ずかん
ずかん
美しい世界の線路―ヨーロッパ編
- 橋爪智之 著
- 定価
- 2,948円(本体2,680円+税10%)
- 発売日
- 2021.7.31 2021.7.28
- 判型
- B5
- 頁数
- 128ページ
- ISBN
- 978-4-297-12255-3 978-4-297-12256-0
サポート情報
概要
線路は美しい! 複雑に入り組んだ線路は,まるで「美術品」! 日本では見ることのできない,ヨーロッパの美しい線路の数々をぜひご堪能ください。
チェコ在住欧州鉄道フォトライターの橋爪智之氏による,ヨーロッパに住んでいるからこその貴重な線路写真・情報を詰め込んだ,線路・分岐器の鑑賞ずかんです。線路の魅力を余すところなく,具体的に鑑賞ポイントを示しながら,やさしくビジュアルで解説していきます。
こんな方にオススメ
- 鉄道ファンの子供さんから親御さんまで
- 線路の美に興味のあるすべての方に
目次
- この本の見方
- ヨーロッパを地図で知ろう
- はじめに
第1章 ヨーロッパの鉄道の線路を見てみよう
- 線路には分岐器がいっぱい
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道① スペイン
- [知っているかな]線路は右側通行? 左側通行?
- [観察しよう]トンネルをくぐる線路
- 複数の線路が並んでいる
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道② ポルトガル
- [観察しよう]橋を渡る線路
- [知っているかな]線路の幅はどうなっているの?
- 線路はどこまでも続く
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道③ エストニア・ラトビア・リトアニア
- [観察しよう]線路脇にある標識
- [観察しよう]ヨーロッパの踏切
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道④ ノルウェー
第2章 ヨーロッパの地下鉄の線路を見てみよう
- 地下鉄にもある国ごとの特徴
- [知っているかな]線路の第三軌条と第四軌条ってなんだ?
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道⑤ スウェーデン
第3章 ヨーロッパの路面電車の線路を見てみよう
- 路面電車の分岐器を見てみよう
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道⑥ クロアチア
- [観察しよう]狭いところはガントレット
- 路面電車はいろんなところを走るよ
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道⑦ ルーマニア
- [観察しよう]終点はループ線
- 線路の中に芝生?
- [知っているかな]ラックレールってなに?
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道⑧ ボスニア・ヘルツェゴビナ
第4章 ヨーロッパを走る列車を見てみよう
- 人や貨物を載せていろんな列車が走る
- [知っているかな]線路を走る食堂ってなに?
- [コラム]いろいろなヨーロッパの国の鉄道⑨ セルビア
第5章 ヨーロッパの駅を見てみよう
- まるで宮殿? 遺跡? 未来都市?
- [観察しよう]線路を守る保線の仕事
- [知っているかな]ヨーロッパで線路の写真を撮影するには
- [観察しよう]役目を終えた線路
- 用語さくいん
- 国別の掲載写真さくいん
プロフィール
橋爪智之
1973年東京都生まれ。小学校入学前の1977年から1982年までの約5年間をイギリスとイタリアで過ごし,その当時からヨーロッパの鉄道に関心を抱く。旅行会社勤務時の2003年頃より本格的に執筆活動を開始。トーマスクック時刻表日本語版の巻頭特集や,ガイドブック「地球の歩き方 BY TRAIN」へ寄稿。現在はチェコ共和国プラハに在住し,フリーライターとしてヨーロッパの鉄道に関する記事の執筆や写真の提供を行い,日本帰国時には講演なども開催している。YouTubeおよびnoteで,鉄道全般に関する情報を発信中。2014年からは鉄道雑誌「鉄道ジャーナル」で連載をスタートしたほか,鉄道模型誌「RMモデルズ」,季刊「新幹線エクスプローラ」,東洋経済オンラインにもヨーロッパの鉄道に関する記事を寄稿している。