Oracle Application Server 10g運用管理徹底ガイド
2005年2月19日紙版発売
NTTコムウェア株式会社,日本オラクル株式会社著・日本オラクル株式会社 監修
B5変形判/368ページ/CD1枚
定価3,938円(本体3,580円+税10%)
ISBN 4-7741-2283-1
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書籍の概要
この本の概要
本書はOracle Application Server10gを理解し,安全に運用するための実践ガイドです。現状では Oracle ApplicationServer
10gに関する書籍は他に出版されていなかったため,現場の運用者・構築者は一歩踏み込んだ内容の書籍を必要としているという切実なニーズがありました。技術者必携の解説書です。
こんな方におすすめ
- 初めてOracle Application Serverに接する方
- 9iまでは知っているが10gは初めてという方
- Oracle Application Server 10gを業務で使用しているエンジニア
目次
はじめに
本書の読み方
第1章 Oracle Application Server 10gの導入
- 1-1 Oracle Application Server 10g概要
- 1-1-1 Webアプリケーション・サーバーとは
- 1-1-2 J2EEアプリケーション・サーバーとは
- 1-1-3 Oracle Application Server 10gとは
- 1-2 Oracle Application Server 10gのアーキテクチャ
- 1-2-1 アーキテクチャ概要
- 1-2-2 Oracle Application Server Middle Tier
- 1-2-3 Oracle Application Server Infrastructure
- 1-2-4 Oracle Application Server 10gで使われる用語
- 1-3 Oracle Application Server Middle Tierのインストール
- 1-3-1 インストール・タイプ
- 1-3-2 インストール手順
- 1-3-3 インストール後の動作確認
第2章 Oracle Application Server 10g運用/管理基礎
- 2-1 Oracle Application Server 10gの管理機能
- 2-1-1 管理機能の概要
- 2-1-2 Application Server Control
- 2-1-3 コマンドライン・ユーティリティ
- 2-2 Oracle Application Server 10gの起動/停止
- 2-2-1 Application Server Controlによる起動/停止
- 2-2-2 コマンドライン・ユーティリティによる起動/停止
- 2-3 Oracle HTTP Serverの設定
- 2-3-1 Oracle HTTP Server の設定概要
- 2-3-2 ポート番号の変更
- 2-3-3 クライアント最大同時接続数の変更
- 2-3-4 Oracle HTTP Serverの拡張サーバー・プロパティ
- 2-4 OC4Jの設定
- 2-4-1 OC4Jの設定概要
- 2-4-2 OC4Jインスタンスの作成
- 2-4-3 JVMの起動オプション
- 2-4-4 クラスパスの指定
- 2-4-5 OC4JインスタンスのJVMプロセス数の変更
- 2-4-6 データソースの利用
- 2-4-7 JMSの利用
- 2-4-8 OC4Jの拡張プロパティ
- 2-5 J2EEアプリケーションのパッケージング
- 2-5-1 WARファイルのパッケージング
- 2-5-2 EJB JARファイルのパッケージング
- 2-5-3 EARファイルのパッケージング
- 2-5-4 OC4J固有デプロイメント・ディスクリプタ
- 2-5-5 J2EEアプリケーションのデプロイ
- 2-6 J2EEアプリケーションのデプロイ実践
- 2-6-1 シンプルなWebアプリケーションのデプロイ
- 2-6-2 DBアクセスを伴うアプリケーションのデプロイ
- 2-6-3 JMSを用いたアプリケーションのデプロイ
- 2-7 ログ・ファイルの管理
- 2-7-1 Oracle Application Server 10gにおけるログ・ファイルの概要
- 2-7-2 Application Server Controlによるログ・ファイルの管理
- 2-7-3 ログ・リポジトリを使用したログ・ファイル・メッセージの管理
- 2-8 パッチの適用
- 2-8-1 パッチの種類
- 2-8-2 パッチの取得方法
- 2-8-3 パッチの適用作業
第3章 Oracle Application Server10gのパフォーマンスチューニング
- 3-1 パフォーマンスチューニングの概要
- 3-1-1 パフォーマンスチューニングの必要性
- 3-1-2 パフォーマンス測定の流れ
- 3-1-3 J2EEアプリケーション実行環境のチューニングポイント
- 3-2 OSのパフォーマンスチューニング
- 3-2-1 OSのパフォーマンスチューニング概要
- 3-2-2 OSの主なチューニングパラメータとチューニング方法
- 3-3 JVMのパフォーマンスチューニング
- 3-3-1 JVMのパフォーマンスチューニング概要
- 3-3-2 JVMの主なチューニングパラメータとチューニング方法
- 3-4 J2EEコンテナのパフォーマンスチューニング
- 3-4-1 J2EEコンテナのパフォーマンスチューニング概要
- 3-4-2 J2EEコンテナの主なチューニングパラメータとチューニング方法
- 3-5 J2EEアプリケーションのパフォーマンスチューニング
- 3-5-1 J2EEアプリケーションのパフォーマンスチューニング概要
- 3-5-2 デプロイメント・ディスクリプタの主なチューニングパラメータとチューニング方法
- 3-6 Oracle Application Server 10gのパフォーマンス監視ツール
- 3-6-1 パフォーマンス監視ツールの概要
- 3-6-2 Application Server Control
- 3-6-3 AggreSpy
- 3-6-4 dmstoolコマンド
第4章 Oracle Application Server 10gのクラスタリング
- 4-1 高可用性を実現する機能の概要
- 4-1-1 Webアプリケーション・サーバーのクラスタリング
- 4-1-2 Oracle Application Server 10gによる高可用性の実現
- 4-1-3 OracleAS Cluster概要
- 4-2 OracleAS Clusterアーキテクチャ
- 4-2-1 OracleAS Clusterの構成コンポーネント
- 4-2-2 DCMリポジトリによる構成情報の同期
- 4-2-3 File-Based Repositoryの構成
- 4-2-4 mod_oc4jによるリクエストのルーティング
- 4-2-5 HttpSessionオブジェクトのレプリケーション
- 4-2-6 Stateful Session Bean状態のレプリケーション
- 4-3 OracleAS ClusterによるJ2EEアプリケーションのクラスタリング実践
- 4-3-1 File-Based RepositoryによるOracleAS Clusterのセットアップ
- 4-3-2 ステートレスなアプリケーションのクラスタリング
- 4-3-3 HttpSessionオブジェクトのレプリケーション設定
- 4-3-4 Stateful Session Bean状態のレプリケーション設定
- 4-3-5 mod_oc4jのルーティング・メソッドの設定
- 4-3-6 OracleAS Clusterのその他の機能
第5章 Oracle Application Server 10gのセキュリティ管理
- 5-1 インターネット・プラットフォーム・セキュリティ概要
- 5-1-1 情報セキュリティ
- 5-1-2 セキュリティ侵害とWebアプリケーション・サーバー
- 5-2 Oracle Application Server 10gセキュリティ概要
- 5-2-1 標準的なセキュリティ技術への対応
- 5-2-2 Oracle Application Server 10gが提供するセキュリティ・サービス
- 5-2-3 配置方法の検討
- 5-3 Webコンポーネントのセキュリティ
- 5-3-1 Oracle HTTP Serverのセキュリティ概要
- 5-3-2 Oracle HTTP Serverの基本的な認証設定
- 5-3-3 Oracle HTTP Server のSSL設定
- 5-3-4 OC4Jのセキュリティ概要
- 5-3-5 OC4JのJAZN-XMLプロバイダ設定
- 5-4 アイデンティティ・マネージメント
- 5-4-1 Oracle Identity Managementアーキテクチャ
- 5-4-2 Oracle Identity Managementの起動および停止
- 5-4-3 シングル・サインオン・サービス概要
- 5-4-4 シングル・サインオン対応アプリケーションの管理
- 5-4-5 ディレクトリ・サービス概要
- 5-4-6 ディレクトリ・サービスを活用したユーザー管理
- 5-4-7 認証局サービス概要
- 5-4-8 デジタル証明書の要求と発行
- 5-4-9 Windows環境との連携
第6章 Oracle Application Server 10gの障害対策機能
- 6-1 障害対策機能概要
- 6-1-1 OPMNによるプロセス監視/復旧機能
- 6-1-2 バックアップ/リカバリ機能
- 6-2 Oracle Application Server 10gのバックアップ/リカバリ機能
- 6-2-1 Oracle Application Server 10gにおけるバックアップ対象とは
- 6-2-2 Oracle Application Server Backup and Recovery Tool
- 6-2-3 DCMアーカイブ
- 6-3 バックアップ/リカバリ計画について
- 6-3-1 バックアップ計画について
- 6-3-2 全体バックアップ
- 6-3-3 増分バックアップ
- 6-3-4 Oracle Application Server 10g設定変更前後のバックアップ
- 6-3-5 リカバリ計画について
- 6-3-6 OracleAS Infrastructureのリカバリ例について
- 6-3-7 Middle Tierのリカバリ例について
- 6-4 トラブル・シューティング
- 6-4-1 問題の切り分け方法
- 6-4-2 トラブル事例1:OC4JのJVMヒープ使用量が増加し続ける
- 6-4-3 トラブル事例2:レスポンス無応答
- 6-4-4 トラブル事例3:CPU負荷が高い状態が続く
- 6-4-5 トラブル事例4:ブラウザにエラー・ページが表示される
- 6-4-6 トラブル事例5:高負荷時に動作が不安定になる
- 6-4-7 トラブル発生時に整理しておくべき情報
付録
- 付録A インストール要件の確認方法
- 付録B DBAccessSampleアプリケーション事前確認
- 付録C データソースの属性一覧
- 付録D JMSの構成要素一覧
- 付録E コネクション・ファクトリの構成属性
- 付録F Oracle Application Server 10gにおける設定ファイルのリスト
- 付録G Oracle Application Server 10gにおけるログ・ファイルのリスト
付属CD-ROMについて
索 引
あとがき
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