大人の自由時間(大人の自由時間mini)シリーズスポーツ自転車でまた走ろう!
〜一生楽しめる自転車の選びかた・乗りかた
2015年9月18日紙版発売
2015年9月24日電子版発売
山本修二 著
B6判/160ページ
定価1,408円(本体1,280円+税10%)
ISBN 978-4-7741-7583-6
書籍の概要
この本の概要
スポーツ自転車はすっかり定着していますが,日本ではなぜか最新・最速のロードバイクの話題が中心です。でもレースに出て勝つのがあなたの目的ですか? 無理してジャージにビンディング,きつい前傾姿勢で乗らなくてもいいのです。シングルスピードやMTB,折り畳み,シクロクロスなど,シーン応じて魅力的な自転車はたくさんあります。いま海外発の肩の力を抜いたスポーツ自転車のムーブメントが日本に広がってきています。楽しみ方はひとつじゃない,多彩な大人のスポーツ自転車生活の入門書です。
こんな方におすすめ
- 大人になってまたスポーツ自転車に乗りたい方
- ロードレーサー以外の自転車の選択肢を探している方
- 簡単なメンテナンスや調整は自分でできるようになりたい方
- 自転車での旅や輪行を気楽に楽しみたい方
著者の一言
ロードバイクのブームにより,スポーツ自転車に乗る人は増えた。しかし,今の日本を見るとその進化はガラパゴス的であり,文化として定着するにはまだまだ時間が必要と感じた。生活を豊かにする道具,友達との関係を良好にする言語として,自転車に乗る人がひとりでも増えたら。そう願って,この本を書いた。
自転車は整備さえしていれば,なんでもいい。大切なのは気持ちをユルくすることだけ。自分を解放して,ただペダルを踏めばいい。そして,恥ずかしがらず,いろいろな店や,いろいろな仲間の中に入っていけばいい。
(「はじめに」より)
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本書のサンプル
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目次
Chapter1 さらば,ロードバイク至上主義
- 1 競うのをやめれば「自由」が見えてくる
- 2 パーツにお金をかけなくても自転車は楽しい
- 3 ロードバイクは体を鍛えてこそ乗りこなせる本気のマシン
- 4 前傾姿勢は首を痛める
- 5 ロードバイクはデイパックを背負うことを想定していない
- 6 自転車を軽さだけで選んではいけない
- 7 自転車はもっとユルく乗りませんか?
Chapter2 買う前に知っておくべきこと
- 1 簡単な修理は自分でするくらいの気持ちで
- 2 自転車とは大きな棚。引き出しは増え続けている
- 3 スポーツ自転車は室内で保管する
- 4 自転車のフレームには寿命がある
- 5 フレームの素材は鉄にかぎる
- 6 フレームの設計しだいで上りは楽になる
- 7 軽い自転車よりも重いほうが楽に走れる
- 8 購入前には変速機よりもタイヤをチェックすべき
- 9 自転車の性能は買う店によって異なる
- 10 スポーツ自転車の価格的な狙い目は?
- 11 覚えておいたほうがいい各部の名称は?
- 12 高級パーツ=使いやすいということではない
- 13 クロスバイクは万能自転車なのか?
- 14 パーツを組み替えるとさまざまな用途に対応できる
Chapter3 楽しい乗りかた,走りかた
- 1 サドルを高くして脚の回転をスムーズに
- 2 ビンディングペダルは自転車に慣れてから
- 3 ハンドルとステムを交換して前傾姿勢をゆるめる
- 4 細くて柔らかいグリップにすると疲れにくくなる
- 5 お尻が痛いのはほんとうにサドルのせい?
- 6 タイヤの空気は毎日充填する
- 7 中高年は重いギアを踏んではいけない
- 8 思い切って変速機を取り外してみよう
Chapter4 自転車旅=小さな冒険の始めかた
- 1 自転車に乗ることは冒険なんです
- 2 最初は15kmまでをゆっくり走る
- 3 立ち寄りたいスポットを地図に書きこむ
- 4 時速10㎞でルートの走行時間を算出する
- 5 走るだけのウェアより一日を快適に過ごせるウェアを
- 6 ヘルメット着用はケースバイケースで
- 7 大型バッグを背負うと遊びが広がる
- 8 輪行するときには周囲の人に最大限の配慮を
- 9 水と食料の補給は早め早めに
- 10 自転車は道路の左側を走る
- 11 公道では,ほかのサイクリストを警戒せよ
- 12 スタンドがないスポーツ自転車はどう駐輪する?
- 13 旅先では雄弁になろう
- 14 水がいい街は決まって食もいい
- 15 お土産を買うと同時に土地の情報を聞きだす
- 16 快適なのは気の合う同士の二人旅
- 17 道は世界に広がっている
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