だれも書かなかったVisualBasicプログラミング入門
2005年6月2日紙版発売
西田雅昭 著
B5変形判/416ページ/CD1枚
定価3,278円(本体2,980円+税10%)
ISBN 4-7741-2389-7
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書籍の概要
この本の概要
VisualBasic2002/2003は,VisualBasicVer.7といわれ,本格的なオブジェクト指向の言語になっている。前バージョンのVer.6のプログラミング方法ではVer.7を使う意味はまったくないといわれる。一部の翻訳書以外では未だ本当のVer.7の解説書は誰も書いていない。とくにクラスプログラミングの練習については,実務に役立つ内容で,またExcelへのデータ出力,ADOデータベース処理,デプロイメントなどとてもたくさんの実践的なプログラムが提供されるなど,このような本はいままでになかった内容で,非常に優れています。
目次
第1章 Visual Basic .NET 入門
- 1.1 NETさん こんにちは
- プロフィール
- ソースコードの保存場所
- 変更の確保
- 1.2 最初のプログラム
- 新しいプロジェクトを指定する
- コントロールを配置する
- コントロールのプロパティ
- コートを書く
- プログラムの実行
- ファイルの構成
- 1.3 .NETらしいプログラミング
- 作成の開始
- 開発環境は便利だ
- 名前を付ける
- フォームの内容
- プロパティの設定
- コードエディタを見る
- いよいよコーディング
- プログラムの実行
- 1.4 アラーム時計を作る 実用的なプログラム
- 時計のデザイン
- Timerコントロール
- 時計のコード
- 最小化に対応
- アラームの設定
- コードの作成
- フォームとフォームの連絡
- フォームの呼び出し
- ダイアログボックス
- With構文
- アラームの発生
- アラームの表示
- いよいよ完成
- 実行する
- 1.5 アプリケーションを配布する
- アプリケーションのビルド
- デプロイメントプロジェクト
- インストールしてみよう
- ショートカットの作成
- 取り扱い説明書を組み込む
- プログラムメニューの作成
- インストールしてみる
- 他のコンピュータへの配置
- 1.6 Excelを使う
- 参照設定の追加
- コーディング
- いよいよ実行
- 1.7 他のアプリケーションの起動
- プログラムメニューの実行
第2章 プログラムの基礎技術
- 2.1 「スタートページ」の内容
- 「プロジェクト」タブ
- 「オンラインリソース(N)」タブ
- マイ プロフィール
- 2.2 「新しいプロジェクト」ダイアログボックス
- プロジェクトの種類
- Visual Basicで選択できるテンプレートの内容
- 2.3 変数の使い方
- 変数の宣言
- 変数への値の代入
- 定数について
- 2.4 制御構造と演算子
- 他の演算子
- 2.5 プロシージャとは
- プロシージャの種類
- プロシージャの宣言
- 引数について
- プロシージャの作成
- 引数つきのプロシージャ
- つの引数渡し
- 位置と名前による引数渡し
- 戻り値のあるプロシージャ
- オーバーロード
- 2.6 名前の付け方
- Leszynski Naming Conventions
- なぜ命名規則が必要か
- VS7の上の名前
- 命名規則の基本
- 2.7 プログラム要素の宣言と有効範囲
- 領域のレベル
- 有効期間
- 変数の初期化
- スコープ
- アクセシビリティ
- 2.8 エラーの処理
- 2.9 フォーカスイベント
- Validatingの不思議
- <フォーカスイベントの難しさ>
- 2.10 データ型と型変換
- 変数や定数の宣言
- データ型の説明
- 「Conversion」プログラムの使用
- 2.11 数値演算について
- 2.12 文字列の処理
- 2.13 文字型の処理
- 2.14 日付と時刻の処理
- 2.15 数値の書式指定
- 2.16 日付,時間の書式
- 2.17 配列の使い方
- 「Array」クラス
- 2.18 列挙型の使い方
- Enumクラス
- 2.19 構造体
- 構造体の宣言
- 2.20 イベントとハンドラ
- イベントハンドラの実験
- 複数のオブジェクトで動作するハンドラ
- 2.21 コードが動かなくなった時(デバッグ)
- Traceクラス
- ブレークポイントの設定
- 中断モード
第3章 コーディングが楽しくなる操作の秘訣
- 3.1 IDE全体の概略
- 2つのウィンドウ
- ツールウィンドウ
- 3.2 ドッキングのコツ
- 3.3 ツールウィンドウの内容
- ツールウィンドウの内容 1
- 「Windowsフォーム」
- クリップボードリング
- ツールウィンドウの内容 2
- ソリューションエクスプローラ
- プロパティウィンドウ
- クラスビュー
- 目次
- キーワード検索
- 検索
- ダイナミックヘルプ
- ヘルプの系統的な利用
- お気に入り
- 3.4 いろいろなツール
- イミディエイトウィンドウ
- オブジェクトブラウザ
- 3.5 コントロールの整列
- グリッドとは
- 位置の移動
- 3.6 楽々コーディング
- 入力候補
- パラメータヒント
- 3.7 コーデエディタの便利な機能
- 3.8 アウトライン機能
- 3.9 検索と置換について
- 検索と置換
- 「検索」グループボックス
- ボタン
- インクリメンタル検索
- ファイル内の検索
第4章 クラスを理解する
- 4.1 オブジェクトとは
- 「手続き」と「オブジェクト」
- オブジェクトの内容
- 4.2 クラスの定義と継承
- クラスの定義
- クラスのインスタンス=オブジェクト
- 継承とは
- 改装構造
- 4.3 名前空間と参照設定
- 名前空間の利用法
- 4.4 クラスに関するヘルプ
- クラスの祖先
- クラスのメンバ
第5章 クラスを作ってみる
- 5.1 クラスの作成
- クラスをテスト
- 共有メンバ
- 5.2 コレクションとは
- 5.3 便利な継承
第6章 データベース処理の初歩
- 6.1 手軽にできるデータベース処理
- データフォームウィザードの利用
- プロジェクトの実行
- 6.2 ADO.NETとは
- フォームを作成する
- ADOの設定
- 名前は必ず付けよう
- DataSetの作成
- もっと名前を
- オブジェクトの中身
- ADO.NETの概要
- コードを書く
- 6.3 データベースの処理
- プロジェクトの借用
- 名前の変更
- フォームの改造
- データを表示する
- 移動機能を付加する
- 連結コントロール
- 単純データ連結
- 複合データ連結
- 連結を受ける側
- データレコードの移動
- イベントを作成する
- データの処理
- ブラウズモード
- 新規作成の作業
- データのチェック
- 「キャンセル」ボタン
- 「EditEnd」ボタンの機能
- 新規入力のテスト
- 「コード」入力のチェック
- 「連続入力」ボタンの機能
- Validationの問題
- 「削除」ボタンの機能
- 「訂正」ボタンの機能
- 「保存」ボタン
- 「元に戻す」ボタン
- 日付の表示
- プログラミングの考え方
- データベースの考え方
第7章 コントロール
- 7.1 MessageBoxを使う
- 7.2 ラベルの使い方と「Anchor」プロパティ
- 7.3 テキストボックスの使い方
- 操作の説明
- 外観
- 文字列の内容と長さ
- フォントとIME
- 操作の制限
- 元に戻す
- 複数行のテキストボックス
- 文字列の選択
- その他の機能
- 7.4 データグリッドのデザインの外観を美しく
- 7.5 メニューの作り方
付録
- 1 ショートカットキー一覧
- 2 アイコン一覧
- 3 Windowsフォームコントロールの機能別一覧