Google Cloudで学ぶ生成AIアプリ開発入門 ――フロントエンドからバックエンドまでフルスタック開発を実践ハンズオン

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補足情報

コンテナイメージの初回ビルド時に発生するエラーに関する補足

(2024年8月6日更新)

「2.5.2 Cloud Buildによるコンテナイメージ作成」で,リポジトリ作成直後にコンテナイメージのビルド処理を実行すると,リポジトリが使用するストレージへのアクセス権限の設定が完了しておらずエラーが発生することがあります。このような場合は,1分程度待ってから,再度,ビルド処理を実行してください。本文の手順では,次の箇所が対応します。

2.5.2 Cloud Buildによるコンテナイメージ作成

変更前 p.49 これでコンテナイメージをビルドする準備ができました。
変更後 これでコンテナイメージをビルドする準備ができました。作成したリポジトリに対するアクセス権限の設定が完了するまで少し時間がかかるので、1分程度待ってから次の作業に進みます。

(以下2024年8月2日更新)

PaLM 2からGeminiへの移行について

本書ではGoogle Cloudで提供される大規模言語モデルPaLM 2(text-bison)を使用していますが,今後PaLM 2が提供終了の予定となっており,後継のGeminiへの移行が必要となります。そのため,本書のサンプルコードを提供するリポジトリ内のコードとノートブックは,Gemini(gemini-1.5-flash)を使用するようにコードの修正が行われています。

主な変更内容と書籍内容の変更箇所については,リポジトリ内のREADMEファイルを参照してください。

READMEファイル
https://github.com/google-cloud-japan/sa-ml-workshop/blob/main/genAI_book/README.md

Firebaseのコンソール画面の仕様変更に伴う修正

Firebaseのコンソール画面の仕様変更により,「デフォルトのGCPリソースロケーション」の設定手順が変わりました。「2.3.1 Firebaseへのプロジェクト登録」,および,「4.2.2 Webアプリケーションの実装」の内容を次の様に読み替えてください。

2.3.1 Firebaseへのプロジェクト登録

変更前 p.30 ここでは、プルダウンメニューから既存のGoogle Cloudのプロジェクトが選択できるので、先ほど作成したプロジェクトを選択して、[続行]をクリックします。
変更後 画面下の「Google CloudプロジェクトにFirebaseを追加してください」をクリックすると、プルダウンメニューから既存のGoogle Cloudのプロジェクトが選択できるので、先ほど作成したプロジェクトを選択して、[続行]をクリックします。
変更前 P.31『続いて、「デフォルトのGCPリソースロケーション」を設定します。』から,P.32『設定後の画面は、図2-18のようになります。』までの範囲
変更後 続いて、Cloud Storageのデフォルトバケットを作成します。左のメニューから「構築」→「Storage」を選択すると図4-11(p.155)の画面が表示されるので、[始める]をクリックします。図4-12(p.155)の設定画面が表示されるので、「本番環境モードで開始する」が選ばれた状態のまま[次へ]をクリックします。すると、「Cloud Storageの設定」のポップアップが表示されるので、「Cloud Storageのロケーション」に「asia-northeast1」を選択して、[完了]をクリックします。「デフォルトバケットを作成しています」というメッセージが表示されるので、この処理が完了するのを待ちます。これで、「[Project ID].appspot.com」という名称のデフォルトバケットが作成されました。[Project ID]の部分は、使用中のプロジェクトのプロジェクトIDになります。画面左上の歯車アイコンから「プロジェクトの設定」を選択すると(図2-17)、プロジェクトの設定画面が表示されます。

4.2.2 Webアプリケーションの実装

変更前 P.155『左のメニューから「構築」→「Storage」を選択すると』から,P.156『続いて、Storageの管理画面が表示されるので、上部の[ルール]タブをクリックします。』までの範囲
変更後 左のメニューから「構築」→「Storage」を選択するとStorageの管理画面が表示されるので、上部の[ルール]タブをクリックします。

(以下2024年4月19日更新)

5.3 Vertex AI Searchによる検索サービス

この節で解説している「Vertex AI Search」のサービス名称が「Vertex AI Agent Builder」に更新されました。これに伴い,クラウドコンソールに表示される名称も「Vertex AI Agent Builder」に変わっています。本文とスクリーンショット内にある「Vertex AI Search」をすべて「Vertex AI Agent Builder」に読み替えてください。同じく,下記の2箇所にあるナビゲーションメニューの項目「検索と会話」を「Agent Builder」に読み替えてください。

  • p.189 「データストアの構成」1行目:ナビゲーションメニューの「AI」カテゴリーにある「検索と会話」を選択して,
  • p.192 「検索アプリの構成」1行目:画面左のメニューの「検索と会話」をクリックすると,