Visual C# 2005 [実践] プログラミングテクニック
―応用できる基本の書き方
2006年11月7日紙版発売
谷尻かおり,谷尻豊寿 監修
B5変形判/440ページ/CD1枚
定価4,048円(本体3,680円+税10%)
ISBN 4-7741-2945-3
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書籍の概要
この本の概要
本書は,最新のVisual C# 2005を使ってWindowsアプリケーションを作成するにあたり実際に活用できるテクニックを多数集めて解説しています。しかし,単なるワザ集とは違い,テクニックを何の脈絡もなしに数だけ並べるというものではありません。
本書では6つの有用なサンプルを用意し,これを組み上げるのに使われる実際のテクニックを原理と共に紹介しているのです。複数解がある場合には最も有益な方法を。サンプルはジャンルも多岐に渡っているので,あらゆる場面で活用できます。
こんな方におすすめ
- いまC#を学習中という方
- C#を使った開発を行っている方
- 実践的なC#のテクニック集を探している方
この書籍に関連する記事があります!
- とうとうVisual C# 2005を使う時が来たのだ!
- C#というプログラミング言語は,それまで複数の言語や処理系が雑然と同時並行的に混在していたWindowsアプリケーションの開発環境を整理すべくマイクロソフトが重い腰を上げたときに投入されたものです。
目次
Introduction(イントロダクション)
- 1 TextEditor(テキストエディタ)
- 2 SpreadSheet(スプレッドシート)
- 3 Database(データベース)
- 4 FigEditor(図形エディタ)
- 5 Viewer(ビューア)
- 6 MDIAppli(MDIアプリケーション)
第1章 Windowsアプリケーションの基本
- 1 フォームのデザイン
- 001 フォームのサイズを指定する
- 002 フォームのクライアント領域のサイズを指定する
- 003 クライアント領域全体にコントロールを配置する
- 004 ツールバーやステータスバーを除いた領域全体にコントロールを配置する
- 005 コントロールの大きさに合わせてフォームを表示する
- 006 クライアント領域の中心にコントロールを配置する
- 007 タイトルバーに出力する文字列を指定する
- 008 フォームにスクロールバーを追加する
- 2 フォームの使い方
- 009 別フォームを表示する
- 010 呼び出したフォームがつねにいちばん上に表示されるようにする
- 011 Form1からForm2に情報を渡す
- 012 Form2からForm1のコントロールを参照する
- 013 ダイアログボックスとして表示する
- 014 ダイアログボックスのボタンの種類を設定する
- 015 Form2で入力した値をForm1に渡す
- 016 フォームを閉じる
- 3 メニューバーとツールバー
- 017 標準的なメニューバーを挿入する
- 018 メニュー項目を編集する
- 019 サブメニューを作成する
- 020 メニューコマンドにチェックマークを付ける
- 021 グループ内の1つのメニューコマンドにチェックマークを付ける
- 022 標準的なツールバーを挿入する
- 023 ツールバーを編集する
- 024 ツールバー上のボタンに文字列を表示する
- 025 ツールバー上のボタンに表示するイメージを自作する
- 026 リソースデザイナを利用してボタンに表示するイメージを作成する
- 027 ツールバー上のアイテムのサイズを変更する
- 028 フォームの四辺にドッキング可能なツールバーを作成する
- 029 ツールバー内のボタンを押された状態にする
- 030 ツールバー内のボタンを1つだけ押された状態にする
- 4 FileDialogコントロール
- 031 [ファイルを開く]ダイアログボックスを表示する
- 032 [名前を付けて保存]ダイアログボックスを表示する
- 033 フォルダの初期値を設定する
- 034 ファイル名の初期値を設定する
- 035 フィルタの初期値を設定する
- 036 フィルタインデックスの初期値を設定する
- 037 フィルタインデックスに応じて保存するファイルのフォーマットを決定する
- 5 印刷
- 038 印刷データを作成する
- 039 プレビュー画面を表示する
- 040 プレビュー画面の大きさを指定する
- 041 [印刷]ダイアログボックスを表示する
- 042 [ページ設定]ダイアログボックスを表示する
- 043 [ページ設定]ダイアログボックスの初期値を設定する
- 044 余白サイズの単位を自動的に変換する
- 6 C#の文法
- 045 変数を宣言する
- 046 配列を宣言する
- 047 二次元配列を宣言する
- 048 配列の要素数を調べる
- 049 参照型の変数を宣言する
- 050 if文を使って処理を分岐する
- 051 switch文を使って処理を分岐する
- 052 for文を使って処理を繰り返す
- 053 foreach文を使って処理を繰り返す
- 054 while文を使って処理を繰り返す
- 055 do〜while文を使って処理を繰り返す
- 056 2つの値を比較する
- 057 2つの条件式を比較する
- 058 例外処理を作成する
- 059 イベントハンドラを作成する
- 060 1つのイベントハンドラを複数のイベントに割り当てる
- 061 プログラムからイベントハンドラを実行する
- 062 値を返さないプロシージャを作成する
- 063 値を返すプロシージャを作成する
- 7 .NET Framework
- 064 文字列を数値に変換する
- 065 数値を文字列に変換する
- 066 データ型を変換する
- 067 数値データの型を一時的に変換する
- 068 絶対値を求める
- 069 メッセージを表示する
- 070 複数のボタンを含んだメッセージを表示する
- 071 値を入力できるメッセージボックスを表示する
- 072 出力ウィンドウに値を出力する
- 073 名前空間を宣言する
- 074 クリップボード内のデータ形式を確認する
- 075 アプリケーションに関する情報を取得する
- 076 ファイルが存在するかどうかを調べる
- 077 パスからファイル名を取得する
第2章 テキストデータを扱うアプリケーション
- 1 TextBoxコントロール
- 078 複数行を表示できるようにする
- 079 スクロールバーを追加する
- 080 TextBox内の文字数と行数を取得する
- 081 編集されたかどうかを調べる
- 082 TextBox内のすべての文字列を選択する
- 083 TextBox内の一部の文字列を選択する
- 084 選択した文字列を参照する
- 085 TextBoxがフォーカスを失っても選択状態を維持する
- 086 文字列を置換する
- 087 カーソル位置を設定する
- 088 カーソル位置までスクロールする
- 089 直前に実行された編集操作をもとに戻す
- 2 クリップボード
- 090 TextBoxの内容を切り取ってクリップボードに入れる
- 091 TextBoxの内容をクリップボードにコピーする
- 092 クリップボードの内容をTextBoxに貼り付ける
- 3 印刷
- 093 TextBoxの内容を印刷する
- 094 印刷開始位置を決定する
- 095 TextBoxの内容を1行ずつ印刷する
- 096 印刷幅で折り返して印刷する
- 097 1ページに印刷できる行数を調べる
- 098 改ページして印刷する
- 4 テキストファイルの入出力
- 099 テキストファイルからデータを読み込む
- 100 テキストファイルに出力する
- 5 文字列の扱い方
- 101 文字列の長さを取得する
- 102 文字列を検索する
- 103 2つの文字列を比較する
- 104 指定した文字列を一度に置換する
- 105 文字列の一部を取得する
- 106 大文字/小文字に変換する
- 107 区切り文字(カンマ,空白など)までの文字列を取得する
- 108 文字列の前後に含まれる空白を削除する
- サンプルアプリケーション― TextEditor
- 1 Form1
- 2 frmSearch
- 3 frmReplace
- 4 frmVersion
第3章 CSV形式のデータを扱うアプリケーション
- 1 DataGridViewコントロール
- 109 DataGridViewに列を追加する
- 110 列幅を設定する
- 111 入力したデータに応じて列幅を自動的に調整する
- 112 実行時に列幅を調整する
- 113 列数と行数を調べる
- 114 カレントセルの列番号と行番号を調べる
- 115 新しい行の行番号を調べる
- 116 指定したセルをカレントにする
- 117 指定したセルの値を参照する
- 118 新しい行を追加して値を代入する
- 119 セルに入力するデータの型を設定する
- 120 指定したセルにスクロールする
- 121 指定した行を削除する
- 122 すべての行を削除する
- 123 すべてのセルを選択する
- 124 セルの選択状態を解除する
- 125 特定の列で並べ替える
- 126 並べ替えマークを削除する
- 2 2 CSV形式ファイルの入出力
- 127 CSVファイルからデータを読み込む
- 128 CSV形式で出力する
- 3 クリップボード
- 129 DataGridViewの内容をクリップボードにコピーする
- 130 クリップボードの内容をDataGridViewの各セルに貼り付ける
- 4 印刷
- 131 DataGridViewの内容を印刷する
- 132 文字列の桁を揃えて印刷する
- 133 改ページして印刷する
- サンプルアプリケーション― SpreadSheet
- 1 使用するCSVファイル
- 2 Form1
- 3 frmAmount
第4章 データベースを扱うアプリケーション
- 1 接続とデータ連結
- 134 接続先のデータベースを指定する
- 135 データベースに連結したフォームを作成する
- 136 TableAdapterのコマンドを作成する
- 137 連結コントロールの種類を変更する
- 138 データソースとDataGridViewを連結する
- 139 データソースとTextBoxを連結する
- 140 実行時にデータソースとDataGridViewを連結する
- 141 実行時にデータソースとTextBoxを連結する
- 2 レコード操作
- 142 データベースからデータを取得する
- 143 データベースを更新する
- 144 レコードを移動する
- 145 カレントレコード番号を調べる
- 146 指定したレコードに移動する
- 147 登録されているレコード数を調べる
- 148 新しいレコードを追加する
- 149 カレントレコードを削除する
- 150 レコードの編集操作を取り消す
- 151 レコードの編集内容を確定する
- 152 レコードを検索する
- 153 レコードを抽出する
- 154 フィルタを解除する
- 155 レコードを並べ替える
- 156 並べ替えを解除する
- 3 印刷
- 157 データテーブルの内容を印刷する
- 158 フィールド名を印刷する
- 159 改ページして印刷する
- 4 エクスポート
- 160 データテーブルの内容をCSV形式のファイルに出力する
- 161 データテーブルの内容をXML形式のファイルに出力する
- サンプルアプリケーション― Database
- 1 使用するデータベース
- 2 データソース
- 3 Form1
第5章 グラフィックスを扱うアプリケーション
- 1 PictureBoxコントロール
- 162 PictureBoxの境界線スタイルを設定する
- 163 PictureBoxの背景色を設定する
- 164 PictureBoxに図形を描画できるようにする
- 165 描画した図形を保存したり印刷したりできるようにする
- 166 表示した画像に図形を描画できるようにする
- 2 図形の描画
- 167 直線を描画する
- 168 四角形を描画する
- 169 楕円を描画する
- 170 四角形の内部を塗りつぶす
- 171 四角形の枠と塗りつぶしの色を異なる色にする
- 172 描画に使うペンを作成する
- 173 ペンの太さを設定する
- 174 ペンの色を変更する
- 175 線の種類を設定する
- 176 塗りつぶしに使うブラシを作成する
- 177 塗りつぶしパターンを設定する
- 178 文字列を描画する
- 179 文字の描画に使うフォントを作成する
- 180 イメージを描画する
- 181 指定したサイズでイメージを描画する
- 3 マウスイベントを利用したグラフィックスの描画
- 182 クリックした2点を使って直線を描画する
- 183 クリックした点を結ぶ折れ線を描画する
- 184 マウスの軌跡を描画する
- 185 クリックした2点を使って四角形を描画する
- 186 ラバーバンド(直線)を描画する
- 187 ラバーバンド(矩形)を描画する
- 188 マウス位置をステータスバーに出力する
- 4 選択枠の作成
- 189 マウスイベントを利用して選択枠を描画する
- 190 選択枠がPictureBoxを超えないようにする
- 191 選択枠を消去する
- 5 座標系
- 192 原点を平行移動する
- 193 座標系を拡大/縮小する
- 194 座標軸の向きを変える
- 195 座標系を回転する
- 196 座標系を初期化する
- 197 クライアント座標からスクリーン座標に変換する
- 198 スクリーン座標からクライアント座標に変換する
- サンプルアプリケーション― FigEditor
- 1 Form1
- 2 frmPen
第6章 画像を扱うアプリケーション
- 1 PictureBoxコントロール
- 199 PictureBoxに画像を表示する
- 200 実行時にPictureBoxに画像を表示する
- 201 画像を表示した後にファイルがロックされないようにする
- 202 読み込んだ画像の大きさに合わせてPictureBoxのサイズを変更する
- 203 PictureBoxの内容を初期化する
- 2 保存
- 204 PictureBoxの内容をファイルに保存する
- 205 画像フォーマットを指定してPictureBoxの内容をファイルに保存する
- 3 印刷
- 206 PictureBoxの内容を印刷する
- 207 PictureBoxの内容を指定したサイズで印刷する
- 4 クリップボード
- 208 PictureBox内のイメージをクリップボードにコピーする
- 209 PictureBox内の指定した範囲をクリップボードにコピーする
- 210 クリップボード内のイメージをPictureBoxに貼り付ける
- 211 クリップボード内のイメージをPictureBoxの左上隅に貼り付ける
- 212 クリップボード内のイメージをPictureBoxの指定した位置に貼り付ける
- 213 クリップボード内のイメージの大きさに合わせてマウスドラッグ時に枠を表示する
- 5 座標変換
- 214 画像を拡大/縮小して表示する
- 215 画像を左右反転する
- 216 画像を回転する
- サンプルアプリケーション― Viewer
- 1 Form1
第7章 MDIアプリケーション
- 1 フォームのデザイン
- 217 親ウィンドウを指定する
- 218 子ウィンドウを表示する
- 219 子ウィンドウのコントロールを参照する
- 220 アクティブな子ウィンドウを調べる
- 221 すべての子ウィンドウを閉じる
- 2 メニューのデザイン
- 222 メニューの作り方
- 223 親ウィンドウのメニューにサブメニューを追加する
- 224 親ウィンドウのメニューにメニュータイトルを追加する
- 225 子ウィンドウのタイトルをメニューに追加する
- サンプルアプリケーション― MDIAppli
- 1 Form1
- 2 Form2
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