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ミクシィ代表取締役異動を発表――創業者の笠原健治氏から朝倉祐介氏へ

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株式会社ミクシィは2013年5月15日,2012年度通期決算発表および新経営陣による戦略発表会を開催した。

売上減,利益増となった2011→2012年の実績

2012年通期の決算に関しては,売上高が5.3%減の126億3,200万円,営業利益17.3%増の25億7,400万円,経常利益24.8%増の26億2,900万円,当期純利益120.7%増の16億5,400万と発表された。

創業者の笠原氏が取締役会長へ,新任の代表取締役に朝倉祐介氏が

同日,同社の経営体制の変更について発表された。最も大きい異動となったのが,創業者であり,現代表取締役社長笠原健治氏が,取締役会長に移り,執行役員経営企画室長朝倉祐介氏が,代表取締役候補として発表された。

「自分は起業家であり,0を1にする新規事業に最も価値を発揮できると考え,これからまた社会的意義のある新規事業を生み出して行きたい」とコメントした笠原氏

「自分は起業家であり,0を1にする新規事業に最も価値を発揮できると考え,これからまた社会的意義のある新規事業を生み出して行きたい」とコメントした笠原氏

新生ミクシィが狙うスマホ市場,そして3つの戦略

新体制発表にあたり,ソーシャル事業を中心に担当する新取締役最高事業責任者の川崎裕一氏は「⁠mixiでは)これからはスマホ,とくにスマホアプリに注力していきます」と,スマホユーザを意識したソーシャルネット事業展開に目を向け,そのためにスマホアプリエンジニアを4倍に,そして,スマホアプリ開発基盤の構築に取り組むことを述べました。

また,具体的な数値として,スマホアプリのダウンロード数1,000万,現在2種類のみのmixi向けスマホアプリを50種類開発することも発表しました。

続いて,ミクシィ全体の展開として,新代表取締役候補となった朝倉氏から,

  • SNS「mixi」内外での収益拡大
  • 外部事業への積極投資
  • アントレプレナーの輩出

という3つの戦略が述べられ,この3つの変革を軸に,新生ミクシィの成長を約束すると力強くコメントされました。

「⁠日本のソーシャルネット黎明期)当時のギラついたミクシィを取り戻します。そして,傑出した人材の多いミクシィを,国内ナンバー1のアントレプレナー輩出企業へすべく,⁠永久変革⁠する企業を目指します」と意気込みを述べた新代表取締役候補の朝倉氏

「(日本のソーシャルネット黎明期)当時のギラついたミクシィを取り戻します。そして,傑出した人材の多いミクシィを,国内ナンバー1のアントレプレナー輩出企業へすべく,“永久変革”する企業を目指します」と意気込みを述べた新代表取締役候補の朝倉氏

また,この展開の一環として,戦略事業子会社として

  • 株式会社ミクシィマーケティング
  • アイ・マーキュリーキャピタル株式会社

の2社を新規に設立(2013年7月1日予定)することが発表され,Find Job!,mixiに続く新しい事業の展開にも積極的に取り組んでいくことが伝えられた。

新経営陣5名。左から笠原氏,川崎氏,朝倉氏,取締役最高財務責任者 荻野泰弘氏,取締役最高技術責任者 松岡剛志氏

新経営陣5名。左から笠原氏,川崎氏,朝倉氏,取締役最高財務責任者 荻野泰弘氏,取締役最高技術責任者 松岡剛志氏

力強く握手する笠原氏と朝倉氏

力強く握手する笠原氏と朝倉氏

著者プロフィール

馮富久(ふぉんとみひさ)

株式会社技術評論社クロスメディア事業室室長。

1975年生まれ。横浜市出身。1999年4月株式会社技術評論社に入社。入社後から『Software Design』編集部に配属され,2004年1月に編集長へ就任。同2004年9月に『Web Site Expert』を立ち上げ,同誌編集長に就任,現在に至る。その後,2008年9月に設立したクロスメディア事業部(現クロスメディア事業室)に配属。現在,社外活動として電子書籍を考える出版社の会の代表幹事やWebSig 24/7のモデレーター,TechLIONプロデューサーなども務める。過去にIPAオープンソースデータベースワーキンググループ委員やアックゼロヨン・アワード他各賞審査員などの経験を持つ。

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