完全理系専用 英語長文スペクトル基礎編
- 関正生,岡﨑修平 著
- 定価
- 1,672円(本体1,520円+税10%)
- 発売日
- 2018.10.5
- 判型
- A5
- 頁数
- 368ページ
- ISBN
- 978-4-297-10071-1 978-4-297-10244-9
概要
昨年刊行した大学受験シリーズ『完全理系専用 英語長文スペクトル』の基礎編です。工学、化学、エネルギー、生物など理系の受験英語で押さえておくべきテーマと問題を15個厳選し、理系ならではの英語長文の読み方、単語の解釈の仕方などをまとめています。基礎編として問題に取り組むための背景知識やキーワードを解説したガイドマップをテーマごとに設けています。いきなり長文を読むのはちょっと難しい・・・と思う人はまずそこから読み進めてみてください。これから理系に進むための理系マインド、科学者としての心構えにも触れています。別冊には問題のみと音読用白文を掲載しています。リスニング力アップにもぜひご活用ください。
こんな方にオススメ
- 英語に時間をかけられない理系の受験生、理系の英文やテーマをもっと知りたい方々、英語が苦手な理系の大学生
目次
- はじめに
- シリーズの全体像
- 本書の特長
- 本書の使い方
- 音声ファイルと別冊について
- Theme 0 「理系英語」は普通の英語とここが違う!
Chapter 1 科学の新領域
- Theme 1 グーグルが開発するサイボーグレンズとは?(工学)
- Theme 2 ヤモリの指から作られたテープとは?(化学)
- column ハニカム(honeycomb:ハチの巣)構造
- Theme 3 バイオ燃料とは?(エネルギー)
Chapter 2 既成概念を覆す
- Theme 4 火山の正体とは?(自然)
- Theme 5 ペットがもたらす幸福、オキシトシンとは?(生物)
- Theme 6 映画と科学の関係とは?(日常と科学)
Chapter 3 科学者の責任
- Theme 7 エネルギー貧困とは?(エネルギー)
- Theme 8 農薬の生態系への影響とは?(生物・環境)
- Theme 9 人類は宇宙に移住できるのか?(宇宙)
- column ホーキング博士から学ぶ理系マインド
Chapter 4 偉人の系譜
- Theme 10 アメリカ建国の父 ベンジャミン・フランクリン(偉人)
- Theme 11 研究に欠かせない発明品とは?(偉人)
- Theme 12 発明王 トーマス・エジソン(偉人)
Chapter 5 科学者の心構え
- Theme 13 睡眠と創造性の関係とは?(生物)
- Theme 14 満月の夜は犯罪率が上がる?(生物)
- Theme 15 科学が世界を救うには?(科学論)
- 参考文献
プロフィール
関正生
1975年7月3日東京生まれ。埼玉県立浦和高校、慶應義塾大学文学部(英米文学専攻)卒業。TOEICテスト990点満点取得。リクルート運営のオンライン予備校『スタディサプリ』で、全国の大学受験生・中学生を中心に授業を行う(PC・スマホで受講可能)。年間で40万人以上が受講。受験英語から資格試験、ビジネス英語、日常会話までを指導する、英語教育業界では稀有の存在。
今までの予備校では、250人教室満席、朝6時からの整理券配布、立ち見講座、1日6講座200名全講座で満席なども。
著書は『カラー改訂版 世界一わかりやすい英文法の授業』『世界一わかりやすいTOEICテストの英単語』(KADOKAWA)、『東大英語の核心』(研究社)、『サバイバル英文法 「読み解く力」を呼び覚ます』(NHK出版社)など、計58冊(一部は韓国・台湾でも翻訳出版中)。また、NHKラジオ講座『基礎英語2』でコラム連載や、英語雑誌『CNN ENGLISH EXPRESS』(朝日出版社)での巻頭インタビュー、様々なビジネス雑誌・新聞の取材、TV出演など多数。
岡﨑修平
1988年10月1日福岡生まれ。西南学院高校、九州大学理学部(化学科)卒業。英検1級取得。
全教研Z-UP、PMD医学部専門予備校、四谷学院などに英語講師として出講。文転した元理系の講師ではなく、完全に理系のまま英語講師となった、予備校界では異色の存在。
執筆協力として、『Vision Quest 総合英語 Ultimate』(啓林館)、『映画で学ぶ 英語を楽しむ English Delight of Movie English and TOEIC』(ミネルヴァ書房)がある。
自身が浪人中に、当時その予備校に出講していた(共著者の)関のオリジナル講座を1年間受講。それまで英語は「暗記とセンス」だと思っていたものが、「思考と論理」で理解が深まることに気づかされる。
また、英語と化学との共通点にも開眼。化学は物質の性質を調べる際に、分子としての構造や電子の配置などを比較するが、英語も構造や配置で意味が決まったりすることや、「なぜ」を追求する学問であるという共通点に化学と近い面白さを感じ、現在に至る。