ポケットリファレンスシリーズVue.jsポケットリファレンス
2023年4月19日紙版発売
2023年4月19日電子版発売
長島優斗,久光未悠,東泉哲寛,鶴田展之,(株)qnote 著
四六判/344ページ
定価3,168円(本体2,880円+税10%)
ISBN 978-4-297-13479-2
書籍の概要
この本の概要
Vue.js は「プログレッシブフレームワーク」という概念に基づいて開発されたJavaScript フレームワークで,Web アプリケーションのユーザインターフェース(UI)構築を支援します。Web アプリケーション開発の現場ではこれまでもKnockout.js,React,Angular などさまざまなJavaScriptフレームワークが使われてきましたが,習得が容易なこと,高機能なこと,パフォーマンスの良さなどから,近年この「Vue.js」の人気が特に高まっています。
こんな方におすすめ
- Webプログラマー
- Webデザイナー
- Webアプリ開発者
この書籍に関連する記事があります!
- 著者の一言
- Webを高機能化するVue.jsを使おう!
- Vue.jsをやるならば、ミニマムでかつ便利なのが本書です!
本書のサンプル
本書の紙面イメージは次のとおりです。画像をクリックすることで拡大して確認することができます。
目次
第1章 Vue.jsの基本
- 1.1 Vue.jsとは
- 1.2 シングルページアプリケーション
- 1.3 リアクティブプログラミング
- 1.4 プログレッシブフレームワーク
- 1.5 仮想DOM
- 1.6 jQueryとの比較
- 1.7 Vue.jsが提供すること,しないこと
- 1.8 動作環境
第2章 Vue.js 3を使ってみよう
- 2.1 Vue.js 3とは
- 2.2 Vue3で廃止された機能
- 2.3 Vue2→Vue3
第3章 環境構築
- 3.1 手っ取り早くVue.jsを試す
- 3.2 WebアプリケーションにVue.jsを組み込む
- 3.3 HTMLに直接Vue.jsを組み込む
- 3.4 Vue-CLIで新規にWebアプリケーションを作成する
- 3.5 Vue.jsデバッグツールを導入する
第4章 Vue.jsの基本的な使い方
- 4.1 インスタンスを作成する
- 4.2 インスタンスをマウントする
- 4.3 データを使用し,htmlに描画する
- 4.4 算出プロパティを使用して,リアクティブにデータを加工する
- 4.5 メソッドを使用する
- 4.6 データをリアクティブに扱いたい
- 4.7 HTMLを動的に表示したい(テンプレート)
- 4.8 算出プロパティで自動的に再計算する関数を作成したい
- 4.9 算出プロパティとメソッドの違い
- 4.10 算出プロパティと監視プロパティの違い
- 4.11 算出プロパティへの代入
- 4.12 値を動的に監視したい(watch)
- 4.13 ウォッチャのプロパティ
- 4.14 インスタンス内に処理を組み込みたい(method)
- 4.15 ライフサイクルフック
第5章 コンポーネントの基本
- 5.1 部品ごとにVueインスタンスを分けたい
- 5.2 コンポーネントの登録
- 5.3 グローバルコンポーネント
- 5.4 ローカルコンポーネントのインポートと使用
- 5.5 コンポーネントの親子関係
- 5.6 親から子へデータを渡したい(props)
- 5.7 子から親のイベントを発火したい(emit)
- 5.8 親から子へテンプレートを差し込みたい(slot)
- 5.9 親から渡された属性をまとめて受け取りたい(attrs)
第6章 リファレンス
- 6.1 属性を動的に変更したい(v-bind)
- 6.2 classとstyleの値を動的に変更する
- 6.3 テンプレート内で条件分岐がしたい(v-if,v-show)
- 6.4 配列要素のリストを表示したい(v-for)
- 6.5 イベントハンドリングを実行したい(v-on)
- 6.6 双方向でデータのやりとりがしたい(v-model)
- 6.7 一度だけデータを展開したい(v-once)
- 6.8 生のHTMLを描画したい(v-html)
- 6.9 単純なテキストの描画したい(v-text)
- 6.10 ちらつきを防止したい(v-cloak)
- 6.11 コンパイルをスキップしたい(v-pre)
- 6.12 効率よくDOMが追跡したい(key属性)
- 6.13 DOMを操作したい(ref属性)(OptionsAPI)
- 6.14 コンポーネントを動的に切り替えたい(is属性)
- 6.15 Vue2との変更点
- 6.16 アニメーションをつけたい(transition)
- 6.17 複数の要素やコンポーネントにトランジションを適用したい(transition-group)
- 6.18 コンポーネントの再描画をスキップしたい(keep-alive)
- 6.19 テンプレート内容を置換したい(slot)
- 6.20 カスタムディレクティブを設定したい(app.directive)
- 6.21 コンポーネントを登録or取得したい(app.component)
- 6.22 プラグインを使用したい(app.use)
- 6.23 バージョンを取得したい(version)
- 6.24 非同期にDOMを更新したい(nextTick())
- 6.25 リアクティブに値を変更する(ref(),reactive())
- 6.26 算出プロパティで再計算したい(computed)
- 6.27 オブジェクトを読み取り専用とする(readonly)
- 6.28 値の変更を検知したい(watch)
- 6.29 ライフサイクルフック
- 6.30 provideとinject
- 6.31 Teleportを使ってテンプレートを描画させたい
- 6.32 Suspenseで代替コンポーネントを表示させたい
- 6.33 テンプレートに複数のルート要素を含めたい(Fragments)
- 6.34 スコープ付きCSS(scopedstyle)で記述したい
第7章 Vue.jsの拡張機能を使いたい
- 7.1 ミックスインを定義してコンポーネントに導入したい
- 7.2 クローバルミックスインを定義したい
- 7.3 カスタムディレクティブを定義したい
- 7.4 レンダー関数を記述したい
- 7.5 レンダー関数をJSXに書き換えたい
- 7.6 Vueのプライグインを導入したい
- 7.7 プライグインを作りたい
第8章 Vue Routerとは
- 8.1 VueRouterとは
- 8.2 インストール
- 8.3 ダイナミックインポートの使用
- 8.4 同一コンポーネントを使って表示内容を変えたい(動的ルーティング)
- 8.5 ネストされたルート
- 8.6 プログラムによるナビゲーションを指定したい
- 8.7 ルートに名前を指定したい(名前付きルート)
- 8.8 複数のビューを表示させたい(名前付きビュー)
- 8.9 リダイレクトとエイリアスを設定したい
- 8.10 ルートのプロパティをpropで受け取る
- 8.11 historyのモード
- 8.12 ナビゲーションガードで遷移を制御したい
- 8.13 ルートメタフィールドを使用する
- 8.14 トランジションを使用したい
- 8.15 ナビゲーション後にデータを取得する
- 8.16 スクロールの挙動をカスタマイズしたい
第9章 アプリケーションの状態管理
- 9.1 Vuexでアプリケーションの状態管理をしたい
- 9.2 インストール手順
- 9.3 ステートを定義
- 9.4 ステートにアクセス
- 9.5 ゲッターを定義
- 9.6 ゲッターにアクセス
- 9.7 ステートを変更したい・ミューテーションを定義したい
- 9.8 Vuexに非同期処理を実行したい・Vuexアクションを定義したい
- 9.9 ほかの非同期操作とのチェーン
- 9.10 Vuexロジックを整理したい(Vuexを導入する手順)
- 9.11 Vuexプラグインを定義したい
- 9.12 厳格モードを有効にしたい
- 9.13 Vuexのデベロッパーツール機能を無効にしたい
- 9.14 Vuexのステートを完全に上書きしたい
- 9.15 Vuexのステート・ゲッターを監視して反応したい
- 9.16 Vuexのミューテーションが呼ばれたときに反応したい
- 9.17 Vuexのアクションが呼ばれたときに反応したい
- 9.18 ホットリロード機能を有効にしたい
- 9.19 Piniaを使ってみよう
第10章 さまざまなプラグイン
- 10.1 Vue.js公式ESLintプラグイン(eslint-plugin-vue)
- 10.2 Vue-Lazyload
- 10.3 vue-sidebar-menu
- 10.4 Vue FlatPickr
- 10.5 Vue-multiselect
- 10.6 Vue-Socket.io
- 10.7 vue-fullcalendar
- 10.8 Vue.Draggable
- 10.9 vue-i18n
- 10.10 VeeValidate
- 10.11 VitePress
この本に関連する書籍
-
Vue 3 フロントエンド開発の教科書
人気のWebフロントエンドフレームワーク「Vue.js」がバージョンアップして「Vue 3」となり,TypeScriptの標準採用,新機能Composition API,Vite,Piniaの搭載など,大...