レポート

Maker Faire Tokyo 2018で見かけたおもしろ作品30選

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恐竜型ロボット

生き生きとした動きで,会場でとくに注目されていたのがこのロボット。床にあるものを咥えて,歩き回ることができます。

3Dカタン

ボタンを押してデジタルでサイコロを振る,球状にボードが配置されたカタン(六花系のタイル型ボードゲーム⁠⁠。未来の宇宙飛行士は長旅の間にこうした球状のボードゲームを楽しむのかもしれません。

デジタルとアナログが融合した,3Dタイプのカタン

デジタルとアナログが融合した,3Dタイプのカタン

琵琶湖ボードゲーム

琵琶湖愛に溢れたボードゲーム。琵琶湖の名産品などがカードとして使われており,遊びながら自然と琵琶湖のことが学べます。

琵琶湖特化型のボードゲーム。これをやれば琵琶湖博士になれる?!

琵琶湖特化型のボードゲーム。これをやれば琵琶湖博士になれる?!

Kage User Interface

影に振れることで操作ができるインターフェース。影というのは実体の投射であり,投射を操作することで逆に実体を操作できます。この要素はARなどでも活かすことができるかもしれないと思わされる作品です。

目の光る動物アクセサリー

MFTではさまざまな作品が展示されていましたが,それぞれの作品がどのように作られているのか気になるところです。この作品はMFTの中でもその仕掛けをわかりやすく,とても魅力的に行っていたのが印象的。内部を展示した仕掛けにモータをつけ,自動でその動作をデモするこの装置自体が別の作品となっています。

仕掛けと構造をしっかりと解説して展示していた作品

仕掛けと構造をしっかりと解説して展示していた作品

Kira:bit

最後に紹介するのは,メイカー系では王道?である光モノ。micro:bitを使って,簡単に光る剣のおもちゃが作れる「Kira:bit⁠⁠。子供が気にいるのは間違いなしで,だいぶズルいと思いました(笑⁠⁠。

メイカー系で王道の光モノ。micro:bitを使い,作って楽しめる

メイカー系で王道の光モノ。micro:bitを使い,作って楽しめる

番外:裏メイカー祭から「デジタル木魚」

MFTは年々規模が拡大しています。その結果,出展枠から漏れてしまう参加希望者も存在するのです。そこで出展落選組の有志が同じ会場の会議室をかりて開催したのが裏メイカー祭。そのポスターからも熱い想いがほとぼしっています。

裏メイカー祭入口

裏メイカー祭入口

その裏メイカー祭でも興味深い製品が数々展示されていました。その中から1つ,⁠デジタル木魚」を紹介します。

画面にはお経が表示されており,一文字読み上げるごとに木魚を叩くと文字が送られていくという仕組みです。これならお経を覚えていなかったり,馴染みのない人でもお経を唱えることができます。

デジタル時代の法事に必須になるかも

デジタル時代の法事に必須になるかも


このように,今年のMFTは,例年に輪をかけておもしろくレベルの高い作品が多数展示されていました。筆者も海外のメイカーフェアやスタートアップ関連の展示会に出展したりしている中,とても密度の高いイベントであると感じました。最近は継続している結果,ネタ切れを感じるような展示会も多くある中で,MFTではメイカーの創造性が溢れ出ていたと思います。今回訪れた人の多くは,また来年,東京でこうした多くの作品と出会えるのを心待ちに楽しみにしているのではないでしょうか。

著者プロフィール

美谷広海(みたにひろうみ)

1975年フランス生まれ。引越し歴14回。ゲーム,モバイル,Webとデジタルコンテンツの企画,プロデュースを行い,Webサービスの海外進出、海外から日本への事業展開に従事中。ブログは『Fool on the Web』。海外に日本のIT情報を紹介するasiajin.comにも参加しています。

メールは hiroumitani@gmail.com