かんたんプログラミングシリーズかんたんプログラミング
Excel 2000 VBA 応用編
2000年3月6日紙版発売
大村あつし 著
B5変形判/344ページ/CD1枚
定価2,728円(本体2,480円+税10%)
ISBN 4-7741-0963-0
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書籍の概要
この本の概要
『かんたんプログラミング Excel2000 VBA』シリーズ第三弾。今まで触れていなかったVBAプログラミングには不可欠な上級文法やVBAの応用操作を扱います。中級者から上級者になるときに誰もがぶつかる壁を取り除くことを目指して書かれた最終編です。
こんな方におすすめ
- Excelでマクロ・VBAを使いたい方
- 仕事でExcelを使う方
目次
第1章 プロシージャの連携とユーザー定義関数
- 1-1 プロシージャの部品化
- ● サブルーチンとは?
- 1-2 引数付きでプロシージャを呼び出す
- ● 引数付きサブルーチンを体験する
- ● 引数付きサブルーチンの特徴
- ● サブルーチンに引数を渡すときの注意点
- 1-3 他のブックのプロシージャを呼び出す
- ● Callステートメントを使ってプロシージャ呼び出しを明示する
- ● 参照設定で他のブックのプロシージャを呼び出す
- ● Runメソッドで他のブックのプロシージャを呼び出す
- 1-4 同一ブック内のプロシージャ呼び出しの制限
- ● 他のモジュールにあるプロシージャを呼び出せなくする
- ● 同じ名前のプロシージャがある場合の呼び出し方法
- 1-5 参照渡しと値渡し
- ● 参照渡しで引数を渡す−ByRefキーワード−
- ● 値渡しで引数を渡す−ByValキーワード−
- ● 実引数をかっこで囲むと値渡しとなる
- 1-6 プロシージャを強制終了する
- ● Exit SubステートメントとEndステートメント
- ● Endステートメントのもう1つの機能
- 1-7 Functionプロシージャ
- ● プロシージャの種類
- ● Functionプロシージャの役割
- ● Functionプロシージャを作成する
- 1-8 ユーザー定義関数
- ● 引数が1つのユーザー定義関数
- ● 引数が複数のユーザー定義関数
- ● ユーザー定義関数の制約
- ● ユーザー定義関数を自動再計算関数にする
- ● ユーザー定義関数の分類を変更する
第2章 イベントプロシージャ
- 2-1 イベントプロシージャを作成する
- ● イベントプロシージャとは?
- ● イベントプロシージャを体験する
- ● イベントプロシージャを作成する
- ● イベントプロシージャの仕組み
- ● オブジェクト名(CodeName)とシート名
- 2-2 ブックのイベント
- ● ブックのイベントの種類
- ● 新しいシートを作成したときに発生するイベント
- ● ブックを閉じるときに発生するイベント
- 2-3 シートのイベント
- ● シートのイベントの種類
- ● シートをアクティブにしたときに発生するイベント
- ● セルの値が変更されたときに発生するイベント
- ● 選択範囲を変更したときに発生するイベント
- 2-4 アプリケーションのイベント
- ● アプリケーションのイベントの種類
- ● アプリケーションのイベントプロシージャを作成する
- ● アプリケーションのイベントプロシージャのコード
- ● クラスとインスタンス
第3章 エラー処理と高度なデバッグ
- 3-1 エラーを適切に処理する
- ● エラーが発生した場合に備える
- ● ON Error GoToステートメント
- ● On Error Resume Nextステートメント
- ● ON Error GoTo 0ステートメント
- ● Resumeステートメント/Resume Nextステートメント
- 3-2 エラー番号とエラー内容を調べる
- ● Err.NumberとErr.Description
- ● エラーの種類によって処理を分岐する
- 3-3 値をイミディエイトウィンドウに出力する
- ● Debugオブジェクト
- 3-4 ステップモードでデバッグを行う
- ● ステップイン
- ● ステップオーバー
- ● ステップアウト
- ● カーソル行の前まで実行
- ● 次のステートメントの設定/表示
- 3-5 ウォッチウィンドウでデバッグを行う
- ● ウォッチウィンドウを体験するためのサンプルプロシージャ
- ● 変数をウォッチ式に追加する
- ● 変数の値をウォッチウィンドウで観察する
- ● ウォッチ式の内容に応じてプロシージャを中断する
- 3-6 ローカルウィンドウでデバッグを行う
- ● 変数の値をローカルウィンドウで観察する
- 3-7 [呼び出し履歴]ダイアログボックスでデバッグを行う
- ●[呼び出し履歴]ダイアログボックスで処理の流れを追う
第4章 VBAの上級文法
- 4-1 配列の基本構文
- ● 規則性のある複数のデータは配列変数に格納する
- ● 配列変数のインデックス番号の下限値を「1」にする
- ● 配列処理の高速化と配列の初期化
- 4-2 動的配列
- ● ReDimステートメントで動的配列を定義する
- ● 配列の要素数を求める
- ● 配列の値を保持したまま要素数を変更する
- 4-3 2次元配列
- ● 2次元配列の基本的な使い方
- ● 2次元配列に対するFor Each...Nextステートメント
- ● セル範囲の値をバリアント型変数に代入する
- 4-4 ユーザー定義型変数
- ● Typeステートメントを使う
- 4-5 プロシージャレベルの静的変数
- ● Staticステートメントを使う
- 4-6 ユーザー定義定数
- ● Constステートメントを使う
第5章 画面表示と組み込みダイアログボックス
- 5-1 Excelのタイトルバーの文字列を変更する
- ● ApplicationとWindowオブジェクトのCaptionプロパティ
- 5-2 ウィンドウやExcelの表示位置とサイズを変更する
- ● ウィンドウをウィンドウ枠に合わせて表示する
- ● Excelを画面の表示領域外に表示する
- 5-3 画面のちらつきを抑止する
- ● プロシージャの実行中に画面表示の動きを停止する
- 5-4 確認/警告メッセージを非表示にする
- ● シートの削除確認のメッセージを非表示にする
- 5-5 ステータスバーにメッセージを表示する
- ● ステータスバーに処理の進捗状況を表示する
- 5-6 組み込みダイアログボックス
- ● Excel2000の組み込みダイアログボックスを開く
- ● ダイアログボックスの初期値を変更して表示する
- ● Showメソッドの戻り値を利用する
- 5-7 ダイアログボックスで指定されたファイル名を取得する
- ● GetOpenFilenameメソッドで[ファイルを開く]ダイアログボックスを開く
- ● GetSaveAsFilenameメソッドで[ファイル名を付けて保存]ダイアログボックスを開く
第6章 メニュー・ツールバー
- 6-1 コマンドバーの階層構造
- ● Excel2000ではメニューもツールバーもコマンドバー
- 6-2 Excel2000のコマンドバーと組み込み機能を取得する
- ● Excel2000のコマンドバーを取得する
- ● Excel2000の組み込み機能を取得する
- 6-3 コマンドバーの作成とマクロの登録
- ● ツールバーを作成する
- ● ツールバーボタンに自作のマクロを登録する
- ● コンボボックスコントロールに自作のマクロを割り当てる
- ● 標準の「Worksheet Menu Bar」をカスタマイズする
- ● 自作のツールバーを「Worksheet Menu Bar」と置き換える
- ● 既定のショートカットメニューをカスタマイズする
- ● ユーザー定義のショートカットメニューを表示する
- 6-4 コマンドバーに関するその他のテクニック
- ● すべてのコマンドバーを非表示にする
- ● メニューを淡色表示にする
- ● メニューのチェックマークのオン/オフを切り替える
- 6-5 [クリップボード]ツールバーをVBAで操作する
- ●[クリップボード]ツールバーとは?
- ●[クリップボード]ツールバーをVBAで操作する
第7章 グラフ
- 7-1 データ範囲と系列を指定してグラフを作成する
- ● データ範囲と系列を指定する
- ● グラフの種類を変更する
- 7-2 グラフタイトルを設定する
- ● グラフタイトルの文字列を設定する
- ● グラフタイトルの配置位置を設定する
- 7-3 軸と目盛線を設定する
- ● 横棒グラフの項目軸を反転する
- ● 軸ラベルを設定する
- ● 目盛線を設定する
- 7-4 凡例とデータテーブルを設定する
- ● 凡例を設定する
- ● データテーブルを設定する
- 7-5 データラベルを設定する
- ● 散布図にデータラベルを表示する
- 7-6 データ系列とグラフ種類グループを設定する
- ● データ系列を参照する
- ● SeriesオブジェクトのコレクションはSeries Collectionコレクション
- ● グラフ種類グループを参照する
- 7-7 データ要素とマーカーを設定する
- ● データ要素を参照する
- ● マーカーを参照する
第8章 ファイルの操作
- 8-1 テキストファイルの種類とテキストファイルウィザード
- ● テキストファイルの種類
- ● 手作業でテキストファイルを開く
- 8-2 OpenTextメソッドでテキストファイルを開く
- ● カンマ区切りのテキストファイルを開く
- ● カンマ+スペースで区切られたテキストファイルを開く
- ● 数値データを文字列として取り込む
- ● 列数が可変のテキストファイルの全データを文字列で取り込む
- ● 固定長フィールド形式のテキストファイルを開く
- 8-3 ブックを開かずにテキストファイルの入出力を行う
- ● ブックを開かずにテキストファイルを読み込む
- ● 文書形式のテキストファイルを読み込む
- ● ワークシートの内容をCSV形式で保存する
- ● ワークシートの内容を文書形式で保存する
- 8-4 ファイルを操作するステートメントと関数
- ● フォルダ内のファイルを削除する
- ● フォルダ内のファイルを複数検索する
- ● フォルダとファイルの操作に関するキーワード一覧
- 8-5 検索したファイル名をソートする
- ● FileSearchオブジェクトを利用する
- 8-6 ファイルシステムオブジェクト
- ● ファイルシステムオブジェクトの構成要素とコマンド
- ● FSOを構成するオブジェクトとプロパティ,メソッドの一覧
- ● ファイルシステムオブジェクトを使うためには
- ● ドライブの容量を調べる
- ● ドライブの種類を調べる
- ● デバイスの準備ができているかを調べる
- ● サブフォルダを取得する
- ● フォルダ内のファイルとサブフォルダの合計サイズを取得する
第9章 他のソフトとの連携
- 9-1 ExcelとWordの連携
- ● ActiveXオートメーションとは?
- ● オートメーションサーバーへの参照の設定
- ● 実行時バインディングと事前バインディング
- ● 事前バインディングでWordオブジェクトをリモートコントロールする
- ● ExcelのワークシートをWordの定型文書に転送する
- ● すでに起動している外部アプリケーションにアクセスする
- 9-2 VBAで他のプログラムをリモートコントロールする
- ● Shell関数とSendKeysステートメントでメモ帳をリモートコントロールする
- ● Shell関数を使う際の注意点
- ● Shell関数で起動したアプリケーションが終了するまで待機する
- ● 電卓が起動していなかったら電卓を起動する
- 付録
- ● トラップできるエラー
- ● Excel2000の組み込みダイアログボックス一覧
- ● Excel2000コマンドバー一覧
- ● CommandBarControlオブジェクトのインデックス番号・機能一覧
- ● FaceId一覧
- ● Visual Basicの組み込み定数一覧
- ● アドインファイルの作成と活用
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