Javaプログラミングツールズ2 JSPタグライブラリ
- 田澤孝之 著
 - 定価
 - 2,728円(本体2,480円+税10%)
 - 発売日
 - 2005.3.15[在庫なし]
 - 判型
 - A5
 - 頁数
 - 320ページ
 - ISBN
 - 4-7741-2291-2
 
概要
JavaによるWebアプリケーション開発の主流であるJavaServer Pagesをさらに活用する にはJSP標準Tag Libraryが有効です。JSPの基本動作を解説し、その中でJSTLの使い方 をさまざまなサンプルとJSTLリファレンスで紹介します。
こんな方にオススメ
- JSPによるWeb開発の効率化を考えているWebプログラマ、Javaプログラマ、
 - システムズエンジニアの皆様
 
目次
第1章 JSPの開発
- 1.1 J2EE概要
- 1.1.1 多層モデル
 - 1.1.2 Web層
 - 1.1.3 EJB層
 
 - 1.2 JSPの役割
- 1.2.1 ユーザインタフェースのデザイン
 - 1.2.2 サーブレットとJSPそれぞれでの開発
 - 1.2.3 MVCデザインパターン
 - 1.2.4 フレームワークについて
 - 1.2.5 Struts
 - 1.2.6 ビューコンポーネント
 
 - 1.3 ビューの設計と開発
- 1.3.1 JSP開発の問題点
 - 1.3.2 再利用を考慮する
 - 1.3.3 タグライブラリ化する処理
 
 
第2章 タグライブラリの開発はどのようにするのか
- 2.1 基礎知識の確認
- 2.1.1 2つのカスタムタグ
 
 - 2.2 タグハンドラ形式とは何か
- 2.2.1 開発のステップ
 - 2.2.2 タグハンドラを開発する
 
 - 2.3 タグファイル形式
- 2.3.1 開発のステップ
 - 2.3.2 タグファイル(.tag)を開発する
 
 - 2.4 関数の利用方法と開発
- 2.4.1 開発のステップ
 - 2.4.2 関数を開発する
 
 - 2.5 配備とパッケージ化について
- 2.5.1 展開形式
 - 2.5.2 パッケージ化
 
 
第3章 JSPの要素
- 3.1 基礎知識の確認
- 3.1.1 JSPページとタグファイル
 - 3.1.2 JSPドキュメント
 - 3.1.3 JSPの基本タグ
 - 3.1.4 宣言
 - 3.1.5 スクリプトレット
 - 3.1.6 式
 - 3.1.7 コメント
 - 3.1.8 標準アクション
 - 3.1.9 ディレクティブ
 
 - 3.2 暗黙オブジェクト
 - 3.3 式言語
- 3.3.1 基本的な利用方法
 - 3.3.2 暗黙オブジェクト
 - 3.3.3 演算子
 - 3.3.4 関数
 
 
第4章 JSTLの利用
- 4.1 基礎知識
- 4.1.1 種類
 - 4.1.2 Apache Jakarta Taglibs
 - 4.1.3 初期設定
 - 4.1.4 アプリケーションからの利用
 
 - 4.2 コアタグライブラリ
- 4.2.1 一般用途アクション
 - 4.2.2 条件アクション
 - 4.2.3 繰り返しアクション
 - 4.2.4 URL関連アクション
 
 - 4.3 国際化タグライブラリ
- 4.3.1 国際化アクション
 - 4.3.2 フォーマットアクション
 
 - 4.4 データベースタグライブラリ
- 4.4.1 SQLアクション
 
 - 4.5 XMLタグライブラリ
- 4.5.1 XMLコアアクション
 - 4.5.2 XMLフロー制御アクション
 - 4.5.3 XMLトランスフォームアクショ
 - 4.6 関数タグライブラリ
 - 4.6.1 関数
 
 - 4.7 コンフィグレーション
- 4.7.1 ロケール
 - 4.7.2 代替ロケール
 - 4.7.3 国際化ローカリゼーションコンテキスト
 - 4.7.4 タイムゾーン
 - 4.7.5 データソース
 - 4.7.6 最大行
 
 
第5章 開発と実行環境の整備について
- 5.1 開発と実行環境
- 5.1.1 はじめに
 - 5.1.2 開発環境について
 - 5.1.3 サンプルアプリケーション
 - 5.1.4 環境の設定
 - 5.1.5 Java2 SDKのインストール
 - 5.1.6 Antのインストール
 - 5.1.7 そのほかのソフトウェアのインストール
 - 5.1.8 Tomcatのインストール(オプション)
 - 5.1.9 アプリケーションのビルドと実行
 
 
Appendix A すぐわかるカスタムタグの作り方
- A.1タグライブラリの作り方
- A.1.1 タグハンドラ形式からはじめよう
 - 1.1.2 タグファイル形式もやってみよう
 - 1.1.3 アプリケーションの配備とテスト
 
 
Appendix B タグライブラリ定義一覧、タグライブラリ記述子
- B.2 タグライブラリ定義一覧
- B.1.1 JSTL 1.1
 - B.1.2 Struts 1.2 タグライブラリ
 - B.1.3 Apache Jakarta Taglibs
 
 - B.2 タグライブラリ記述子
- B.2.1 スキーマ要素構造
 - B.2.2 要素の意味
 
 
プロフィール
田澤孝之
中学生のとき、父の購入したNEC PC-9801Eを使い始め、BASIC、FORTRAN77でプログラミングを学ぶ。
1989年日立製作所入社。アセンブラ、Pascalを用いた国産分散OS開発が最初の仕事。1998年からはミドルウェアを中心に外資製品ベンダでおもにプリセールス業務に従事。BEAでTuxedoとWebLogicとともに成長し、fastでサーチを学ぶ。Red HatではJBoss事業の立ち上げと拡大に成功。その後Cloudera日本事業の立ち上げに貢献。現在は、日本オラクルに所属しエンタープライズアーキテクト本部 担当ディレクターとして、EAを軸にコンサルテーションを実施している。
趣味はツーリングと飼い猫2匹との会話。尊敬する人物は矢沢 永吉、本田 宗一郎、父。著書に『EJB 2.0徹底攻略』(技術評論社)、『JSP標準タグライブラリ』(同)、『エンタープライズサーチ 技術と導入』(アスキー・メディアワークス)などがある。