昨日に続き,PHPカンファレンス2010が開催されます。本日(2日目)は「テックデイ」と題して,技術よりのセッションが展開されます。
本ページでは,2日目のレポートを随時掲載していきます!
イベント開始前
今朝もスタッフの皆さんが慌ただしく準備を進めています。
昨日同様,会場の入り口には展示スペースが設置されています。来場の際には是非お立ち寄りください!
亀本大地さん「オープニング」
昨日のビジネスデイに引き続き,今日のテックデイもPHPカンファレンス2010実行委員長の亀本大地さんの挨拶で始まりました。
「最先端の技術についてのセッションが並んでいます」と各セッションが紹介されました。また,スポンサーの紹介と無線LANについての説明もありました。今日も快適な無線LAN環境を利用できます。すでに #phpcon2010 ハッシュタグを使った多くのツイートが流れています。
Rasmus Lerdorfさん「PHP Then and Now.」
今日の基調講演は,PHPの生みの親,Rasmus Lerdorfさんです。
「1993年,すべては Mosaic を見た時に始まった」との語りとともに,スライドには懐かしいMosaicの画面が映し出されました。Mosaicの出現によって,「自分のやっていることを初めて母親に説明できるようになった」とRasmusさんは話します。
懐かしいPHP 1のコードがスライドに表示された後は,PHP 5.3の説明です。最新版であるPHP5.3.3はほぼ1ヶ月前にリリースされました。「まだPHP 4を使っている人はぜひアップデートしてほしい。現在はPHP 4を走らせるべきではない」とし,PHP 4よりPHP 5のほうがはるかに速く,また5.2よりも5.3のほうがさらに速いと話します。
PHP 5.3.3は,内部のエンジン内のスタックが改善されていること,定数には専用のメモリが割り当てられること,例外処理も高速化されていること,コンパイラをうまく活用することでバイナリサイズも小さくなり,起動も高速化していること,Windows版のPHPはマイクロソフトの協力によって40%の速度向上が実現したことなど,最新版では著しい高速化が実現しているとの話でした。 PHP 5.3以降の新機能として,クロージャ,名前空間,遅延スタティックバインディング(LSB),ガベージコレクション,ヒアドキュメントのシングルクォート版であるNOWDOCなど,多くのフィーチャーが説明されました。また,名前空間の区切り文字として「\」が選ばれた理由として,ウェスタンキーボードで機能の割り当てられていない一文字の記号が \ しかなかったことを説明した後,「ひょっとして日本語の文字を使ったほうがよかったのかな」とリップサービスも忘れないRasmusさんでした。
今回の講演のスライドは,http://talks.php.net/show/phpjp10 にて公開されています。

