(株)カヤックは9月14日、位置情報とグループチャット一体型のストリーミングAPI「ナカマップAPI」を公開した。このAPIは、同社が提供するグループチャットサービス「ナカマップ」の技術を応用したもの。
ナカマップは、iPhone、Android搭載端末、フィーチャーフォン対応の位置情報に連動したグループチャットアプリ。現在15万人が利用し、AppStoreソーシャルネットワーキングランキングで1位を獲得している。
ナカマップAPIでは、グループに参加しているユーザの位置情報を取得する機能、グループ内でのリアルタイムチャットの機能など、ナカマップを構成する機能をAPIとして提供する。ユーザ認証にはOAuth2認証を使用する。
開発者はナカマップAPIサイトで登録すると、APIを無料で利用することが可能となる(※)。また、応募受付中のWebアプリ開発コンテスト「Mashup Awards 7」においても応募用APIを公開している。
ナカマップAPIを活用することで、たとえば、テーブルトークRPG、人狼BBSのようなBBSゲームなど、グループコミュニケーションを必要とするゲーム、あるいは位置情報を利用したゲーム、ペットの位置を確認するためのアプリ、botなど自動化プログラムを利用した新たなグループチャットサービスといった新たなサービスやソフトウェアが生み出されることを期待しているとのこと。
カヤックからは、近日中にサイバー鬼ごっこ専用アプリをサンプルとして公開予定。
- ナカマップAPI
- URL:http://developer.nakamap.com/
- (株)カヤック
- URL:http://www.kayac.com/