特別総集編
Vol.1～45に掲載された特集・特別企画のPDFファイルをCD-ROMに一挙収録！

早いものでJavaが世に出てから10年が過ぎました。ホームページ上で画像を動かすための言語程度にしか思われていなかったJavaもこの間にすっかり知名度を上げ，サーバサイドから携帯電話，さらには家電製品に至るまで広い分野で活用されるようになりました。　ここまでJavaが普及したのは，ネットワークに秀でた言語であり，インターネットの普及する時代背景とマッチしたからとよく言われますが，多くのJava技術者の絶え間ない努力が実を結んだというのが一番の理由ではないでしょうか。 　本誌『JAVA PRESS』は，そのような多くの技術者の方々の協力のもとに8年の長きに渡って刊行を続けることができました。編集部ではこの過去の素晴らしい財産を捨ててしまうのはもったいないと判断し，今回総集編を刊行することにしました。添付CD-ROMには創刊号から昨年11月に刊行されたVol.45までに掲載された特集記事・特別企画記事をPDFファイルとして収録しました（都合により収録されていない記事もあります）。古いバージョンのJDKを使ったプログラミング記事や，もはや発売されていない製品のレビュー記事など，いまとなっては技術的に古すぎるという懸念もありましたが，総集編ということで内容の鮮度を問わずあえて収録しました。 　一方，本文はすべて書き下ろしの総まとめ記事を掲載しました。Javaの歴史を細かく検証した巻頭記事は本誌でお馴染みの杉山貴章さんに年表付きで書いていただきました。サーバサイドJavaについては第一人者の原田洋子さんに，組み込みJavaについては金山二郎さんにそれぞれ健筆をふるっていただきました。ほかにも資格試験と教育分野でのJavaの進出振りについての記事も掲載しました。存分にご堪能ください。