知りたい!サイエンスシリーズ極限環境の生き物たち
―なぜそこに棲んでいるのか―

[表紙]極限環境の生き物たち―なぜそこに棲んでいるのか―

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電子版発売

四六判/256ページ

定価1,738円(本体1,580円+税10%)

ISBN 978-4-7741-5030-7

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この本の概要

煮えたぎる源泉,極寒の土地,1千気圧の世界,放射線が飛び交う冷却水。

地球の平均的な環境とは大きく異なる場所,それが極限環境。

これほど過酷な環境の中でも平然と生きる生命がいる。

彼らは,どうしてそんなに強いのだろうか?

極限環境生物の秘密を軸に繰り広げられる,生命と科学の不思議な世界。

身近な場所から地球外生命体まで,ロマンあふれる1冊!

こんな方におすすめ

  • 生命や科学に興味のある方
  • 地球外生命に思いをはせたい方
  • 「極限環境」「極限環境生物」という単語にロマンを感じる方

著者プロフィール

大島泰郎(おおしまたいろう)

1935年東京生れ。現在は共和化工株式会社 環境微生物学研究所長,東京工業大学名誉教授,東京薬科大学名誉教授。理学博士。

1958年東京大学理学部化学科卒,1963年東京大学大学院生物化学専攻博士課程終了。東京大学助手,米国NASA博士研究員,アインシュタイン医科大学(ニューヨーク)博士研究員,三菱化成生命科学研究所主任研究員を経て,1983年より東京工業大学教授,のち生命理工学部長などを併任し,1995年定年退官。1995年4月東京薬科大学教授,翌年より生命科学部長。平成17年3月再び定年退職,4月より現職。好熱菌,好熱性古細菌を利用したタンパク質工学,進化生化学の研究を行っている。

趣味は? と聞かれると「地球外文明探査」と答えて煙に巻いているが,実は何もしていない。どうせ簡単には見つからないから。今の楽しみは,初心に立ち戻って自分の手で新たな好熱菌を探していること。