グレープシティ、ARアプリ開発環境「Wikitude」販売を開始

グレープシティ⁠株⁠は10月20日、HTML/JavaScript/CSSなどのWeb標準技術でAR(拡張現実)アプリを開発できる「Wikitude SDK」および、ブラウザ上でARコンテンツを簡単に作成するクラウドサービス「Wikitude Studio⁠⁠、大規模AR開発用ソリューション「Wikitude Cloud Recognition」「Wikitude Targets API」を発売した。7月に豪Wikitudeと代理店契約を結んだことによるもの。

Wikitude SDKは場所を認識してARコンテンツを重ねる「ロケーションベース型」と、任意の画像を認識してARコンテンツを重ねる「画像認識型」の両方をサポートしており、iOS、Android、スマートグラスに対応したネイティブアプリを開発できる。また、XamarinやCordova、Titanium、Unity等の開発環境へのプラグインも無償で提供されている。

SDKのライセンス価格はiOSまたはAndroidで1アプリを開発/配布できるSDK Liteで112,000円、アプリ数無制限のSDK Pro+ Unlimitedが859,000円(いずれも価格は税別)ほか。

販売は同社のWebサイトで直接行われる。

Wikitude
URL:http://wikitude.grapecity.com

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