パソコン換えても大丈夫! 使い慣れた環境設定を手放さないための本
2005年5月30日紙版発売
松永融 著
A5判/208ページ
定価1,848円(本体1,680円+税10%)
ISBN 4-7741-2387-0
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書籍の概要
この本の概要
古いパソコンから新しいパソコンへ,それまで使い続けてきたWindowsの環境設定,アプリケーション設定,関連ファイルなどの“財産”を移行させる方法を解説します。市販ツールを使った簡単な方法から,手間はかかるけれどもタダでできる方法,話題のBart PEを使った方法など,いろいろなケースを試します。
こんな方におすすめ
- ・新しく購入/自作したパソコンへの乗り換えを計画している人
- ・古いパソコンの環境を新しいパソコンでも使いたい人
著者の一言
本書では,古いパソコンから新しいパソコンへ環境を移行するためのノウハウについてまとめました。ユーザのレベルやパソコンの仕様に応じて複数の方法を用意しましたので,自分のニーズや技量,予算に合わせて適切な方法を選択していただきたいと思います。
目次
第1章 「パソコンの環境」とは何か?
- 1-1 パソコンの環境を構成する4つの要素
- 1 OSの種類
- 2 アプリケーションの種類
- 3 Windowsの設定情報
- 4 アプリケーションの設定情報
第2章 データ転送に関する基礎知識
- 2-1 LANの基礎知識
- 1 LANカードとLANケーブル
- 2 クロスケーブルによる直結〜Windows Meの場合
- 3 クロスケーブルによる直結〜Windows XPの場合
- 4 ハブを使って3台以上のパソコンを接続する
- 5 その他のLAN
- 2-2 ストレージデバイスの基礎知識
- 1 書き込み型DVDドライブでファイルを転送する
- 2 外付けハードディスクの差し替えでファイルを転送する
- 3 小容量の転送はUSBメモリが便利
- 4 ストレージサービスを利用する
第3章 メーカ製パソコンに付属するツールを使う
- 3-1 Windows XPプリインストールマシンにへの丸ごとコピー
- 3-2 NEC製パソコンの場合
- 1 データトラベリングでデータを移行する
- 2 データトラベリングで要求される条件
- 3 データトラベリングの実際
- 3-3 富士通製パソコンの場合
- 1 インターネット移行アシスタントでデータを移行する
- 2 移行すべきデータを旧パソコンから収集する
- 3 収集したデータ新しいパソコンへ移行する
- Column 「お気に入り」の並び順を移行する
第4章 Windows XPの「ファイルと設定の転送ウィザード」を活用する
- 4-1 「ファイルと設定の転送ウィザード」とは?
- 1 多彩な環境データの移行が可能
- 2 2種類のデータ転送方式をサポート
- 4-2 「ファイルと設定の転送ウィザード」の実際
- 1 必要なアプリケーションを新しいパソコンにインストールする
- 2 「ファイルと設定の転送ウィザード」の起動用ディスクを作成する
- 3 旧パソコン側で「ファイルと設定の転送ウィザード」を起動する
- 4 LANを介してダイレクトに転送する67
- 5 外部ストレージを介して転送する
第5章 市販の環境移行ツールを利用する
- 5-1 Altiris PC Transplant 3.6日本語版
- 1 幅広いバージョンのWindowsに対応
- 2 パーソナリティパッケージを使って環境を移行する
- 5-2 IntelliMover/IntelliMover Network
- 1 Windowsの環境移行を細かくサポート
- 2 ケーブル経由で簡単な自動転送
- 5-3 Dr. Move
- 1 アプリケーション本体の移行ができる
- 2 移行前の下準備
- 3 3つの方式による転送が可能
- 5-4 安心楽々引越しパックOffice2003対応版
- 1 DVD/CD書き込みエンジンを内蔵した初級ユーザ向け簡単引越しツール
- 2 “荷物”に例えた環境の移行
- 5-5 引越おまかせパック
- 1 付属のLANケーブルでデータを転送
- 2 ファイル転送の実際
- 3 重要な環境情報を反映させる
- Column 大切なデータを分かりやすくバックアップ
第6章 Windows XP/2000パソコンから乗り換える
- 6-1 Windows XPとWindows 2000で異なる操作手順
- 6-2 ステップ(1)‐(1)旧ハードディスクを新しいパソコンで使う
- 6-3 ステップ(1)‐(2)市販ツールを利用してコピーする
- 1 ドライブの内容をイメージ化する
- 2 イメージファイルをコピー先ドライブへ復元する
- 6-4 ステップ(1)‐(3)バックアップユーティリティでコピーする
- 1 新しいパソコン用のハードディスクを旧パソコンに接続する
- 2 新しいパソコンのハードディスクを初期化する
- 3 システムパーティションを作成する
- 4 プライマリパーティションをアクティブにする
- 5 データパーティションを作成する
- 6 旧パソコンのデータパーティションをコピーする
- 7 システムパーティションをフルバックアップする
- 8 新しいパソコンにハードディスクを取り付ける
- 9 新しいパソコンに作業用Windowsをインストールする
- 10 旧パソコンのバックアップを書き戻す
- Column バックアップユーティリティを明示的にインストールする
- 6-5 ステップ(2)プラグ&プレイでドライバをインストールする
- 1 新しいパソコンは起動したか?
- 2 プラグ&プレイでドライバをインストールできない場合
- 6-6 ステップ(3)Windowsが起動しない場合は修復セットアップ
- 1 Windowsが起動しない
- 2 修復セットアップを実行する
- 6-7 ステップ(4)Windows 2000からWindows XPへアップグレードする
- 6-8 ステップ(5)Windows XPの仕上げ
- 1 足りないドライバをインストールする
- 2 設定を調整する
- 3 アクティベーションとライセンス条項の厳守
- Column 古いパソコンにSerial ATAハードディスクを接続する
第7章 Windows Me/9xパソコンから乗り換える
- 7-1 ステップ(1)新しいハードディスクを準備する
- 1 旧パソコンに新しいパソコン用のハードディスクを接続する
- 2 新ハードディスクを初期化する
- 3 新しいハードディスクを選択する
- 4 基本MS-DOS領域を確保する
- 5 拡張MS-DOS領域を確保する
- 6 論理ドライブを作成する
- 7 確保した領域をシステムに認識させる
- 8 確保した領域をフォーマットする
- 7-2 ステップ(2)コピー環境を整える
- 1 ファイルの表示モードを変更する
- 2 復元ポイントの作成を停止させる
- 3 DMA転送モードに設定する
- 7-3 ステップ(3)システムパーティションを丸ごとコピーする
- 1 Windowsフォルダ内のファイルをコピーする
- 2 Windowsフォルダ以外をコピーする
- 7-4 ステップ(4)アクティブ領域の設定
- 1 Windowsの起動ディスクを作成する
- 2 アクティブパーティションを設定する
- 7-5 ステップ(5)アップグレードのための準備
- 1 新しいパソコンでWindows Me/9xを起動する
- 2 アップグレード前に済ませておくこと
- 7-6 ステップ(6)Windows XPへアップグレードする
- 1 Windows上からウィザードを起動する
- 2 アップグレードレポートを設定する
- 3 更新されたセットアップファイルを取得する
- 4 本格的なアップグレード作業を行う
- 7-7 ステップ(7)アップグレード後の総仕上げ
- 1 足りないドライバをインストールする
- 2 設定を調整する
第8章 ツールで取り出せない環境情報を手作業で移行する
- 8-1 Windowsの設定情報
- 1 「ファイルと設定の転送ウィザード」でサポートされない設定
- 8-2 かな漢字変換ソフト
- 1 MS-IME2003/2002
- 2 ATOK2005/17/ATOK16
- 8-3 オフィスツール/テキストエディタ
- 1 Microsoft Office
- 2 StarSuite7パーソナルパック
- 3 秀丸エディタ
- 8-4 画像処理ソフト
- 1 Paint Shop Pro 9
- 2 Adobe Photoshop Album 2.0
- 3 蔵衛門2005
- 8-5 セキュリティ管理/ウィルスチェックソフト
- 1 Norton AntiVirus 2005/Internet Security 2005
- 2 ウィルスバスター2005インターネットセキュリティ
- 8-6 Webブラウザ/メールソフト
- 1 Internet Explorer
- 2 ポストペットV3
- 3 Shuriken Pro4
- 4 Outlook/Outlook Expless
- 8-7 はがき印刷ソフト
- 1 筆ぐるめ
- 2 筆まめ
- Column 古いパソコンのデータを完全に消すには?