レポート

お客全員がヒーロー─iPad発売イベント体験レポート

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米国時間2010年4月3日,Apple発の注目端末「iPad」が世界に先駆けてアメリカ国内で発売された。Apple Store旗艦店で見たiPod発売イベントの体験レポートをお届けしよう。

iPad発売は,時差の関係からアメリカ東海岸が世界で最初の場所となった。筆者にとって初めてのApple Storeでの行列体験だったが,それはAppleならではの演出を体感できる,並んでいるお客全員がヒーロー気分になれるショーと言えるものだった。

ニューヨーク旗艦店でiPad発売を待つぞ!

「iPadは予約していないと手に入らないのでは?」――iPad発売前にはそんな情報が錯綜していた。家電量販店の「Best Buy」の店員に尋ねてみると,4月3日には「Best Buy」の主要店舗に各モデル5台ずつ,15台しか販売されないという。筆者は事前に1台自宅への配達を予約注文していたが,時差の関係から世界で一番早い発売となる場所でお祭り騒ぎに参加しよう,そして知人に頼まれていたiPadを旗艦店なら当日でも入手できるのではという期待を持って,ニューヨークの5th Avenue店に並ぶことにした。

となると,問題なのが「何時から並ぶか?」である。発売日前日からすでに並び始めた人がいるとのニュースも流れていた。しかし並んだとしても確実に手に入るかはわからないし,徹夜するほどの元気もない。一応,発売日には1台iPadが届くし,今回はお祭りという場に参加することが大事なので,そのための体力も十分に温存しておきたい。ということで,会社の同僚と朝6時から並び始めることにした。

Apple Store前に各メディアが集結

Apple Store前に到着したのは午前7時,結局2人とも1時間寝坊してしまった。遠巻きに見ると行列は思っていたほどではない。ビルを囲むように行列ができているかと思っていたが,少ない待ち時間で済みそうだ。行列は予約がある組と,当日購入する組に分かれていた。全体で1,000人弱くらいだろうか。整理券が配られることもなく,当日発売分には余裕がありそうだ。

当日朝の行列

当日朝の行列

西海岸よりも3時間早い発売ということもあり,アメリカの各テレビ局はもちろん,日本からはNHK,日本テレビ,テレビ朝日のスタッフも来て取材を行っている。

詰めかけた報道陣(1)

詰めかけた報道陣(1)

報道陣(2)

報道陣(2)

発売1時間前にどこからか歓声が湧き上がる。ブログメディアの「ギズモード」が行列の前に並んでいる人に袋を配り始めたのだ。中身はiPadのケース。iPad用のアプリやアクセサリの告知を始める人も。世界中からメディアのスタッフもきているからPRには格好の場だ。

ギズモード配布の紙袋

ギズモード配布の紙袋

iPad保護アクセサリのPR

iPad保護アクセサリのPR

Twitterへ行列の様子を投稿していると,全米告知で興奮が盛り上がってきているのが伝わってくる。

いよいよ発売間近。行列からも盛り上がりが伝わる。

いよいよ発売間近。行列からも盛り上がりが伝わる。

カウントダウンが始まり,何十台ものiPhoneがその場面を写真に収めようと頭上に掲げられる。

Apple Store開店の瞬間

Apple Store開店の瞬間

著者プロフィール

美谷広海(みたにひろうみ)

1975年フランス生まれ。引越し歴14回。ゲーム,モバイル,Webとデジタルコンテンツの企画,プロデュースを行い,Webサービスの海外進出、海外から日本への事業展開に従事中。ブログは『Fool on the Web』。海外に日本のIT情報を紹介するasiajin.comにも参加しています。

メールは hiroumitani@gmail.com

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