Windows 2000 Server 構築・運用 実践ガイド
2001年2月23日紙版発売
村嶋修一 著
B5変形判/524ページ
定価3,828円(本体3,480円+税10%)
ISBN 4-7741-1161-9
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書籍の概要
この本の概要
Windows2000Serverでネットワークを構築し管理運用する方を対象に,「Windows2000Serverをどのように使えば有効なのか?」ということに焦点を当てて解説しています。
単なる従来の理論本ではなく,あくまでも実践主義の解説書です。
こんな方におすすめ
- 社内でサーバ構築・運用を任された方
- サーバ管理初心者
目次
- はじめに
- 本書の読み方
- 著者について
第1章 インストールとサーバーの作成
- 1 インストール前に決めるべきこと
- 1.1 テスト導入に必要なもの
- 1.2 インストール前に決めておくこと
- 2 サーバーのインストール
- 2.1 CD-ROMからの起動
- 2.2 起動用FDの作成
- 2.3 インストール
- 2.4 設定
- 3 ドメインコントローラの作成
第2章 サーバーの設定
- 1 サーバーへの各種サービスの組み込み
- 1.1 DNSの設定
- 1.2 Active Directoryの設定
- 1.3 DHCPの設定
- 1.4 WINSの設定
- 2 ディスクの共有
- 3 プリンタの追加と公開
第3章 クライアントの接続
- 1 Windows 2000 Server環境下でのクライアント接続
- 2 Windows 2000 Professionalクライアントの接続
- 3 Windows 98/95/Meクライアントの接続
- 4 Windows NT Workstation 4.0クライアントの接続
第4章 管理の基礎MMC
- 1 MMCの使い方
- 2 スナップインの登録
第5章 TCP/IPの基礎
- 1 プロトコルの正体とOSI参照モデル
- 2 パケット
- 3 IPアドレスとサブネットマスク
- 4 TCP/UDPとポート番号
- 5 MACアドレスとARP
- 6 管理を省力化するサービス
- 6.1 DNS
- 6.2 WINS
- 6.3 DHCP
第6章 管理しやすいネットワークを作ろう
- 1 セキュリティについて
- 1.1 セキュリティの必要性
- 1.2 パスワード
- 1.3 共有のアクセス権
- 1.4 ローカルアクセス権
- 1.5 共有プリンタのアクセス権
- 1.6 暗号化
- 2 会社組織とネットワーク環境
- 2.1 組織体系とOU体系
- 2.2 ユーザーグループと管理体制
- 2.3 集中管理にするか分散管理にするか
- 2.4 管理単位とドメイン階層
- 3 会社の物理構造と配線敷設
- 3.1 論理ネットワーク
- 3.2 物理ネットワーク
- 3.3 有線LAN
- 3.4 無線LAN
- 3.5 電源管理
- 3.6 管理台帳
- 3.7 サーバーの設置場所
- 4 トラフィックコントロール
- 4.1 有線LANの通信方式とHUB
- 4.2 トラフィックを制御するSW-HUB
第7章 ユーザーの登録とグループの作成管理
- 1 OUの作成
- 2 グループの作成
- 3 共有の作成とアクセス制御
- 4 プリンタのアクセス制御
- 5 ユーザーの作成
- 6 組織/ツリー構造の変更
- 7 権限委譲
- 8 コンピュータの作成
第8章 WAN接続
- 1 WANの接続方法
- 1.1 LANとLANを接続するには
- 1.2 デジタル専用回線を使う
- 1.3 フレームリレーを使う
- 1.4 VPNを使う
- 1.5 ISDNを使う
- 2 ドメイン管理
- 2.1 トラフィックを考慮する
- 2.2 シングルドメインサーバーで集中管理する
- 2.3 ドメインコントローラを分散する
- 3 協力会社とのネットワーク
- 3.1 FTPサーバーのインストールと設定
- 3.2 IPsecを使ったFTP接続
- 3.3 さらにセキュリティを強化するには
第9章 資源管理
- 1 IPアドレス空間の割り当て
- 2 ボリューム管理
- 3 ディスクのチェック
- 4 最適化
- 5 削除ファイルの復活
- 6 圧縮
- 7 ユーザー別ディスク使用量の監視と制限
- 8 ディスク整理とリモート記憶域
- 9 分散ファイル
- 9.1 分散ファイル
- 9.2 分散ファイルシステムの複製
- 10 ドメインの時刻を合わせる
- 11 Macintoshがある場合
- 11.1 サーバー側の設定
- 11.2 クライアントからのアクセス
- 11.3 Microsoft UAMのインストール
- 12 ライセンス
- 13 管理としてのクライアントの制限
第10章 クライアント環境を集中管理する
- 1 クライアント環境管理の必要性
- 2 組織とグループポリシー
- 3 ユーザープロファイルを集中管理する
- 4 グループポリシーの適用
- 5 グループポリシーの適用例外を作る
- 6 ソフトウェアの配布
- 6.1 .msiが準備されている場合
- 6.2 .msiを作る場合
- 6.3 セットアッププログラムを使う場合
- 7 リモートでOSをインストールする
- 7.1 RIS
- 7.2 インストールを簡略化する
- 8 ターミナルサービスを使う
- 8.1 インストール
- 8.2 ライセンスの登録
- 8.3 設定
- 8.4 アカウントの設定
- 8.5 クライアントの接続
- 8.6 アプリケーションのインストール
- 8.7 遠隔操作
第11章 LAN環境の外からサーバーを利用する
- 1 リモートアクセスサービスとオフラインファイル
- 2 モデム/TAを使ったRAS
- 2.1 スタンダードなRAS
- 2.2 サーバー側の準備
- 2.3 Windows 2000 ProfessionalでRAS接続する
- 2.4 Windows 95/98/MeでRAS接続する
- 3 インターネットを使ったRAS
- 3.1 通信コストを削減するRAS
- 3.2 サーバー側の準備
- 3.3 Windows 2000 ProfessionalでRAS接続する
- 3.4 Windows 98/MeでRAS接続する
- 4 オフラインファイル
- 5 ブリーフケース
第12章 ドキュメント管理
- 1 ドキュメントを管理するには
- 2 Office Server Extensionsのインストール
- 3 アクセス権設定
- 4 Index Serverの起動
- 5 Office Server Extensionsの設定
- 6 Office Server Extensionsを使ってみる
- 7 ファイルサーバー機能との融合
- 8 カスタムトップページの作成
- 9 ASPファイルの修正
第13章 イントラネット
- 1 コミュニケーションサーバーのネットワーク登録
- 2 IISでコミュニケーションサーバーを作る
- 2.1 IISで何ができるか
- 2.2 IISのインストール
- 2.3 社内連絡用掲示板
- 2.4 NNTPでディスカッション
- 2.5 その他のIISサービス
第14章 インターネットへの接続
- 1 常時接続かダイヤルアップか
- 2 ISDNルーターによる接続
- 3 ダイヤルアップ接続方法
第15章 インターネットサーバーの作成
- 1 インターネット上のDNSとActive Directoryで使用するDNSの違い
- 2 インターネット上のDNSの働き
- 3 インターネット用のDNS設定
- 3.1 DNSのセットアップ
- 3.2 DNSの設定
- 4 TCP/IPの設定変更
- 4.1 DNSの自動登録を抑制する
- 4.2 TCP/IPのフィルタリング
- 5 NTFSフォーマットを導入する
- 6 ローカルポリシーの調整
- 6.1 ローカルセキュリティポリシー
- 6.2 パスワードのポリシー
- 6.3 アカウントロックアウトのポリシー
- 6.4 監査ポリシー
- 6.5 ユーザー権利の割り当て
- 7 アカウント設定
- 7.1 Guestアカウントを無力化する
- 7.2 ダミーのAdministratorを作成
- 8 レジストリの編集
- 8.1 デフォルトの共有を解除する
- 9 サービスのセキュリティ設定
- 9.1 ログを収集する前に
- 9.2 IISで導入しない方がよいコンポーネント
- 9.3 Web
- 9.4 NNTP
- 9.5 SMTP
- 9.6 FTP
- 10 ルーターでのパケットフィルタ
- 11 メールサーバーとファイヤウォール
- 12 日々の監視
第16章 Windows NT 4.0からの移行方法
- 1 事前テストと移行方針
- 2 PDCをWindows 2000にアップグレードする
- 3 BDCをWindows 2000にアップグレードする
- 4 Windows NT 4.0から引き継いだDNSをActive Directoryに統合する
- 5 Windows NT 4.0から引き継いだDHCPを承認する
第17章 フォールトトレランス
- 1 RAID
- 1.1 RAIDの有用性と限界
- 1.2 RAIDの設定
- 2 UPSの必要性
第18章 バックアップ
- 1 何をバックアップするのか
- 2 バックアップの種類とバックアップ計画
- 2.1 バックアップの種類
- 2.2 バックアップの操作
- 2.3 バックアップの自動化
- 2.4 バックアップの運用
- 3 修復ディスクの作成とリストア方法
- 3.1 修復ディスクの作成
- 3.2 リストア方法
- 4 回復コンソール
第19章 パフォーマンス管理とパフォーマンスチューニング
- 1 監視方法と問題点の発見のしかた
- 1.1 タスクマネージャ
- 1.2 パフォーマンスモニタ
- 2 監視すべきカウンタ
第20章 ネットワークの監視
- 1 監視方法と問題点の発見
- 2 LANアナライザで監視するポイント
21章 WSHによる管理作業の自動化
- 1 Windows 2000ではWSHが使える
- 2 Windows 2000の標準サンプルスクリプト
第22章 リモート管理
- 1 サーバー管理ツールを導入する
- 2 ターミナルサービスを使う
- 3 telnetを使う
- 4 リモートシャットダウン
第23章 運用
- 1 運用基準の作成
- 1.1 ガイドラインの重要性
- 1.2 パスワードの重要性および設定/変更方法とガイドライン
- 1.3 操作方法のマニュアル化
- 1.4 共有資源の使い方
- 1.5 インターネットの設定と使い方
- 1.6 運用面でのガイドライン
- 1.7 代表的なトラブルと対処方法
- 2 運用指導
- 2.1 マニュアルにすべきもの,講習として説明すべきもの
- 2.2 社内講習か社外セミナーか
- 2.3 社内講習を成功させるために
- 3 管理の勘所
- 3.1 ヘルプデスク
- 3.2 遠隔監視
- 3.3 アウトソーシング
付録
- 付録A 8章「1.3 VPNを使う」のRT 102iの設定
- 付録B Windows 2000 Serverグループポリシー
さくいん
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