差です。スマートフォンは、ケータイ電話と言う成熟市場の製品の上、日々身につけて持ち歩くので、ハード・ソフト共に、高いデザイン性を持つことは重要な要素です。

図2 XPERIAのデザインに対する拘りのサイトで確認できる。筆者は、背面の「NTT docomo SO-01B」のバッチが気になる…。
図2 XPERIAのデザインに対する拘りのサイトで確認できる。筆者は、背面の「NTT docomo SO-01B」のバッチが気になる…。

何かが変わり始めているのか?

発表会の場では、iモードメールに関して、既存サービスの「iモード.net」とは別の取り組みとして、年内にも新たな取り組みがあることが明らかにされました。

iモードメールが、スマートフォンでもプッシュメールとして使えるようになるであれば、長年の願いが叶うことになります。まだ、詳しいことは語られていないので、詳細はわかりませんが、冒頭でも書いたように、スマートフォンに対する姿勢が変換しているか?と思わせます。

また、Andorid向けアプリを紹介する「NTTドコモマーケット」も発表されました。これは、以前から語られていましたが、将来は、他キャリア端末からもアクセスできるようになるなど、⁠オープン性」が大きな柱になるサービスとされています。これまで、囲い込みに必死だったことを考えれば、スマートフォンに対する姿勢だけではなく、大きな戦略転換とも言え、何かが変わり始めているのか?と考えさせられます。

桜が咲く頃まで辛抱強く待つ

従来のケータイは、新機能を付加することで、顧客に対する提案して来ましたが、その使い勝手は、年々複雑になるどころか、年々面倒になっている印象さえ受けます。Xperiaは、使い方を再定義した上で、新しい提案を思った端末です。筆者がXperiaに、期待している理由はこの部分です。

発売は、桜の咲く頃です。

この端末が、皆を魅了する程美しく咲き誇ると信じているので、発売が本当に楽しみです。

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