表紙の人

第1回二上貴夫さん

写真:平野正樹
二上貴夫さん(写真:平野正樹)
プロフィール
所属(株)東陽テクニカ
ソフトウェア・システム研究部
趣味昔はケーキ焼き、今は原稿書き
主な出没地春夏は軽井沢・千が滝あたり、秋冬は神田の淡路町にある鮟鱇屋や揚げ饅頭屋さんの近辺
好きな言葉“My God, it's full of stars!⁠
⁠なんてことだ、外は星の海じゃないか!)
映画「2010宇宙の旅」の名文句。異質だが素晴らしい驚きに出会ったときに必ず思い出します。
組込みプレス読者に一言!今の仕事を楽しみましょう。

学生時代から、自分は教師の器ではないと自覚していたにもかかわらず、最近は組込みソフトウェアの教育が仕事の主題になってしまいました。現在、教育と研究の材料として開発に一番熱を入れているのが、表紙の自動飛行する飛行船プラットフォームです。浮力などの自然現象、電子回路、機械構造、そしてソフトウェアの連携が目に見えるのでやめられないですね。

教育とか子供の遊びなど、お金が関与しない活動に対して仕事のできる人の反応は2種類あるようです。1つ目は子供のやることだと言ってばかにする人。2つ目は、知的なゲームとしてとことん楽しめる人です。私はもちろん、後者の子供じみたような人種が大好きです。ソフトウェアのモデリングが好きな人も、どちらかというと後者の人種が多いようですね。

活動年表
1954年怪獣ゴジラの同期生として東京に生まれる
1964年科学研究会設立(小学生)
1966年工作部設立(中学生)
1972年機械研究会設立(高校生)
1974年アイススケート部設立(大学生)
 この間20年はまじめな技術者
1994年シュレーアメラー研究会創設
1998年JAVA信頼性コンソーシアム発足
2000年UMLロボットコンテスト(現ETロボットコンテスト)創設
2001年SESSAME組込みソフトエンジニア初級コースをプロデュース
2004年Hamana-1サーベイヤ計画発足(SWEST)
2004年MDDロボットチャレンジ創設
2005年ソフトウェア・システム研究部発足(東陽テクニカ)

表紙モデルをやってみて

編集部から、⁠チョイワルでお願いします⁠と言われて気が動転、ブルックスブラザーズへ家内と買い物に走り、大騒ぎ。楽しかったです。

Making photo

飛行船はヘリウムガスで浮いていますが、動かないように天井から紐で固定しています(写真:編集部)
飛行船はヘリウムガスで浮いていますが、動かないように天井から紐で固定しています(写真:編集部)
何カットか撮ってパソコンに取り込み、カメラマンさんとポースや表情の確認中(写真:編集部)
何カットか撮ってパソコンに取り込み、カメラマンさんとポースや表情の確認中(写真:編集部)
デジカメは撮ったあと、すぐ確認できるのが便利です(写真:編集部)
デジカメは撮ったあと、すぐ確認できるのが便利です夫(写真:平野正樹)
「笑ってくださ~い」と言われなくても満面の笑み。スバラシイ!(写真:編集部)
「笑ってくださ~い」と言われなくても満面の笑み。スバラシイ!(写真:編集部)

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