生物ミステリー(生物ミステリー プロ)シリーズ三畳紀の生物

[表紙]三畳紀の生物

紙版発売

A5判/160ページ

定価2,948円(本体2,680円+税10%)

ISBN 978-4-7741-7405-1

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この本の概要

シリーズ5作目は「三畳紀の生物」。地球史上最大の絶滅事件により古生代が終了,時代はついに中生代に突入。中生代最初の時代・三畳紀になると,いよいよ恐竜が登場する。しかし,恐竜だけがこの時代の“登場人物”ではない。イルカのような姿をした魚竜たち,愛嬌ある姿のプラコドンたち,翼竜をはじめとする空飛ぶ爬虫類。そして,登場したばかりの恐竜たちを圧倒する「クルロタルシ類」とその仲間たち。恐竜は勿論のこと,恐竜以外の生物にもぜひご注目頂きたい。三畳紀で繰り広げられる,恐竜と恐竜以外の生物たちの生存競争。そして,恐竜はいかにその競争を勝ち抜いたのか。その秘密が,三畳紀には隠されている。

こんな方におすすめ

  • 古生物に興味のある方
  • 三畳紀について知りたい方
  • ※既刊本に飽き足らないマニアックな方にとくにお薦めです。

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魅惑的な古生物たちの世界。知的好奇心をくすぐり,知的探究心を呼び起こし,そして何よりシンプルに面白い。そんな世界を,皆さまにお届けします。

著者プロフィール

土屋健(つちやけん)

オフィス ジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学,古生物学)。その後,科学雑誌『Newton』の記者編集者を経て独立し,現職。近著に『デボン紀の生物』『石炭紀・ペルム紀の生物』(ともに技術評論社),『WONDA 大昔の生きもの』(ポプラ社),『理科が好きな子に育つ ふしぎのお話365日』(共著:誠文堂新光社)など。


群馬県立自然史博物館(ぐんまけんりつしぜんしはくぶつかん)

監修担当。
世界遺産「富岡製糸場」で知られる群馬県富岡市にあり,地球と生命の歴史,群馬県の豊かな自然を紹介している。1996年開館の「見て・触れて・発見できる」博物館。常設展示「地球の時代」には,全長15mのカマラサウルスの実物骨格やブラキオサウルスの全身骨格,ティランノサウルス実物大ロボット,トリケラトプスの産状復元と全身骨格などの恐竜をはじめ,三葉虫の進化系統樹やウミサソリ,皮膚の印象が残ったヒゲクジラ類化石やヤベオオツノジカの全身骨格などが展示されている。そのほかにも,群馬県の豊かな自然を再現したいくつものジオラマ,ダーウィン直筆の手紙,アウストラロピテクスなど化石人類のジオラマなどが並んでいる。企画展もも年に3回開催。
http://www.gmnh.pref.gunma.jp/