Software Design 2004年10月号
- 定価
- 1,016円(本体924円+税10%)
- 発売日
- 2004.9.18[在庫なし]
- 判型
- B5
- 頁数
- 224ページ
サポート情報
概要
特集
SELinux大全
SELinux(Security-Enhanced Linux)は、米国のNSA(National Security Agency)が開発したLinux用のセキュリティ拡張実装です。インターネットセキュリティの重要性が高まる昨今、サーバで多く使われている Linuxへのセキュリティ対策も多数施されており、その新潮流として、今SELinuxに注目が集まっています。とくに最新のLinuxカーネル2.6 に標準実装されてからは、各種ディストリビューションで標準利用が進められており、普及の兆しを見せています。 本特集では、この話題のSELinuxに着目し、基本的な構造解説から、実際のシステムへの適用方法、管理/運用まで、まるごとSELinuxを取り上げます。このほかLSM(Linux Security Module)といった関連情報など、ほかでは見られない記事が満載です。 Linuxでセキュリティの向上を目指す方、必見の特集をお届けします。
第2特集
安全第一!社内ネットワークのルール
どこの企業や組織でも、メールやWeb閲覧などのインターネット利用はもはやあたりまえとなり、インターネットを使わない業務というのも考えられなくなってきています。 一方で、管理者の目が届かない各自のPCで行えるため、仕事をするふりをして匿名掲示板への書き込みを行ったり、私用メールのやりとりを行ったりと、業務にまったく関係のないことに利用しているシーンも多く見られます。 こうした問題は、会社の立場からすれば黙認できないことですし、また、ネットワーク管理の立場からすれば、不要なトラブル発生の原因にもなるため、非常に悩ましい問題と言えるでしょう。 特集では、このような社内から発生しうるネットワークトラブルを防ぐための各種ルールの設定および規制について考え、実際の対策方法を伝授します。
目次
特集
SELinux大全
- 1章:SELinuxとは?
- 2章:これで完璧! SELinuxのインストール/基本操作
- 3章:SELinux設定方法の基礎~ポリシファイル編集法
- 4章:SELinux徹底活用~セキュアなWebサーバ構築&管理マニュアル
- App1:セキュリティの基礎はここから~LSMを理解する
- App2:SELinuxの最新動向
- 5章:他のセキュアOSの選択肢~LIDSの紹介
- App3:FreeBSDのセキュリティ機能~jailの紹介
第2特集
安全第一!社内ネットワークのルール
- 1章:なぜルールが必要なのか?~私的利用/迷惑メール/情報漏洩
- 2章:インターネット使用制限~私的利用対策
- 3章:spamメール徹底追放~きちんと分別
- 4章:ウィルスメール退散!撃退作戦
- 5章:社内情報は漏らさない~メールフィルタリングの極意
- 6章:パケット検査指南!うまい方法教えます
一般記事
- Project Looking Glassの全貌【基礎編】
- MailScannerを利用したウィルス/spamメール監視システム【前編】
- PostgreSQL CEを取得しよう
- iSCSI+LVMで作る次世代ストレージサーバ
- オープンソースで作る一元環境【2】
連載
- ditigtal gadget【70】】
- ハードウェアエクスプローラ【6】
- 三酔人電脳問答【6】
- ネットワークエキスパートへの道~オープンソースでキメるSIP環境【6】
- ネットワークエキスパートへの道~Big Brotherで快適ネットワークシステム管理【13】
- レッツトライUNIX~Fedora Core徹底入門【6】
- レッツトライUNIX~UNIX的Mac OS Xの使い方【6】
- Linuxパワーアップ講座【60】
- Pacific Connection【118】 Kyleのシリコンバレー通信【97】
- FreeBSDニュース【78】
- Linuxニュース【79】
- Securityニュース【30】
- Mac OS Xニュース【8】
- 遠火強火式小記事【6】