C言語による はじめてのプログラミングレッスン1

著者
谷尻豊寿谷尻かおりたにじりかおり 著
定価
2,178円(本体1,980円+税10%)
発売日
2001.1.31
判型
B5変形
頁数
264ページ
ISBN
4-7741-1151-1

概要

Cは,いまでもプログラミング入門者に最も使われている言語です。しかし,まだ「本当に初めての人」には難しい本が大半を占めていることも事実です。――そこで本書の登場です。掛け値なしに「誰にでもわかる」入門書が出来上がりました。

こんな方にオススメ

  • 専門学校や大学などでC言語入門の教科書・参考書を探している方
  • レッスン形式でじっくりC言語を学びたい方

目次

第1章 プログラミングの前に

  • 1 コンピュータとプログラム
    • 1・1 コンピュータが動くワケ
    • 1・2 プログラミング言語の役割
  • 2 プログラミングのコツ
    • 2・1 コンピュータへの命令のしかた
    • 2・2 プログラミング言語の文法
  • 3 Cプログラミングの特徴
    • 3・1 C言語がもてはやされるワケ
    • 3・2 Cプログラムの開発手順
    • 3・3 本書で学習するC言語
  • 4 環境を整えよう
    • Cプログラミングに必要な道具
    • GNU Cコンパイラ
    • gccコンパイラのセットアップ
  • まとめ

第2章 はじめてのプログラム

  • 1 コンピュータと会話しよう
    • 1・1 作業用のディレクトリを作成する
    • 1・2 ソースファイルを作成する
    • 1・3 コンパイルする
    • 1・4 プログラムを実行する
    • 1・5 実行形式ファイルの名前を変更する
    • 1・6 もしもエラーが発生したら
  • 2 プログラムの書き方をマスターしよう
    • 2・1 プログラムの基本形
    • 2・2 命令文の書き方
    • 2・3 コメントの書き方
    • 2・4 インデント,空行の使い方
    • 2・5 プリプロプロセッサの働き
  • 3 会話プログラムのしくみを知ろう
    • 3・1 入れ物を用意する
    • 3・2 画面に文字を出力する
    • 3・3 キーボードから入力する
    • 3・4 入力された文字を画面に出力する

第3章 変数の使い方を覚えよう

  • 1 変数の概念
    • 1・1 変数とは
    • 1・2 変数の特徴
    • 1・3 変数を使う理由
  • 2 変数の使い方
    • 2・1 変数を宣言する
    • 2・2 データの種類
    • 2・3 変数名の付け方
    • 2・4 変数の宣言する場所
    • 2・5 変数に値を代入する
    • 2・6 変数を代入するときに注意すること
  • まとめ
  • 練習問題

第4章 値の入力と出力

  • 1 標準入力関数とは
  • 2 printf関数の使い方
    • 2・1 決まった文字列を出力する
    • 2・2 変数の内容を出力する
    • 2・3 文字列を変数の内容を出力する
    • 2・4 複数の変数の内容を出力する
    • 2・5 桁数を決めて数値を出力する
  • 3 scanf関数の使い方
    • 3・1 数値を入力する
    • 3・2 メッセージの直後にキー入力する
    • 3・3 文字列を入力する
  • 4 getchar関数の使い方
    • 4・1 getchar関数の働き
    • 4・2 getchar関数を使うときの注意
  • まとめ
  • 練習問題

第5章 四則演算をマスターしよう

  • 1 計算の基本
    • 1・1 計算式の書き方
    • 1・2 足し算をするプログラム
    • 1・3 一歩進んだプログラム(変数を使う)
    • 1・4 もう少し便利なプログラム(キー入力した値を使う)
    • 1・5 ひき算
    • 1・6 かけ算
    • 1・7 わり算の商
    • 1・8 わり算の余り
    • 1・9 わり算の商を小数点で求める
  • 2 計算するときの注意
    • 2・1 データ型が異なるとき
    • 2・2 オーバーフロー
    • 2・3 データ型の変換
  • 3 計算式の優先順位
    • 3・1 演算子の混合
    • 3・2 ()の使い方
  • 4 ちょっと特殊な計算式
    • 4・1 インクリメントとデクリメント
    • 4・2 計算と代入を一度に行う
  • まとめ
  • 練習問題

第6章 文字列の違いをマスターしよう

  • 1 文字データの特性
    • 1・1 文字と文字列
    • 1・2 文字を扱う変数
  • 2 文字列データを扱う
    • 2・1 文字列を入れる変数
    • 2・2 文字列を入れる配列を宣言する
    • 2・3 配列に文字列を代入する
    • 2・4 配列の宣言時に文字列を代入する
    • 2・5 strcpy関数を使って文字列を代入する
    • 2・6 キーボードから入力された文字列を代入する
  • まとめ
  • 練習問題

第7章 値の比較をマスターしよう

  • 1 比較の基本
    • 1・1 条件式の書き方
    • 1・2 真と偽
  • 2 値を比較する
    • 2・1 等しいかどうか
    • 2・2 等しくない
    • 2・3 大小の比較
    • 2・4 「より大きい」と「以上」の違い
    • 2・5 「未満」と「より小さい」,「以下」の違い
  • 3 文字列を比較する
  • 4 複数の条件で判断する
    • 4・1 論理演算とは
    • 4・2 AかつB
    • 4・3 AまたはB
  • まとめ
  • 練習問題

第8章 運命の分かれ道

  • 1 もしも〜なら,どうする
  • 2 条件判断式の書き方
  • 3 いろいろな条件判断構造
    • 3・1 もしも〜なら
    • 3・2 もしも〜なら…,そうでないなら
    • 3・3 「もしも〜なら…」がたくさんあるとき
  • 4 2つ以上の条件を使う
  • 5 「もしも〜なら」の組み合わせ
  • まとめ
  • 練習問題

第9章 同じ道を何度も通る

  • 1 同じ処理を繰り返す
  • 2 繰り返し構造の書き方
    • 2・1 繰り返し構造のしくみ
    • 2・2 継続条件の書き方
    • 2・3 繰り返し構造の落とし穴
  • 3 いろいろな繰り返し構造
    • 3・1 同じ処理を10回繰り返す
    • 3・2 1から100までのたし算
    • 3・3 カウンタの値を計算に使う
    • 3・4 文字列変換の中身を調べる
  • 4 繰り返しを途中でやめる
  • 5 繰り返し構造のネスト
  • まとめ
  • 練習問題

第10章 実力テスト

  • 1 簡易電卓を作ろう
  • 2 最大値を求めよう
  • 3 文字列を比較しよう
  • 4 ボーナスを計算しよう
  • 練習問題と実力テストの解答編
  • 索引