エンジニア選書
実践Next.js
——App Routerで進化するWebアプリ開発
- 吉井健文 著
- 定価
- 3,740円(本体3,400円+税10%)
- 発売日
- 2024.3.16
- 判型
- B5変形
- 頁数
- 368ページ
- ISBN
- 978-4-297-14061-8 978-4-297-14062-5
概要
最新のNext.jsを現場で使うために実践的な知識を詰め込んだ一冊です。フレームワークの基礎はもちろん、パフォーマンスを上げるための知識や関連ライブラリまで、詳細なサンプルコードをもとに解説していきます。
こんな方にオススメ
- 最新のNext.jsに入門したいエンジニアやNext.jsに多少の経験があるが、より良い使い方を知りたいエンジニア
目次
第1章:Next.jsの基礎
- 1.1:Next.jsプロジェクトの始め方
- 1.2:アプリケーションのルーティング
- 1.3:SPAならではのナビゲーション
- 1.4:ネスト可能なレイアウト
第2章:Server Componentとレンダリング
- 2.1:Server ComponentとClient Component
- 2.2:Server Componentのデータ取得
- 2.3:動的データ取得と静的データ取得
- 2.4:Routeのレンダリング
第3章:App Routerの規約
- 3.1:Segment構成ファイル
- 3.2:Segment構成フォルダ
- 3.3:Parallel RoutesとIntercepting Routes
- 3.4:Routeのメタデータ
第4章:Route Handler
- 4.1:Route Handlerの定義
- 4.2:Route Handlerのレンダリング
- 4.3:Route Handlerの使用例
第5章:サンプルアプリの概要
- 5.1:サンプルコードの概要とシステム構成
- 5.2:ローカル開発環境の構築
- 5.3:ORMライブラリ「Prisma」の概要
- 5.4:DBビジュアルエディター「Prisma Studio」の概要
- 5.5:開発環境のストレージサーバー
第6章:データ取得とキャッシュ
- 6.1:サンプルコード共通のUIコンポーネント
- 6.2:fetch関数でのデータ取得
- 6.3:fetch関数のRequestのメモ化
- 6.4:fetch関数のキャッシュ
- 6.5:Prisma Clientでのデータ取得
- 6.6:Prisma ClientのRequestのメモ化
- 6.7:Prisma Clientのキャッシュ
第7章:認証機能
- 7.1:環境変数の設定
- 7.2:OAuthクライアントの作成
- 7.3:NextAuth.jsの導入
- 7.4:ログインユーザーのデータ表示
- 7.5:閲覧ユーザーに応じた表示分岐
第8章:モーダル表示とデータ連携
- 8.1:汎用的なモーダルコンポーネント
- 8.2:Parallel RoutesとIntercepting Routesを用いたモーダル
- 8.3:バックエンド間連携によるデータ保存
- 8.4:バックエンド間連携によるデータ削除
第9章:データ更新とUI
- 9.1:Server Actionの基礎
- 9.2:Server Actionによるデータ保存
- 9.3:Server Actionによるデータ削除
- 9.4:Server Actionのエラーハンドリング231
- 9.5:Server ActionとフィードバックUI表示
- 9.6:Server Actionによる楽観的UI更新
- 9.7:Server ActionのFormバリデーション
- 9.8:Revaliateの設計
第10章:パフォーマンスとキャッシュ
- 10.1:コンポーネント構造のパフォーマンスへの影響
- 10.2:fetchCacheの設定
- 10.3:静的Routeを増やす実装
- 10.4:SSG Routeの実装
- 10.5:SSG Routeのパフォーマンスの定量評価
- 10.6:Next.jsによるアセットの最適化
- 10.7:Next.jsの4種類のキャッシュ
付録A:Prisma
- A.1:Prisma schemaの概要
- A.2:Prisma Clientの概要
- A.3:Prismaのマイグレーションとシーディング
プロフィール
吉井健文
フロントエンドを専門とするエンジニア。著書として『フロントエンド開発のためのテスト入門』(翔泳社、2023年)、『実践TypeScript』(マイナビ、2019年)があるほか、WEB+DB PRESSへの寄稿なども行う。Twitter: @takepepe