「ITパスポート試験を受けて合格するまでの日記を書いてみませんか?」
──ITパスポート試験。
今回,このITパスポート試験合格日記のお話をいただいた席で聞いた私にとって,それはある意味で少し拍子抜けな試験名でした。なんだか優しい名前の試験……。
詳しく聞けば国家試験の一つとのこと。国家試験と言えば,ちょっとお固い名前で,なんだかとてもじゃないけれど私には縁遠き試験だと勝手に思い込んでましたが……でもITパスポート試験?
情報処理技術者試験とITパスポート試験
そもそもITパスポート試験は情報処理技術者試験と呼ばれる国家試験の1つにあたります。ここで情報処理技術者試験はどういうものなのかちょっと確認してみました。

主催の情報処理推進機構(IPA)のサイトではこのように説明がなされています。
情報処理技術者試験は,「情報処理の促進に関する法律」に基づき経済産業省が,情報処理技術者としての「知識・技能」の水準がある程度以上であることを認定している国家試験です。
情報処理推進機構のサイトより
ふむふむ,間違いなく国家試験のようです(ちょっとだけ疑っていました,すみません)。
ちなみに他の情報処理技術者試験には,応用情報技術者試験,エンベデッドシステムスペシャリスト試験,情報セキュリティスペシャリスト試験などなど12の試験が存在します。
それらの試験は難易度別で4段階に分かれています。収得したいスキルを詳細に選び,かつ能力レベルも分かる,いう訳ですね。
開催時期はは春期と秋期の年2回,全国の指定された会場に行き受験します(ちなみに会場は受験申し込み後,郵送されてくる受験票に会場が記載されています)。
また,サイトを確認すると次のようなことも記載されていました。
IT現場の第一線で活躍されている専門家や,大学・研究所など高等教育機関に所属されている専門家約400名からなる試験委員が問題を作成しています。
情報処理推進機構のサイトより
なるほど,急速なIT情勢の変化にも柔軟に対応できるような体制が整えられていて,とても好印象です。
今回,試験合格日記のお話を頂いたITパスポート試験は"レベル1",つまり情報処理技術者試験の中では一番簡単な試験になります。
“職業人として誰もが共有に備えておくべき基礎的な知識を測る試験”と定義されており,ストラテジ系,マネジメント系,テクノロジ系の3分野から出題されます。
また,ITパスポート試験自体は今年(2009年度)の春から生まれた新しい試験です。それ以前には同じような内容で初級システムアドミニストレータ試験がありましたが,試験の大幅な改訂によりITパスポート試験となったようです。
ちなみに平成21年度春期情報処理技術者試験の受験者総数は29万2842人。内,ITパスポート試験の応募者数は4万6802人だったそう。新しい試験はありますが,意外とたくさんの人が受験していて注目度の高い試験のようですね。



