知的財産管理技能検定3級 合格教本
2014年10月2日紙版発売
岩崎博孝 著
A5判/320ページ
定価2,398円(本体2,180円+税10%)
ISBN 978-4-7741-6717-6
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書籍の概要
この本の概要
「知的財産のプロフェッショナル」-弁理士である著者が,初心者にむけて解説した知的財産管理技能検定3級のテキスト(+問題集)です。3級の出題範囲は,特許法,商標法,著作権法で7割を超えていますが,本書では一番出題数の多い「著作権法」の解説を特に充実させています。
また,本書の演習問題は出題された過去問題(第14回~第17回試験分)を使用し,巻末に第18回過去問題をそのまま1回分収録しています。実際に出題された問題を使用しているので,回り道のない無駄のない学習が可能です。本書はオリジナル○×問題を178問,直近5回分の厳選過去問を157問収録しているので,問題集として使用することも可能です。
さらに本書では原則的に2~4ページで各節を解説しているので,細切れ時間を利用した学習が可能です。
試験対策だけではなく,知的財産の入門書籍としても最適です。
こんな方におすすめ
- 知的財産管理技能検定3級を受験される方
- 知的財産をこれから勉強してみたい方
目次
- はじめに
- 知的財産管理技能検定とは
- 出題傾向と本書の特長
- 知的財産法総論
第1章 特許法
- 1-1 特許法の目的
- 1-2 保護対象(「発明」とは)
- 1-3 産業上利用可能性(特許されるための条件)
- 1-4 新規性(特許されるための条件)
- 1-5 新規性喪失の例外(特許されるための条件)
- 1-6 進歩性,先願,その他(特許されるための条件)
- 1-7 誰が特許を受けられるのか?
- 1-8 特許出願に必要な書類
- 1-9 特殊な出願(国内優先権,分割,変更)
- 1-10 出願~登録までの流れ
- 1-11 補償金請求権
- 1-12 審査官による審査
- 1-13 特許権の発生と存続期間
- 1-14 特許権の及ぶ範囲
- 1-15 特許権の活用
- 1-16 自己の意思に基づかない通常実施権
- 1-17 警告を受けたとき
- 1-18 その他
- 演習問題1
第2章 実用新案法
- 2-1 実用新案法
- 演習問題2
第3章 意匠法
- 3-1 意匠法の目的と保護対象
- 3-2 意匠登録されるための条件
- 3-3 出願手続と出願後の流れ
- 3-4 部分意匠
- 3-5 組物の意匠
- 3-6 関連意匠
- 3-7 秘密意匠
- 3-8 意匠権その他
- 演習問題3
第4章 商標法
- 4-1 商標法の目的と保護対象
- 4-2 商標登録されるための条件(1)
- 4-3 商標登録されるための条件(2)
- 4-4 出願手続とその流れ
- 4-5 商標権の発生と存続期間
- 4-6 商標権の効力とその効力が及ばない範囲
- 4-7 不使用取消審判
- 4-8 商標法その他
- 演習問題4
第5章 条約
- 5-1 条約と国内法の関係
- 5-2 パリ条約と三大原則
- 5-3 特許協力条約(PCT)
- 5-4 マドリッド協定議定書(マドプロ)
- 演習問題5
第6章 著作権法
- 6-1 著作権と産業財産権との違い
- 6-2 著作物
- 6-3 著作物の種類
- 6-4 特殊な著作物
- 6-5 著作者
- 6-6 法人著作
- 6-7 保護を受ける著作物と権利の目的とならない著作物
- 6-8 著作者人格権
- 6-9 著作権の種類(1)
- 6-10 著作権の種類(2)
- 6-11 著作権の種類(3)
- 6-12 著作権が制限される場合(1)
- 6-13 著作権が制限される場合(2)
- 6-14 著作権が制限される場合(3)
- 6-15 著作権が制限される場合(4)
- 6-16 著作権が制限される場合(5)
- 6-17 著作権が制限される場合(6)
- 6-18 著作権法における登録制度
- 6-19 著作権の保護期間
- 6-20 映画の著作物まとめ
- 6-21 著作隣接権
- 6-22 著作権侵害と権利行使
- 演習問題6
第7章 不正競争防止法
- 7-1 不正競争防止法の目的と概要
- 7-2 不正競争行為の類型(1)
- 7-3 不正競争行為の類型(2)
- 7-4 不正競争行為の類型(3)
- 演習問題7
第8章 種苗法
- 8-1 種苗法
- 演習問題8
第9章 独占禁止法
- 9-1 独占禁止法
- 演習問題9
第10章 弁理士法
- 10-1 弁理士法
- 演習問題10
知的財産管理技能検定3級 第18回試験問題
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- 解答用紙
- 解答・解説