長い期間に渡って結果を出し続けるためには,自分自身が気持ち良く仕事ができるようにする事が重要です。今回は普段私が行っている,仕事を気持ち良く行うための工夫を紹介します。
定量化ばかりでは参ってしまう
予算,スケジュール,進捗,成果など,基本的に仕事に関する事は定量的な数値によって管理されますし,そのように管理すべきものです。それらについての報告もそれに従って定量的な数値による報告が求められます。このような定量的な数値による報告が求められている場合に,例えば「だいたい終わりました」などといった定性的な言葉を使っての報告は通用しません。
勿論これは正しいことです。しかしそれだけでは人が疲弊し参ってしまいます。仕事の成果のベースは人です。個人の気持ちというものが本来成果を出していくための重要な要素です。つまり,人が疲弊してしまうと成果を出すことは大変難しくなるということです。しかし,疲弊してしまわないように人の気持ちを思いやることは大事なことなのですが,なかなか目を向けられていないのが現実として多くあるのではないでしょうか。
そこで,数値的な管理を行うべき仕事に直接関する事実は今まで通り定量的に評価を行いつつ,仕事の成果のベースにある人,つまり自分自身の気持ちに関する事は,他ならぬ自分自身によって徹底的に感覚的な楽しさや心地よさを追い求めるようにしていきましょう。こうして,定量的な部分と定性的な部分とのバランスを取ることが,長い期間にわたって結果を出し続けるために重要と考えています。
図1 安定した気持ちの上にしっかりとした成果

よい気分になるフロー
さて,良い気分になることを達成するためには,以下のような試行錯誤パターンがお勧めです。
図2 細かく工夫を試行錯誤

これは,色々な事を試しながら少しずつ現実を理想にすり合わせていくやり方です。 どうして革命的に状況を変えてしまうことを試みないかというと,失敗した場合のインパクトが大きい事と,壮大な計画が計画倒れになった時に意気消沈してしまう事を恐れているからです。
確かに,仕事の成果を増やすのが目的とした場合,革命的に状況を変える事は一つの素晴らしいやり方です。しかし今回は仕事の成果を維持した上で,気持ち良く働けるようになることが狙いとなります。
つまり,同じ結果を維持したままより良い状態を保つという点では,ソースコードのリファクタリングと同じような意味となります。
