ありがとう! パンダ タンタン 激動のパン生
~懸命に生きた28年間~

[表紙]ありがとう! パンダ タンタン 激動のパン生 ~懸命に生きた28年間~

紙版発売
電子版発売

A4変形判/96ページ

定価1,980円(本体1,800円+税10%)

ISBN 978-4-297-14375-6

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この本の概要

神戸市立王子動物園に2000年,4歳のときにコウコウと一緒に来日したタンタン。2024年3月31日,日本最高齢パンダとして28歳で生涯を閉じました。阪神淡路大震災の復興のシンボルとして神戸にやってきて24年。その生涯は決して順風満帆ではありませんでした。円いフォルムと短い手足はかわいらしくチャームポイントでもありましたが,育児が難しいといったデメリットもありました。死産,その後再び妊娠するも産後4日目には子供を失ってしまうという悲しみ深い出来事も乗り越えてきたタンタン。偽妊娠,偽育児,心臓疾患というさまざまな悩みを抱えながらも飼育員さんをはじめとするチームタンタンが一丸となってタンタンを見守ってきました。日本だけではなく世界のパンダファンを魅了したタンタン。なぜそこまで愛されたのか,タンタンの激動の一生に迫ります。涙なしには読めない永久保存版です。

こんな方におすすめ

  • タンタンファン
  • パンダが好きな人

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日本で24年生き続けた日本最高齢のパンダ,タンタンの魅力をあますところなく詰め込んだ1冊が登場
今回紹介する『ありがとう! パンダ タンタン 激動のパン生~懸命に生きた28年間~』は,さまざまな児童書の翻訳をはじめエッセイ執筆,童話の再話などを手掛け,2012年に南紀白浜のアドベンチャーワールドで生まれたパンダ「優浜」の名付けをきっかけに,パンダ愛に目覚めた神戸万知さんが,これまで撮影してきたタンタンのたくさんの写真,取材や撮影を通じて感じたタンタンの魅力を1冊の本にまとめたもの。
2024年9月29日日曜日 記念アルバム『私とタンタン』発行と感謝の会 IN 王子動物園
9月29日 日曜日,神戸市王子動物園でタンタンの記念アルバム発行とタンタンへの感謝を伝える会が王子動物園と中華人民共和国駐大阪総領事館により催されました。9月16日はタンタンの誕生日,神戸市はどこもタンタン追悼にあふれている中での開催で,抽選で選ばれた約160人のファンが参加しました。
上野動物園内に広告掲載を始めました
この度,ジャイアントパンダの解説ボードへ,11月5日発売の新刊『思い出をありがとう! 上野のパンダ リーリーとシンシン ~いつまでも素敵なパン生を!~』・9月24日発売の既刊『ありがとう! パンダ タンタン 激動のパン生 〜懸命に生きた28年間〜』に関する広告の掲示を開始しました。

本書のサンプル

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著者プロフィール

神戸万知(ごうどまち)

英米文学翻訳家・作家。東京生まれ。白百合女子大学大学院で児童文学を研究する。2012年に生まれた赤ちゃんパンダ「優浜」の名付け親になったことがきっかけでパンダ愛に目覚め,撮影・執筆を続ける。おもな著書に『世界一のパンダファミリー』『もふもふあかちゃんパンダ』(ともに講談社)。訳書に『ポケットに色をつめこんで』(フレーベル館),『スパイ・バレリーナ消えたママを探せ!』(早川書房)など。白百合女子大学,神奈川大学,成蹊大学,國學院大学,専修大学の非常勤講師も勤めるほか,朝日カルチャーセンターなどでパンダの講座もおこなう。