いつでもどこでも「OK、Google」――Googleアシスタントを搭載するスピーカ「Google Home」「Google Home Mini」発表~Google Homeは10月6日から発売

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グーグル合同会社は10月5日、同社のAI技術Googleアシスタントを搭載したスマートスピーカ「Google Home」および「Google Home Mini」を発売することを発表した。

Google Home / Google Home Miniの発表を行う、グーグル合同会社製品開発本部長、徳生裕人氏
Google Home / Google Home Miniの発表を行う、グーグル合同会社製品開発本部長、徳生裕人氏

Googleアシスタントは、Googleが開発を進めているAI技術で、現在、Androidスマートフォンやスマートタブレットに搭載されている。

Google Home(左)とGoogle Home Mini(右)を紹介する、グーグル合同会社ハードウェアパートナー事業開発本部統括部長、埜々内ルイ氏
Google Homeを紹介する、グーグル合同会社ハードウェアパートナー事業開発本部統括部長、埜々内ルイ氏 Google Home Miniを紹介する、グーグル合同会社ハードウェアパートナー事業開発本部統括部長、埜々内ルイ氏

今回発表されるGoogle Home/Google Home Miniは、音声で動作するスマートスピーカでユーザはスピーカと対話しながら、日常生活のサポートが受けられる。

最新版に搭載される主な機能は以下のとおり。

  • あらかじめ登録されたメディアやサービスからさまざまな情報を収集可能
  • 日常のタスク管理・遂行のサポート
  • ユーザの音声にカスタマイズできる「ボイスマッチ」機能
  • あらかじめ用意された音楽コンテンツの視聴
  • スマートデバイスやサービスを操作できる「Actions on Google」
発表会の最中、キッチンやリビングを想定したGoogle Home/Google Home miniの利用シーンをイメージしたデモが行われた
発表会の最中、キッチンやリビングを想定したGoogle Home/Google Home miniの利用シーンをイメージしたデモが行われた 発表会の最中、キッチンやリビングを想定したGoogle Home/Google Home miniの利用シーンをイメージしたデモが行われた

とくに注目したいのが「ボイスマッチ」「Actions on Google」の2つの機能。

ボイスマッチは、1つのデバイスで最大6名分のアカウントを登録し、ユーザごとの音声を認識して、サポート内容を切り分けられるというもの。基礎技術には、Googleが開発を進めている自然言語処理と音声認識技術が採用されている。

Actions on Googleは、Googleアシスタントを通じて、ユーザとGoogle以外のサービスを連携する仕組みで、⁠OK、Google、○○○」と、⁠○○○」の部分に該当するサービスを指定することで、そのサービスをハンドフリーで利用可能となる。現在は、USでのサービスのみが対象となっているが、今後数週間以内に日本国内のサービスにも対応していくとのこと。

Actions on Google対応予定のサービス
Actions on Google対応予定のサービス

その他、NHKラジオやニッポン放送などの通信情報、YouTube、SpotifyやNetflixなどのオンラインコンテンツ配信サービスが利用できる。

Google Store(オンライン)のほか、ビックカメラやヤマダ電機などの店舗経由で購入可能となる。

希望小売価格はGoogle Homeが1万4,000円(10月6日、10:00~⁠⁠、Google Home Miniが6,000円(10月23日~、予約は10月6日~)となる(いずれも税抜き⁠⁠。

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Google Home / Google Home Mini
https://store.google.com/product/google_home

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