まなびのずかんシリーズ天文学の図鑑

[表紙]天文学の図鑑

紙版発売
電子版発売

B5判/144ページ

定価2,728円(本体2,480円+税10%)

ISBN 978-4-7741-7293-4

電子版

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この本の概要

天文学は最も古い学問のひとつです。人類は物心がついてから常に自分たちはどこから来たのか? そして,これからどこに行こうとしているのかを自問自答してきました。それから数千年を経た21世紀の今日,この本質的な人間の悩みに天文学がひとつの答えを導こうとしています。天文学者たちは今,宇宙の謎解きに挑戦しています。「天文学はみんなの科学」とも「理系の哲学」とも呼ばれています。また,宇宙は「不思議の玉手箱」であり「不思議の大海原」でもあります。本書を好きなページからひも解くことによって,広大な宇宙の謎解きの旅に出かけましょう。読者のみなさん一人一人が今すぐに知りたい宇宙の不思議について,現在わかっていることが明解に示されています。

こんな方におすすめ

  • こよみや宇宙について素朴な疑問を持たれている方
  • 天文学に興味のある方

著者プロフィール

縣秀彦(あがたひでひこ)

監修担当。
自然科学研究機構 国立天文台/准教授 天文情報センター/普及室長 総合研究大学院大学/准教授。1961年長野県大町市八坂生まれ(現在,信濃大町観光大使)。東京大学附属中学・高校教諭を経て現職。国立天文台天文情報センターで広報・アウトリーチ,教育を担当(教育学博士)。現在,天文教育普及研究会会長,日本天文学会代議員,日本科学教育学会代議員,日本サイエンスコミュニケーション協会副会長など。NHK高校講座,ラジオ深夜便にレギュラー出演中。「科学を文化に」,「世界を元気に」を合言葉に世界中を飛び回っている。おもな研究テーマは,研究機関からの学校教育支援に関する実践的研究,科学コミュニケーションに関する研究,4次元デジタル宇宙プロジェクトなど。『天文学者はロマンティストか?』(単著,NHK出版),『オリオン座はすでに消えている?』(単著,小学館),『地球外生命は存在するのか』(単著,幻冬舎),『星の王子さまの天文ノート』(監修,執筆,河出書房新社)など著作物は100冊を超える。


池田圭一(いけだけいいち)

1963年生まれ。IT系雑誌・Web媒体でパソコン・ネットワーク・デジカメ関連記事の企画・執筆を手がけるフリーランスの編集・ライター。天文や生物など自然科学分野の記事も多数寄稿する。著書に『失敗の科学~世間を騒がせたあの事故の失敗に学ぶ』(技術評論社)。おもな共著に『水滴と氷晶がつくりだす空の虹色ハンドブック』(文一総合出版),『光る生き物~ここまで進んだバイオイメージング技術~(知りたい!サイエンス)』(技術評論社),『これだけは知っておきたい 生きるための科学常識』(東京書籍)など。