SOAP/UDDI/WSDL Webサービス技術 [基礎と実践] 徹底解説
2002年11月18日紙版発売
(株)日本ユニテックDigitalXpress編集部 編著
B5変形判/432ページ
定価3,278円(本体2,980円+税10%)
ISBN 4-7741-1616-5
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書籍の概要
この本の概要
Webサービスの基盤技術であるSOAP,UDDI,WSDLを徹底的に解説したのが本書。SOAP,UDDI,WSDLそれぞれの規格仕様と利用法,また.NET FrameworkとJavaプラットフォームにおけるWebサービスの構築・利用の方法も解説。開発者なら手元に置いておきたい一冊。
こんな方におすすめ
- Webサービスの技術仕様を詳しく知りたい方
- Webサービス開発に取り組みたい方
目次
■基礎編 Webサービスの仕組みを理解する
第1章 WebサービスとSOAP/UDDI/WSDL
- 1.1 Webサービスとは何か
- 1.2 これまでの分散オブジェクト技術とWebサービス
- 1.3 サービス指向アーキテクチャ
- 1.4 Webサービスを利用するためのSOAP
- 1.5 Webサービスを記述するためのWSDL
- 1.6 Webサービスを登録・検索するためのUDDI
- 1.7 そのほかに必要とされる技術
- 1.8 Webサービスの用途
- 1.9 まとめ
第2章 XMLの概要
- 2.1 XMLの特徴
- 2.2 XMLの基本
- 2.2.1 XML文書の基本構成
- 2.2.2 整形式XML文書と検証済みXML文書
- 2.2.3 XMLの文法
- 2.3 名前空間
- 2.3.1 名前空間の必要性
- 2.3.2 名前空間の使い方
- 2.4 XML Schemaの基本知識
- 2.4.1 XML Schemaとは
- 2.4.2 要素や属性を宣言する
- 2.4.3 要素の出現パターンを宣言する
- 2.4.4 データ型
- 2.4.5 XML Schemaと名前空間
- 2.5 XMLの関連技術
- 2.6 まとめ
第3章 SOAPの概要
- 3.1 SOAPとは
- 3.2 SOAPの通信モデルとデータフォーマット
- 3.3 SOAPで要求/応答メッセージを実現する
- 3.4 SOAPでリモートプロシージャコール(RPC)を実現する
- 3.5 中継サーバを経てSOAPメッセージが送られる場合
- 3.6 まとめ
第4章 SOAPメッセージのフレームワーク
- 4.1 SOAPの仕様の構成
- [解説] SOAPの仕様の動向と本書で扱うSOAPの仕様
- 4.2 SOAPメッセージの構造
- 4.3 プロトコルバインディングヘッダ
- 4.3.1 SOAPとHTTP
- 4.3.2 SOAPとHTTP拡張フレームワーク
- [解説] SOAP 1.2におけるプロトコルバインディングヘッダ
- 4.4 SOAPエンベロープ
- 4.4.1 SOAPヘッダ
- 4.4.2 SOAP本体
- [解説] SOAP 1.1と1.2の仕様書の比較?
- 4.4.3 SOAPフォルト
- [解説] SOAP 1.2で定められている違反コード
- [解説] SOAP 1.2におけるSOAPフォルト
- [解説] VersionMismatchフォルト
- [解説] MustUnderstandフォルト
- 4.5 まとめ
- Column SOAP添付文書
第5章 SOAPメッセージのエンコーディング規則
- 5.1 SOAPエンコーディング
- 5.1.1 単純型
- 5.1.2 複合型
- [解説] 単一参照構造体と多重参照構造体の活用
- [解説] SOAP 1.2における配列の表記法
- [解説] XML Schemaの仕様について
- [解説] SOAP 1.2におけるエンコーディングエラー用の違反サブコード
- 5.2 RPC表現規則
- [解説] SOAP 1.2におけるRPC表現規則
- [解説] SOAP 1.1とSOAP 1.2の仕様書の比較?
- 5.3 まとめ
- Column SOAPとセキュリティ
第6章 UDDIの概要と利用モデル
- 6.1 UDDI 〜Webサービスの発見と登録〜
- 6.2 UDDIの実装
- 6.3 データ構造の概念
- 6.4 UDDIのデータ構造XMLの要素
- 6.5 WebからUDDIを使う
- 6.5.1 サービスを検索する
- 6.5.2 サービスを登録する
- 6.6 APIからUDDIを使う
第7章 UDDIレジストリの仕組み
- 7.1 UBRサイトに登録してみよう
- 7.2 企業の登録(businessEntity構造)
- 7.2.1 企業の名称,説明の登録
- 7.2.2 企業の連絡先の登録
- 7.2.3 企業の分類法の登録
- 7.2.4 企業の識別情報の登録
- 7.3 企業のWebサービスの登録(businessService構造)
- 7.3.1 企業のWebサービスの名称,説明の登録
- 7.3.2 企業のWebサービスの分類法の登録
- 7.4 Webサービスの技術的な構成情報の登録(bindingTemplate構造)
- 7.4.1 企業のWebサービスの技術的な構成情報の登録
- 7.5 tModelの登録
- 7.5.1 tModelの登録
- 7.5.2 tModelの分類法の登録
- 7.5.3 tModelの識別情報の登録
- 7.6 企業のWebサービスとtModelとの関連付け(tModel構造)
- 7.7 まとめ
- Column UDDIの最新版はバージョン3
第8章 UDDIレジストリを利用するためのAPI
- 8.1 UDDIプログラマAPIの種類
- 8.2 API送信の仕方
- 8.3 ユーザー認証
- 8.3.1 ユーザー認証の情報が間違っていた場合
- 8.4 情報を登録する
- 8.4.1 企業の登録
- 8.4.2 登録する情報になんらかのミスがあった場合
- 8.4.3 Webサービスの登録
- 8.4.4 企業のWebサービスのエントリポイントの登録
- 8.4.5 tModelの登録
- 8.5 情報を編集する
- 8.5.1 別ユーザーの情報を編集しようとした場合
- 8.6 情報を検索する
- 8.6.1 情報を検索する
- 8.6.2 情報を取得する
- 8.7 エラー時の処理
- 8.8 まとめ
- Column 電子商取引のための統一規格ebXML
第9章 WSDL文書の基本構造
- 9.1 WSDLとは
- 9.2 WSDLの用途
- 9.3 WSDL文書の基本的な構造
- 9.4 WSDL文書を構成する要素の詳細
- 9.4.1 WSDL文書の最上位要素(definitions要素)
- 9.4.2 メッセージのフォーマットを定義する(message要素)
- 9.4.3 型を定義する(types要素)
- 9.4.4 抽象的なポートを定義する(portType要素)
- 9.4.5 トランスポートプロトコルにバインドする(binding要素)
- 9.4.6 WSDL拡張性要素を使って操作を詳細に指定する
- 9.4.7 具体的なポートを定義する(port要素)
- 9.4.8 Webサービスを定義する(service要素)
- 9.4.9 WSDL文書のコメント文(documentation要素)
- 9.4.10 他のWSDL定義をインポートする(import要素)
- 9.5 UDDIレジストリからWSDL文書を取得する
- 9.6 まとめ
- Column WSDLの今後と標準化動向
- Column Webサービス実装ツール
第10章 Webサービスの課題とこれから
- 10.1 実務でWebサービスを利用するための課題
- 10.2 相互運用性
- 10.3 セキュリティ
- 10.4 Webサービスの統合
- 10.5 まとめ
■実践編 Webサービスを立ち上げよう
第11章 .NET FrameworkでのWebサービスの概要
- 11.1 .NET Framework
- 11.2 ASP.NET
- 11.3 .NET Frameworkにおける基本的な通信モデル
- 11.4 分離コードファイル
- 11.5 .NET Framework開発環境のセットアップ
第12章 .NETでWebサービスを構築する
- 12.1 単純なサンプルサービス
- 12.1.1 WebServiceディレクティブ
- 12.1.2 NET Frameworkの名前空間への参照とWebService基本クラスからの派生
- 12.1.3 WebService属性
- 12.1.4 WebMethod属性
- 12.1.5 サンプルWebサービスをテストする
- 12.1.6 エラー処理
- 12.1.7 分離コードファイルを使う
- [解説] VB.NETで/rオプションの指定を簡単に行うには
- 12.1.8 Visual Studio .NETを使う
- 12.2 構造を持ったデータを扱う
- 12.2.1 配列を使う
- 12.2.2 クラスを使う
- 12.3 SOAPヘッダを活用する
- 12.3.1 SoapHeader派生クラスの実装
- 12.3.2 SOAPヘッダを使うメソッドの実装
- 12.3.3 SOAPヘッダのエラー処理
- 12.4 Webサービスを配置する
- 12.5 状態管理
- 12.6 まとめ
第13章 .NETでWebサービスを利用する
- 13.1 Webサービスを見つける
- 13.2 プロキシを作成する
- 13.2.1 wsdl.exeを使う
- 13.2.2 Visual Studio .NETを使う
- 13.2.3 サーバの更新に対応する
- 13.3 Webサービスクライアントプログラムを作成する
- 13.3.1 単純なサンプルサービスにアクセスする
- 13.3.2 構造を持ったデータを扱う
- 13.3.3 エラー処理
- 13.3.4 SOAPヘッダを使う
- 13.4 まとめ
第14章 JavaプラットフォームでのWebサービスの概要
- 14.1 Java Web Services Developer Pack
- 14.2 JAXM
- 14.3 JAX-RPC
- 14.3.1 xrpccツール
- 14.4 セットアップ
第15章 JAXMを使ったWebサービス
- 15.1 JAXMを使ったWebサービスの作成
- 15.1.1 importするパッケージ
- 15.1.2 実装クラスの定義
- 15.1.3 受信したメッセージを読む
- 15.1.4 返却するメッセージを作成する
- 15.1.5 エラー処理
- 15.1.6 SOAPヘッダを活用する
- 15.2 JAXMを使ったWebサービスの利用
- 15.2.1 Webサービスを見つける
- 15.2.2 JAXMを使って簡単なWebサービスにアクセスする
- 15.2.3 importするパッケージ
- 15.2.4 メッセージの作成と送信
- 15.2.5 受信したメッセージを読む
- 15.2.6 エラー処理
- 15.2.7 JAXMでのその他の考慮事項
- 15.3 まとめ
第16章 JAX-RPCを使ったWebサービス
- 16.1 JAX-RPCを使ったWebサービスの作成
- 16.1.1 interfaceの作成
- 16.1.2 実装クラスの作成
- 16.1.3 構成ファイルの作成
- 16.1.4 xrpccツールによるタイクラスとWSDLファイルの作成
- 16.1.5 JAX-RPCサービスの配備
- 16.1.6 WSDLからxrpccツールを使ってサービスを作成する
- 16.1.7 配列を使う
- 16.1.8 クラスを使う
- 16.2 JAX-RPCを使ったWebサービスの利用
- 16.2.1 xrpccツールによるスタブクラスの作成
- 16.2.2 スタブクラス経由でWebサービスにアクセスする
- 16.2.3 WSDLからスタブクラスを作成する
- 16.2.4 構造を持ったデータを扱う
- 16.3 エラー処理
- 16.4 JAX-RPCでのその他の考慮事項
- 16.5 まとめ
■付録
- 付録A XML Schemaのビルトインデータ型
- 付録B SOAPリファレンス
- 付録C UDDIリファレンス
- 付録D WSDLリファレンス
用語集
参考文献および参考URL
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