揚げて炙ってわかるコンピュータのしくみ

この本の概要

技術が進むにしたがって,コンピュータの中身が見えなくなってきています。コンピュータの頭脳としてCPUがあって,OSがあってプログラムが動く…。漠然とわかっていても,実際にどういうしくみで意図したとおりに動作しているのかとなると,なかなかイメージできないものです。本書はこのように,ブラックボックスになっているコンピュータのしくみを,「炙る」「揚げる」などの過激な手法も用いつつ,半導体レベルから実際に目に見える形でひもといていきます。

こんな方におすすめ

  • コンピュータの仕組みを知りたい人
  • Maker(『ハードウェアハッカー』の読者層)

著者プロフィール

秋田純一(あきたじゅんいち)

1970年名古屋市生まれ。東京大学博士課程修了。公立はこだて未来大学を経て,現在は金沢大学教授。専門は集積回路(特にイメージセンサ)と半田付け,およびそれに関連して,「無駄な抵抗コースター」ほかMakerとして活動する。

  • 好きな半田は,Pb:Sn=60:40
  • 好きなプロセスは,CMOS 0.35μm
  • 著書:『ゼロから学ぶ電子回路』『ゼロから学ぶディジタル論理回路』『はじめての電子回路15講(KS理工学専門書)』(いずれも講談社)